成績最下位には価値があるという観点の話です。
成績トップの人というのは、その成績評価の尺度に一番マッチした人なわけです。
確かにその尺度では優秀かもしれませんが、尺度になっていない能力は担保されません。
その尺度に過度にマッチした人材(悪い意味での「良い子」)を不当に高く評価してしまう危険もはらんでいます。
成績最下位に近づくほどその成績評価尺度から外れた人材になるわけですが、「成績評価尺度になっていないが実は重要な能力」を備えた人材である可能性が高まるとも考えられます。
アメリカ陸軍士官学校の卒業式では最下位の人を讃える文化があるとのことです。
戦場という極限の状況下で生存確率を上げるためには「成績評価尺度になっていないが実は重要な能力」が役立つ局面があると考えているのだと思います。
私たちの日常生活で生きるか死ぬかという場面に出くわすことはおそらく稀ですが、チームで不測の事態に対応するために「成績評価尺度になっていないが実は重要な能力」が役立つ局面がきっとあるはずです。
そういう意味でも、最下位には価値があるという観点は持っておきたいなぁと感じます。
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