「東京大学、火星サンプルの微生物不活化技術を開発 新型コロナなど感染症対策への応用も期待」 今回開発された技術で炭酸カルシウムの結晶粒に封じ込められた大腸菌(矢印)の蛍光顕微鏡写真。薄い緑色の領域が炭酸カルシウムの結晶粒、オレンジ色は結晶粒に取り込まれた鉱物の粒子(Credit: Kouduka et al.)幸塚麻里子氏(東京大学大学院)らの研究グループは、将来火星から地球へ持ち帰られたサンプルを分析する際に、火星の微生物がサンプルから漏洩するのを防ぎつつ、サンプルに含まれる微生物の分析を可能とする技術の開発に成功したことを発表しました。先日打ち上げられたNASAの火星探査車「パーセベランス(Perseverance)」は、NASAと欧州宇宙機関(ESA)が共同で取り組む火星からのサンプルリターンミッションにおいて、サンプルの採取と保管容器への封入という最初のステップを担っています。