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ジブリの作品を「空間」から考えるシリーズ、第5回。
『となりのトトロ』の草壁家、
『借りぐらしのアリエッティ』の屋敷、
『耳をすませば』の地球屋。
ジブリに描かれる古い家には、
新しくて整った空間とは違う、
独特の時間の厚みがあります。
軋む床、暗い廊下、古い家具、埃や湿気。
一見すると欠点にも見えるものが、
その場所に奥行きや、想像の余白を生んでいる。
古い家に入ったとき、
なぜか歩く速度が少しゆっくりになったり、
柱や床の傷に目が向いたり、
その場所に流れてきた時間を感じたりする。
今回は、そんな「古い家」と「時間の層」を、
『となりのトトロ』や『借りぐらしのアリエッティ』、
直島の家プロジェクトやリノベーションの考え方にも重ねながら考えます。
きれいにすることと、
豊かにすることは、必ずしも同じではない。
空間に残る時間や気配を、
今の暮らしへどうつなぎ直していくのか。
ジブリの古い家を手がかりに、
「きれいすぎない空間」の魅力について話します。
関連リンク:
instagramhttps://www.instagram.com/locadesignlab/
加藤リンクhttps://lit.link/shunkato
ジブリの作品を「空間」から考えるシリーズ、第4回。
『魔女の宅急便』のパン屋、
『千と千尋の神隠し』の油屋、
『耳をすませば』の地球屋、
『ハウルの動く城』の城。
ジブリに描かれる働く場所では、
仕事と暮らしが、きれいに分かれていません。
店の奥には生活があり、
誰かが手を動かす音や匂いがあり、
働くこと、食べること、休むこと、誰かを迎えることが、
同じ場所のなかで重なっています。
現代では分けられることの多い「働く場所」と「暮らす場所」。
その境界がもう少し曖昧だったとき、
空間にはどんな豊かさが生まれるのか。
町家や店舗併用住宅、そして、いすみの「カド」で考えていることにも重ねながら、
暮らしと仕事が混ざる空間の魅力について考えます。
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ジブリの「空間」について考えるシリーズ、第3回。
今回は、ジブリに描かれる「水辺」と「湿度」について話します。
『千と千尋の神隠し』の沼の底駅。
水に浸かった線路や、海の上を走る電車、油屋を満たす湯気や湿気。
ジブリの水辺には、こちら側とあちら側、日常と非日常、現実と異世界の境界が、ゆっくりとにじんでいくような感覚があります。
水は、世界を分けるものでありながら、同時につなぐものでもある。
三途の川やニライカナイに重ねられてきた、水の向こうにもうひとつの世界を想像する感覚を手がかりに、その不思議さを考えます。
安藤忠雄の本福寺 水御堂にも触れながら、雨の日やお風呂、川沿いを歩く時間など、身近な暮らしの中で、水や湿度が身体の感度をどのように変えていくのか。
すべてを乾かし、管理するのではなく、暮らしの中に少し輪郭のにじむ時間を残すことについて話します。
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ジブリの「空間」について考えるシリーズ、第2回。
今回は、子どもの身体から見える空間について話します。
『となりのトトロ』のトラックの荷台や、草壁家の階段、暗がり、森へ続く道。
『借りぐらしのアリエッティ』の床下や家具の隙間。
大人にとっては、ただの荷台や、ただの隙間に見える場所も、
子どもの身体から見ると、秘密基地になったり、冒険の入口になったり、ひとつの世界になったりする。
空間の意味は、広さや用途だけで決まるものではなく、
そこに入り込めるか、隠れられるか、少し怖いか、安心できるか。
そんな身体の感覚によって変わっていくのかもしれません。
シーラカンスの学校建築にも触れながら、
子どもが自分で居場所を見つけられる空間や、
暮らしの中に「小さな世界が生まれる余白」を残すことについて考えます。
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ジブリの作品を、「空間」という視点から考える新シリーズ。
第一回は、ジブリに描かれる「入口」について。
『千と千尋の神隠し』のトンネルや、『となりのトトロ』の森の入口。
そこをくぐることで、世界そのものが変わるというより、自分の身体の受け取り方が少しずつ変わっていく。
暗さ、狭さ、光、音、歩く速度。
入口とは、場所と場所を分ける線ではなく、身体の感度を切り替える場所なのかもしれません。
神社の鳥居や安藤忠雄の地中美術館にも触れながら、ジブリの空間と、建築や暮らしのなかにある「身体を調律する場所」について話します。
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前半に続き、飯山友太から加藤駿への10の質問、その後編です。
昔から変わっていない部分や、最近になって変わってきたこと。表にはあまり出していないけれど、実は大切にしていること。そして、ロカデザインラボを社会のなかでどんな存在にしていきたいのか。
日々のストレスを減らし、自分を整えておくこと。直接言葉で相手を動かそうとするのではなく、話しやすい空気や環境をつくること。子どもから大人まで、クリエイティブな欲求を止めずに参加できる、ひらかれたデザインスタジオをつくること。
まずは自分を整え、家族や会社など、身近な環境を少しずつ整えていく。その先に思い描いているロカの姿について話しました。
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今回は「お互いを知る編」として、飯山から加藤へ質問を投げかけていきます。
前編では、自然体でいられる場所や人、幼少期から受けてきた影響、自分らしさ、人との関係で大切にしていることについて話しました。
家にいること、身体を動かすこと、人に会うこと。
本を読む父の姿や、野菜を育てる祖父母の記憶。
子どもたちの遊びにすっと入っていける感覚。
そして、立場や空気に合わせすぎず、人と人として向き合うこと。
自分をつくってきたものを振り返りながら、加藤の考え方や距離感が少しずつ見えてくる回です。
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今回は、加藤から飯山へ10の質問を投げかけながら、飯山友太という人の輪郭を探っていく回です。
人からどう見られているのか。自分ではどんな人間だと思っているのか。ロカデザインラボの中で、どんな役割を担っているのか。
話の中から見えてきたのは、素直さ、安心感、調整役としてのあり方、そして「相手の時間を尊重する」という静かな姿勢でした。
ロカデザインラボがどんな人たちによってつくられているのかを、少し内側から知ってもらえる回になっています。
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ドラえもんの机から、
磯野家の居間、
野原家の郊外住宅へ。
あるいは、
進撃の巨人の壁や、
エヴァの地下都市へ。
このシリーズでは、
物語の中に描かれるさまざまな空間を通して、
家族、社会、孤独、身体、記憶について考えてきました。
物語の中の空間は、
ただの背景ではありません。
そこには、
人間関係や時代の価値観、
そして、人がどのように世界に居場所をつくるのかが
映し出されています。
シリーズ最終回では、
これまでの回を振り返りながら、
「物語の家」が私たちの暮らしに何を教えてくれるのかを考えます。
空間と人間の関係を、
もう一度見つめ直す回です。
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村上春樹の作品に出てくる部屋には、どこか「住む」というより「滞在する」ような感覚があります。
家具の少ないワンルーム。
清潔だけれど冷たいホテルの部屋。
レコード、本棚、ほとんど空の冷蔵庫。
そして、スパゲッティを茹でる、コーヒーを淹れるといった小さな日常の儀式。
そこにあるのは、家族の気配でも、屋敷の濃密さでもなく、静かに漂う個人の時間です。
今回は「物語の家と間取り」の視点から、村上春樹作品に描かれる部屋を手がかりに、現代の孤独や、整いすぎない空間が持つ“希薄さの美学”について話します。
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