REINAの「マネーのとびら」(日経電子版マネーのまなび)

外貨商品は差が大きい 金利は460倍、為替手数料は500分の1

06.07.2023 - By 日本経済新聞社 マネーのまなびPlay

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日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー発行人の大口克人です。

今回のテーマは「外貨投資で使える商品」です。各国のインフレ対策の利上げにより、外貨投資の金利は円預金に比べかなり魅力的になってきています。しかし外貨商品には一長一短があるので、各商品の特徴を学んだ上で使いこなしましょう。

外貨商品の中で「お金を預けて金利や為替差益を狙う」タイプには、外貨預金、外貨建てMMF、FX(外国為替証拠金)取引、外国債券の4つがあります。外貨投資は「円高で始めて円安で終わる」のが鉄則ですから為替の先読みが肝心ですが、しっかり利益を出すには「為替手数料の低い金融機関や商品を選ぶ」ことも重要です。そしてこの為替手数料が、商品や預け先によってかなり違うのです。

例えば米ドル外貨預金ですが、メガバンクの店頭では片道1円、往復では2円の為替手数料がかかります。為替が2円を超えて動かないと利益が出ません。しかしネット銀行には片道6銭のところもあります。他の商品と比べると、外貨建てMMFの為替手数料は20〜50銭、FXは0.2銭など、こちらも大きな差があります(いずれも米ドルの例)。0.2銭はメガバンクの1円に対し500分の1という低さです。

金利も同様で、メガバンクでは米ドル外貨定期1年物の金利は0.01%ですが、ネット銀行には4.6%(460倍)のところもあります。米ドル建てMMFの利回りも足元では4.5〜4.6%という水準になっています。外貨投資は商品の選択肢が豊富なのが魅力ですが、こういった点まで比較して選ばないと思ったように利益が出ません。番組では4つの商品の性格や歴史を細部まで掘り下げて比較し、最後に「1ドル=140円台まで円安が進んだが、今すぐ外貨投資を始めるべきか」についても言及しました。

番組後半の人気コーナー「REINAのFunny Japan」では「告白」の謎を解きました。REINAさんの疑問は「普段内気で感情をストレートに出さない日本人が、恋愛となるとなぜ直球で『好きです、付き合ってください』と告白するのか」というもの。大口も当初は「告(こく)るのって日本だけですか?」という感じでしたが、YouTubeで世界各国の「告白観」を調べてみると、確かに欧米人には「あれは日本特有の文化。我が国ではしない」と言う人が多いのです。REINAさんもアメリカ時代、「彼と付き合っていると思っていたら『REINAは(彼女ではなく)友達だ』と人に紹介され、傷ついた」という話を明かしました。ではなぜ我々は恋愛で告白をするのでしょうか? 答えは番組の中で――。

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