日本文化は、知れば知るほど面白い。最高のエンタメだっ!
ポッドキャスト番組『日本文化はロックだぜ!ベイベ』は、日本文化をもっと気軽に、もっと自由に楽しんでしまおうという番組です。
第14回のテーマは、
「フォーエバーつたじゅう! 蔦屋重三郎は最後まですごかった」。
江戸最強の出版人・蔦屋重三郎の生涯をたどるシリーズ、いよいよ最終回です。
前回までに見てきたように、蔦重は吉原の本屋から出発し、日本橋へ進出。狂歌や戯作、浮世絵を通じて、江戸の出版界の中心へと躍り出ていきました。
しかし、順風満帆に見えた蔦重に、幕府の厳しい出版統制、寛政の改革が襲いかかります。
山東京伝は手鎖50日。
蔦重には、いわゆる「身上半減」と呼ばれる重い処分。
普通なら、ここで心が折れてもおかしくありません。
ところが、蔦重は終わりませんでした。
ピンチのあとに彼が仕掛けたのが、喜多川歌麿の美人大首絵、そして東洲斎写楽の役者大首絵。
軽い読み物が難しくなるなら、浮世絵で勝負する。
出版統制が厳しいなら、別のジャンルへ舵を切る。
そして、時代に残るスター絵師を世に送り出す。
最後まで攻め続けた蔦重の、驚くべき復活劇に迫ります。
【今回の聴きどころ】
・寛政の改革で大打撃! 山東京伝の手鎖50日と、蔦重の「身上半減」
・ピンチからの大逆転! 蔦重が仕掛けた歌麿と写楽の大首絵
・軽い本がダメなら重い本へ? 本居宣長にもつながる学術書・国学書への展開
・リスクを読んでジャンルを変える、蔦重の驚くべき出版ビジネス感覚
・生涯を出版ビジネスに捧げ、47歳でこの世を去った蔦重の執念
蔦屋重三郎は、ただ時代の波に乗った人ではありません。
波が変われば、乗る船を変える。
風向きが変われば、帆の張り方を変える。
規制が強まれば、新しい表現の場所を探す。
そのしぶとさと編集力こそ、蔦重の本当のすごさだったのかもしれません。
江戸の出版ビジネスを駆け抜け、歌麿、写楽という巨大な才能を世に送り出した蔦屋重三郎。
その最後まで攻め続ける姿から、コンテンツビジネスの本質が見えてくるエピソードです。
セバスチャン高木と、“鉄の女”サッチーの軽快な掛け合いとともにお楽しみください!
【出演】
セバスチャン高木
サッチー