徒手空拳日記
2022年3月24日木曜日
最近は、ユニクロもGUも、すっかり買わなくなり、ポケットのやたらと多い、ワークマンプラス一択になりつつあります。グラベルロードを買ったので、自転車生活をはじめるにあたり、ポケットの多さは正義です。ワークマンは、声のするほうに、進化する、というビジョンを掲げています。
ワークマンのお客さんは朝がやたらと早いので、7時から店が開いています。地方にいると、稼げる仕事は手に職のあるブルーカラー、リクルートの気持ち悪い造語でいうと、ガテン系が主役で、これからは紳士服業態はどんどん売れなくなって、ワークマンの時代だろうなと思います。
都市部だと、アスファルトに覆われている道ばかりなので、黒い靴もいいのですが、地方では未舗装の道を歩くことも多くて、泥の目立たない色やがらの靴が、なにかと便利です。
ユニバーサルデザインの思想って、弱い人が使いやすければ、それはみんなにとって使いやすいっていうものですけど、田舎の暮らしで便利なものが、これからは都市でも見直されるだろうと思います。モンベルとか、スノーピークとか、日本のアウトドア系ブランドが、元気なのもそういうトレンドなのかなと思っています。
ノーワーケーションの場所をつくるにあたって、ふるさと創生事業とか、地域再生事業とか、古民家カフェとか、グランピングとか、なんでもかんでも原価のかかるこじゃれたデザインになってしまいますが、そんなのがこれからのニーズなのかなって思ってしまいます。田舎を都市化するっていう、この200年の時代が終わって、都市と地方のデカップリングが、これからの基本的な方向です。だから、ホワイトカラーのしょうもないブルシットジョブを、わざわざ旅先でやらなければならない奴隷生活を、ワーケーションなどと呼び替えることに、私は虫唾が走ります。
ノーワーケーションの縁側文脈棚は、農家が収穫に使うオレンジ色のコンテナを本棚に使います。コンテナごとに収穫のコンセプトを決めて、ベストセラーでもない、稀少本でもない、こんな本があったんだ、という発見を誘うような並べ方をしていきます。働かないことが収穫のコンテナには、phaさんとか、山奥ニートとか、ダウンシフターズの髙坂勝さん、伊藤洋志さんの本などなど、働かないことをひたすら肯定する本をぎゅっと並べています。
エタノールを飲まないことが収穫のコンテナには、ソバー・キュリアス関連や、酒を飲まない人々の生きる喜びが書かれた本を集めています。ここに来て、おいてある本を読破すれば、そのまんまエタノールやめられるんじゃないかと思います。ワーケーションが自由につながっていると勘違いしている人にとっては、居心地が悪くなるように、こじゃれた雰囲気も全然ないし、Wi-Fiもつながらないし、アーロンチェアもありません。
本日は以上です。ありがとうございました。
人のゆく裏に道あり花の山