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あのル・コルビュジエが、人生の晩年に選んだのは、たった8畳ほどの小屋でした。
南フランス・カップマルタンの海辺にぽつんと建つこの「カバノン」は、寝る・書く・考えるという、彼の暮らしの核を支えていた空間です。
都市や高層ビルを設計してきた巨匠が、最後に自らのためだけに設計した、唯一の建築。
テレビも電話もない。すぐ近くのレストランで食事をとりながら、自然と身体のリズムで暮らし、毎朝、海で泳ぐ——まるで、現代の“整い”を先取りするような日々。
今回は、この小屋の成り立ちや、彼が何を求めてそこに辿り着いたのか?
そして、なぜ“整える”という感覚がこの空間に宿っているのか?を考えてみます。
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シリーズ最終回は、「地元とは何か?」という問いに立ち返ります。
どの場所でも、人は“内と外”を分ける境界に触れながら暮らしています。
その境界は、ときに言葉や文化、距離や風景として現れ、
「ここに属している」という感覚を強めていきます。
特定の地域だけではなく、誰にとっても“地元愛”は場所性や空間性によって育まれるもの。
今回は、その普遍的な感覚についてお話ししました。
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函館の“内側性”をかたちづくる要素のひとつが、「行けない距離」です。
他の街へ出るには遠すぎて、基本的には函館の中で暮らすしかない。
その距離感が、人々の生活リズムや関係性を形づくってきました。
さらに「なした?」のような方言やイントネーションも、その土地の空気や関係を自然に映し出しています。
暮らしのリズムと言葉の積み重ねが、「ここは内側である」という感覚を育てているのかもしれません。
今回は、そんな“内と外”について考えてみました。
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函館の“内側性”を形づくるもののひとつが、「街の輪郭」です。
山と海に囲まれた地形そのものが、視覚的に明確な“境界”をつくっています。
東京のように境界を意識しにくい都市と違い、函館は夜景を思い浮かべるだけで街の輪郭が一目でわかる。
その輪郭は、「ここに属している」という感覚を強める一方で、外から来た移民や旅人にとっては、境界として立ちはだかることもあります。
街の輪郭をめぐる話は、移民問題を考えるきっかけになるかもしれません。
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今回のテーマは、「内側にいる」という感覚について。
エドワード・レルフの『場所の現象学』を手がかりに、函館の人々が共有している“地元への想いの強さ”をどう説明できるのかを考えます。
ずっと言葉にならなかった「地元への違和感」に、少しずつ輪郭が与えられていく──そんな体験をお話ししました。
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こんにちは、「ロカラジオ」の加藤です。
今日から新シリーズ「函館の内側性」がスタートします。
初回は導入編として、僕自身が東京に出てから感じた“違和感”について。
なぜ、自分はこんなにも“地元”を強く意識しているのか。
そして、函館という街が、人にそうした感覚を育てるとしたら、その背景には何があるのか。
小さな問いの芽生えから、このシリーズは始まります。
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こんにちは、ロカラジオの加藤です。
今回は、新シリーズのプレトーク。来週から本編が始まる前に、少しだけ雑談をお届けします。
最近、ChatGPTを“静かな相棒”のように使いながら、
自分の思考や感覚を整えるプロセスに変化が出てきました。
・AIとの対話は、もはや編集者?
・ひとりの内省があるからこそ、道具が生きる
・感覚の“核”を翻訳する創造のかたちとは
これからのクリエイター像に、少しずつ新しい輪郭が見えてきた――
そんな実感を率直に話しています。
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建築家に家を頼むと、なぜか「白くて四角い家」になる――そんなイメージの背景には、実は“教育のかたち”があります。
今回はシリーズの最終回として、建築家が受けてきた大学での設計教育、白模型での表現、そして設計課題における「施主不在」の状況に焦点を当てます。
建築家が「言うことを聞かない」理由。
そして、白い模型が白い建築につながっていくプロセス。
“白い家”が生まれる場所を、一緒にたどってみましょう。
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暮らしや空間の世界観は → https://www.instagram.com/hibi.totonoeru
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機能性と合理性を追求したモダニズム建築。
その徹底はやがて「どこにも属さない空間」へとつながっていきました。
鉄とガラスの箱の連なり、無機質な都市の風景。
そこに対する反動として生まれたポストモダン建築や、批判的地域主義。
建築は「場所性」をどう取り戻そうとしたのか――
今回は、モダニズム以降の建築の動きをたどりながら、
「白い家」のルーツと、その先にある風景を考えます。
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ウィーンの街に溢れた過去の様式、装飾の氾濫。それに異を唱えた建築家アドルフ・ロースの言葉「装飾は犯罪だ」。
この回では、ロースの思想からはじまり、ル・コルビュジエによるモダニズム建築の実現までを辿りながら、「建築家の建てる家はなぜ白いのか?」という問いに迫ります。
「装飾を削ぎ落とす」ことが、なぜ新しい時代の象徴になったのか。建築と社会、そして暮らしの関係性から読み解いていきます。
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