徒手空拳日記
2022年4月17日日曜日
今年はいつもより気温が低いので、夏野菜の仕込みは再来週かなって思います。今年はトマト、ナス、きゅうり、唐辛子くらいに絞り込んで、量より質を目指します。でもトマトは、ここらへんは風が強いので、一本立てだと強い風で枝が折れたときのリスク回避で、二本立てでやります。
ホームセンターに、トマト栽培用の簡単な雨よけビニールハウスが売っているのですが、それでも数千円もするので、それを百均の部材でやれないかと、検討しています。トマトって、水分がぎりぎりまで少ないほうが甘くなるので、本当は完全なビニールハウスがいいんですけど、そこまでやると、それなりの投資が必要です。
ロシアでは、1990年代にソ連がぶっ壊れたときに、ダーチャという郊外の小さな家を持っていると、生き延びられたらしいので、それをマネしてやっています。野菜と米があれば、物価が上がってもなんとかなります。ネギとかご近所でたくさんもらって、食べ切れません。ネギ炒め、ネギ焼きだけで、かなりお腹いっぱいです。あとはネギそばですね。上海風の、麺とネギの塩焼きそばです。癖になりますよ。
最近は、朝と夜、餌をねだりに来るさくら猫に、はなしかけています。猫のほうも、徐々に警戒しなくなり、こちらと適度な距離が取れれば、近くでくつろぐようになりました。話しかけても意味ないって気もしますが、こっちが伝わると考えれば、相手が人だろうと猫だろうと、思いは伝わるものです。
単語しか届かない、という意味では、人も犬も猫も実は、大差ないと思います。だいたいの人は、単語しか届いておらず、長くて複雑な文章を読んで理解できるのは、15%くらいしかいないと思います。テレビみて、酒ばっかり飲んでいる連中には、ほとんど単語しか届かないと思います。
移り住んでから、読みたい本を図書館で、矢鱈と借りやすくなりましたが、その本が届くと、明らかに誰も読んでないことがわかって、これってつまり、私専用じゃんって思うと、なんだかうれしくなります。図書館の、実は誰も借りたことのない本のリストが、ほしいです。
野菜も本も、独占ではなく、共有財産でいい気がします。コミュニズムではなく、コモン主義です。野菜とか肉とか魚って、eコマースには向いてません。宅配料金が乗っかると、ペイしないからです。無能無芸でいい、ダーチャがあって、自分の食べる野菜を自分でつくれて、本の読み解きができれば、無名にはとてつもないメリットがあります。ソール・ライターの次のような言葉は、SNS社会でさらに、大切な心構えです。
「取るに足らない存在でいることには、計り知れない利点がある」
「無視されることは偉大な特権である」(以上、ソール・ライター)
本日は以上です。ありがとうございました。
人のゆく裏に道あり花の山