5分間、耳で多摩川の冒険へでかけましょう！

石がゴロゴロ転がった河川敷を歩きながら川を目指します。

どんな風景が広がっているか、是非想像してみてください。

世田谷付近の野川のせせらぎです。

遠くで絶え間なく車が行き交う音が聞こえるのは、都市河川ならでは。

右から左へ

左から右へ

車が、自転車が、ランナーが、走る音

流れる水がテトラポッドに当たり奏でる音に耳を澄ますと、

それはまるでスティールドラムのような、軽やかに弾むキュートなメロディでした。

昇ってきた太陽を眺めながら、鳥たちのさえずりを聴き、砂利や草を踏みしめて前に進む。

朝、そんな具合に土手下を散歩していると、なんだか一日がうまくいきそうな、ポジティブな気持ちにさせてくれます。

朝の土手は実は結構にぎやか。まだ寝ている人ばかりの時間でも、土手にはたくさんの人達が行き交っている。

滝の音って癒やされますよねと、よく聞きますが、

【人工的に水が流れて落とされている「堰」の音に、果たして人は癒やされるんだろうか？】

と、ふと疑問に思い、東京都狛江市と神奈川県川崎市にある二ヶ領宿河原堰の音を録音してきました。

癒やされましたか？

土手下の未舗装の道を歩きます。草木や昆虫、そして川との距離がぐっと近くになるから、新しい興味関心に出会えるかも。

初夏の日差しを浴びながら、ぼーっと川を眺めるような・・・そんな時間をどうぞ。

河原をじゃりじゃり歩いていきましょう。