徒手空拳日記。
2023年2月17日金曜日。
今月8日の野田佳彦の、コップざけ演説から、引用します。
「総理も酒が好きだから言うけど…」
「なみなみと注いでくれた酒はこぼれ落ちる。したの受け皿にたまる。表面張力が張った酒を飲み、上から2、3センチ、あいたところに受け皿から酒をいれるのが、いちばん幸せな時だ」
「アベノミクスは、なみなみと入れようとしてきたと思う。でも下で待っている受け皿には来なかった。届かなかった」
引用は以上です。
トリクルダウンをコップ酒にたとえるの、やめて貰えませんか? 大酒飲みを総理大臣にするの、やめて貰えませんか? 総理大臣だから、エタノールの量をコントロールできる、なんてことは死んでもありません。次の日銀総裁、植田和男も、大酒飲みです。そろそろ、公のお立場、ご身分に就く人間は、シラフの人間にしないと、国全体が、やたらと重たいうつ病になりますよ。
若い人などは特に、お酒に酔うことそのものを、けがれとみなしつつあります。酔うことは、本質があらわになるのではなく、大麻よりも依存性の強い薬物に、ハイジャックされることです。酔った人間は、危険人物、危険はこわい、こわいは汚い、となります。飲み過ぎておのれを見失った状態が誰かのスマホに記録され、SNSで拡散したら、取り返しのつかないデジタルタトゥーになります。
酔ってタクシーに乗って、意識が朦朧としたままトラブルになり、警察に捕まるリスク、酔ってまわりにセクハラやパワハラを働き、それがスマホに記録され、内部告発されるリスク、エタノールを飲んでもいいことがまったくなくなりつつあります。
タバコの煙は、空気をよごすので嫌われていた一方、お酒はそれぞれの体内にとどまるので、お酒を飲むことはタバコを吸うほどは迷惑ではなかったのですが、コロナ禍でそれが一変しました。わいわいお酒を飲むと、エアロゾル感染するリスクが爆誕してしまいました。酔ってたくさん吐き出されるエアロゾルは、タバコの煙と違ってあんまり見えないので、余計に疑心暗鬼となるのです。
お酒を飲む行為も、お酒に酔った状態も、危険で、きたなく、気持ち悪い、3Kとなっているのに、野田佳彦のコップざけ演説とか、はぁ? このブタ何言ってんの? と思われています。アベノミクスの生みの親、野田佳彦よ、一刻も早くバッジを外して引退して、船橋あたりの居酒屋で、ひとり酒でも飲んでろよ。
それにしても、コロナ禍によるアルコールの意味の変革は、凄まじいものがあります。ウイルスを殺すための液体を飲んで、わざわざ免疫力を自ら下げて、危険、汚い、気持ち悪いおのれへとトランスフォーム、変態しなければならない理由は、もはやなにひとつとしてありません。
本日は以上です。ありがとうございました。
ひとの行く裏に道あり花の山