徒手空拳日記
2022年5月23日月曜日
今年もまた、スズメバチが、ベランダにマーブル模様の巣をつくり始めていたので、棒で叩き潰しました。まだ女王蜂しかいない状態の小さな巣だったので、脆いです。
蜂の巣とは、女王蜂が産んだ子供たちが成虫になって彼らが働きバチになることで、エクスポネンシャルに大きくなっていきます。とにかく、女王蜂しかいないときにみつけて壊すことです。
連休にまいた薬の効果で、死んだムカデさんがちらほら、見つかるようになってきました。今年の寒さのせいかもしれませんが、いまのところ、虫の出現頻度は、昨年と比べれば全然少ないです。田舎に住むようになって、得体のしれないダニのようなものに刺されると、しんどいので、夏でも長袖、ながズボンになりました。
ネットで調べて、傾向と対策をしっかり踏むことで、害虫被害は、かなり防ぐことができます。これは、ひとつの進歩です。この歳になると、進歩よりも停滞、下手をすると後退するものごとが増えてくるので、進歩はうれしいものです。夏の虫とか、冬の家の寒さとか、快適な暮らしを邪魔するものなので、やればやるだけ確実にQOLは上がります。
それに対して、人生百年時代なんぞという、小泉進次郎が使い始めたエセのスローガンの前提にあるのが、しょうもない、口先だけの、矢鱈と抽象的な進歩主義、進歩史観です。人類は無限に進歩していく、昔の人類よりも、最新の人類のほうが、疑いなく優れている、という世界観です。1970年の大阪万博は、人類の進歩と調和というのが、スローガンでしたけど、その大阪そのものが52年経過してみたら、後退そのものです。
カジノ誘致に目の眩んだ、SZKGMの目論見は外れて、もはやカジノという、マネー・ロンダリングのシステムそのものが、歴史的な役割を終えつつあります。ギャンブルは急速にオンライン化しているし、マネー・ロンダリングの必要もなくなりつつあります。
岡本太郎の太陽の塔って、人類の進歩と調和なんてあるわけねーだろっていう気持でつくられたものです。いま、そんな反抗的なアーティストは、どれだけ逆立ちしても起用されないと思います。なにせ、東京オリンピックの記録映画の監督が、河瀨直美ですから、つぎの大阪万博なんぞも、アーティスト風情の守銭奴しか、業務委託されないでしょう。
岡本太郎の予言の通り、人類には進歩も調和もクソもないことが、世界的に証明されつつあります。万博やオリンピックという、不気味な進歩主義をそろそろ終わりにしたほうが、よいのではないでしょうか。
大阪に残っているのは、汚染された埋立地と、江戸末期のコレラ大流行で、梅田に大量に埋められた無名の人骨だけかもしれません。大阪は、日本の後退指標です。
あと10年すると日本全国が大阪化します。人類の進歩と調和とは真逆の、まさに後退と不和を、リーマンショックくらいからぶっちぎりで逆走している、逆走のトップランナーです。よかったと思います。
本日は以上です。ありがとうございました。
人のゆく裏に道あり花の山