方言ニュース12月11日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。
うるま市のあげな中学校生徒会が先月下旬、傘と風船を使い学校内の空を彩る「アンブレラスカイ」を実施しました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で行事が軒並み中止となる中、何か思い出に残ることができないかと話し合い、考案したもので、生徒会は「みんなが学校に来ることが楽しくなるようなことができたら良いと思った」と話しました。新入生歓迎球技大会や3年に1度の学習発表会、学校対抗合唱コンクールなどが中止となり、今年度は学校全体での行事が何もできませんでした。生徒会は「このまま何もなく終わりたくない」と夏ごろから何かできないか模索し、学校全体が明るくなる取り組みをと、インターネットで見つけたのが「アンブレラスカイ」です。先月の3連休を利用し、制作に取り掛かり、傘は230本、風船は傘1本につき5つ使用しました。ロープで校舎2階の窓と対面の窓をつなぎ、傘をつり下げ完成させました。風船は1週間程度でしぼみますが、学校全体での取り組みにするため、今年いっぱい継続できるよう他の生徒へつないでいく予定で、風船はしぼんでも、思い出は生徒らの心の中でふくらんだまま残り続けます。