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2022年4月6日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
沖縄国際大学の下地賀代子教授がこのほど、
多良間の方言・タラマフツで描かれた
絵本「カンナマル クールクの神」を
多良間村内の保育所と幼稚園、小学校、
それに中学校へ寄贈しました。
下地教授は父親が多良間出身で、
タラマフツの研究に取り組んでいます。
絵本制作は「子どもたちが大人になった時も、
島の言葉が聞こえる世界を残す」
というコンセプトの下、
琉球語の継承保存のための活動の一環で、
家庭や地域の中で楽しみながら使える絵本を出版し、
それぞれの島に届けています。
これまでに多良間島を含め、沖永良部島、
竹富島、与那国島の絵本も制作しました。
今回の「カンナマル クールクの神」は
多良間に伝わる昔話で、
とてもきれいな女の子が主人公です。
絵本はタラマフツと日本語、
英語の3言語で書かれ、
今でも見ることのできる拝所や地名のほか、
屋号も出てきます。
幼稚園で開かれた贈呈式で下地教授は
「実際に多良間の海の名前なども出てくるので、
お父さんやお母さん、おじいさんやおばあさんに
聞いてみてください」
と呼び掛けました。園児らはそろって
「ありがとうございました」
とお礼を述べ、さっそくタラマフツでの
読み聞かせで絵本を楽しみました。
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By ラジオ沖縄

2022年4月6日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
沖縄国際大学の下地賀代子教授がこのほど、
多良間の方言・タラマフツで描かれた
絵本「カンナマル クールクの神」を
多良間村内の保育所と幼稚園、小学校、
それに中学校へ寄贈しました。
下地教授は父親が多良間出身で、
タラマフツの研究に取り組んでいます。
絵本制作は「子どもたちが大人になった時も、
島の言葉が聞こえる世界を残す」
というコンセプトの下、
琉球語の継承保存のための活動の一環で、
家庭や地域の中で楽しみながら使える絵本を出版し、
それぞれの島に届けています。
これまでに多良間島を含め、沖永良部島、
竹富島、与那国島の絵本も制作しました。
今回の「カンナマル クールクの神」は
多良間に伝わる昔話で、
とてもきれいな女の子が主人公です。
絵本はタラマフツと日本語、
英語の3言語で書かれ、
今でも見ることのできる拝所や地名のほか、
屋号も出てきます。
幼稚園で開かれた贈呈式で下地教授は
「実際に多良間の海の名前なども出てくるので、
お父さんやお母さん、おじいさんやおばあさんに
聞いてみてください」
と呼び掛けました。園児らはそろって
「ありがとうございました」
とお礼を述べ、さっそくタラマフツでの
読み聞かせで絵本を楽しみました。
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