前回の続き。テロワールの具体例として“宇治茶”についてお話しします。シャンパンとは異なる茶の営みをお楽しみください。関連リンクはこちら↓
・実はみんな同じ茶木。緑茶・烏龍茶・紅茶(00:00)
・生産者→荒茶工場→茶師・茶商。お茶には畑の名前がつかない(03:50)
・技術が広がり固有性が失われる。そこで取り上げられたのは老舗茶匠 (07:20)
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【補足説明:伊右衛門と綾鷹について】
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・伊右衛門:京都・宇治の老舗茶舗「福寿園」の創業家当主が代々名乗ってきた屋号(襲名名)。
伊右衛門について/サントリー公式
https://www.suntory.co.jp/customer/faq/001884.html
・綾鷹:コカ・コーラによる創作ブランド名。ただし「綾鷹」は2007年の発売時から宇治の老舗茶舗「上林春松本店」が監修している。将軍家など限られたところのみに茶葉を販売していた同店が、1870年頃に初めて一般に販売した高級玉露の名称が由来とされる。
綾鷹について/日本コカ・コーラ公式
https://j.cocacola.co.jp/info/faq/detail.htm?faq=18056
・いずれにせよ宇治茶は、京都の中世期からの茶の関わりに触れ、産地表示にとどまらず、京都での仕上げ加工と老舗茶匠の技術的系譜を価値の中心に据えてきた点に特徴がある、と言えます。
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宇治茶のテロワールについてお話しました。忘れてならないのは、茶師の影響は大きいが、生産者の独立性も保たれている、ということでした。
次回、ここまでのお話を踏まえ建築について考えます。
【参考文献】
『テロワール ワインと茶をめぐる歴史・空間・流通』
編者:赤松和寿江、中川理。全9名による執筆
出版:昭和堂 2023年
【関連音声】
■編者:赤松さん出演Podcast
Good News for Cities~都市に関する炉辺談話
#88 テロワール研究とは?「領域」から都市を考える
https://open.spotify.com/episode/67bNwOvtRKo3jGb8xz5cJb?si=b9b83b4675d84d39
■カナイ運営Podcast
(仮称)○○ラジオ:ランドスケープ編
【4-1】『風景をつくるごはん』風景って評価できるか?
https://open.spotify.com/episode/4PvOWHTRZRLJd1TP5Hee7J?si=bcb8b44f711c4d4f
【4-2】『フードスケープ』治具っていいな~
https://open.spotify.com/episode/0mHRfmLngYMKwCWYR38LG8?si=0f1ab26a9f25428d
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