文筆業 四十路のふたり ーCulture Talkー

文筆業 四十路のふたり ーCulture Talkー

By 眞田幸剛/星野良太/Work TellerTV & FilmFilm Reviews
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文筆業 四十路のふたり ーCulture Talkー episodes

  • #022「海街diary」の見どころは「四女のフェイント」

    前回、早稲田大学入学式での是枝監督の祝辞を扱いました。

    流れで、是枝監督の映画作品を少しお話しています。

    中でも、「海街diary」で星野は印象的だったシーンがあります。

    四女役の広瀬すずさんがサッカーをするシーンでの、フェイントを入れるドリブル。

    10回くらいは巻き戻して見たくなる体の捌き方です。おススメ。



    今回も、あっちこっちと話は飛びまわります。

    ・芸能人とすれ違う特技を持った眞田さん

    ・柳楽優弥さんの名前の読み方

    ・安藤サクラさん、リリーフランキーさん、ペドゥナさん

    ・ぴあと東京walker

    ・岩井俊二監督のスワロウテイルバタフライ

    ・四月物語の松たか子さん

    ・「明日春が来たら」の歌詞「夕立が晴れて時が止まる場所を覚えてる?」

    ・ともさかりえさんの「エスカレーション」

    ・坂元裕二さんの作詞から見るクリエイティブの肝

    ・星野が最近共著で出版した「コロナ時代に、オンラインでコーチングをはじめてみた。」



    そんな話をしています。

    またお暇な時間にでも聞いてみてください。

    24 min
  • #021「早稲田大学入学式祝辞」是枝監督の視点と立ち位置

    収録時期は、新入学シーズン。

    この時期に気になったのが、各大学の入学祝辞でした。

    特に早稲田大学の入学式で、映画監督の是枝監督の祝辞が話題でした。

    今回の四十路では、この祝辞を元に、色々とお話しております。


    まだ見られていない方に、こちらのYoutubeをシェアしておきますね。

    ぜひ先に見られてからお聞きください。

    ◎早稲田大学 入学式祝辞

    https://www.youtube.com/watch?v=BiFgRiV2-Pg

    ◎早稲田大学 入学式祝辞(テキスト)

    https://www.waseda.jp/top/news/80061


    2人が気に入ったところで言うと…


    • 学生時代は授業よりも名画座に入り浸っていたこと
    • 権威的なことを言ってこないこと ※唯一締めで少しあるのですが、そこもすばらしい
    • 「今の価値観に縛られすぎるな」というメッセージ


    • 特に三つ目はサナダさんがいたく感動したらしいので、引用しておきます。


      -----

      今の皆さんの価値基準に照らして役に立つか立たないかで、時間を捉えるのはやめた方がいい。

      そんなことで、物の価値は決まらない。

      むしろテレビやネットがいいぞ、と言い募るものなど目もくれずに、

      自分だけのお気に入りの城を作った方がいい、そう思います、特に大学時代は。

      -----

      是枝監督のように、常に他者や多世代に謙虚でいつつ、自分の感覚を大切にしたいものです。

      次回以降、是枝監督の映画についても少しお話してみますね。


      また次回もお聞きください!

      23 min
    • #020「ジャンクヘッド」堀貴秀監督自身の物語に想いを馳せる

      監督どころか、原案、キャラデザ、編集、撮影、照明、音楽、絵コンテ、造形、アニメーター、効果音、VFX、声優まで。

      たった一人で何役やったのかわからない驚異のコマ撮り映画ジャンクヘッド。


      過去を調べてみたところ、一度クラウドファンディングでの映画の資金集めに失敗している。

      それでも2014年、映画賞を受賞する。
      クレルモンフェラン国際映画祭アニメーション賞受賞。
      ゆうばりファンタスティック映画祭短編部門グランプリ受賞。
      賞の受賞後、世界は監督の作品を受け入れ始める。
      そして長編の制作開始、2015年。
      お仲間を集めつつ、2021年に劇場公開。


      意味があることだと思い、コツコツと続ける。

      自分の人生の物語は自分でつくると決める。
      そのために、戦略的に自分が受け入れられる場所を探して、まずはそこで評価を得る。

      こうした動きに、興味を持った。

      なんで頑張れたんだろう?

      一度クラファンで失敗して、世界に自分のニーズがないと感じただろう。

      それでもなんで続けられたんだろう。


      一人でつくり上げた世界観の純粋さには、とても心惹かれる。

      映画のように全員が集まって一つのものを創る際の完成度の高さとは、また動かされる部分が違うようにも思う。
      自分の物語を大切にして、なんとか生み出したんだろうなと、その物語が生まれた背景に想いを馳せて、わが身を振り返らせてくれる。


      ところで、ボケって愛情確認行為だと思いませんか?

      24 min
    • #019「横道世之介」「南極料理人」沖田修一監督が描く日常の長閑な幸せ

      サナダさんの長男が中学校入学です。

      中学校の制服を買いに行ったとき、ぶかぶかの制服を着る姿を見て思わずにやけてしまったそう。

      はい、卒業入学シーズンがやってきました。

      そんなシーズンに扱いたくなったのが、こちら。


      「横道世之介」

      吉田 修一さん原作の同名小説を沖田修一監督が撮った本作。

      1987年の東京を舞台に、横道世之介青年の学生生活の日常を描いたもの。

      2003年の現在から、本人を取り巻く人々が当時を振り返り語る形式で物語が進みます。

      サナダさんが覚えているシーンは、上京したての世之介が新宿駅を見るシーン。

      髪型やファッション、今は亡き家電量販店など、街の再現度が高いそうですよ。

      ここで描かれる横道世之介は裏表のない抜けた明るさを持っているのですが、ホシノは、あんなキャラでありたいなぁ、と良く思っていたのを思い出します。

      ところで、何であんなタイトルになったんでしょうね?


      実は同じ監督が、横道世之介の前作で撮っていたのが、「難局料理人」。

      ちょうど最近見返していたホシノが一人盛り上がりを見せます。
      食の威力、コミュニティを成立させるもの、仕事の持つ影響力などを思い知らされたところでした。

      同じ監督だと言われてみると、どちらの作品も、日常の幸せが写されていたように思います。


      コロナで家やホテルに閉じ込められている方は、ぜひご覧ください。

      珍しく今回は普通におススメで終わった回でした。

      19 min
    • #018「ちひろさん(安田弘之さん)」の言葉にできない魅力/文筆業四十路のふたり

      普段、kindleでマンガを買ったりすることはあまりないホシノですが、先日買ったマンガがあります。

      「ちひろさん」。「ショムニ」を描いた安田弘之さんの作品。

      プロットなどもなく、ただ頭の中でちひろさんが勝手に動くのを絵にしていくだけ、という物語は、凝り固まった考え方に縛られた現代人に痛快な読後感を与えてくれます。

      その同じ作者が描いている「紺野さんと遊ぼう」というマンガを見つけたホシノは、1000円OVERという金額ながらも購入して読んでみた訳ですが、中々の前衛的な内容に戸惑いました。

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      同じく「ちひろさん」経由で「紺野さんと遊ぼう」を読んでみた感想など、ぜひ聞きたいです!

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      8 min
    • #017「私とは何か――「個人」から「分人」へ(平野敬一郎さん)」から見るおっさんズの弱点/文筆業四十路のふたり

      平野敬一郎さんが論じた「分人」についての解説から、前回のおっさんズの弱点についてを説明していきます。

      転校続きで育ってきたホシノは、いつの頃からか「人間阿修羅論」という考え方をするようになっていました。

      今回の本に書かれていた分人という考え方と共通する部分が多く、とっても共感。

      サナダさんも、数年前の中間管理職時代にこの本に出合って救われたそう。

      今の時代に必要とされる考え方に触れられる本だと思います。

      逆に、前回お話したおっさんズの課題もここにあるのでは。

      ひとつの世界だけにとどまって、ほぼ良い分人人格を築けていないと、その世界が崩壊したときに共倒れしてしまう。
      レジリエンスが鍛えにくい環境にも、おっさんズの悲哀の要因があるのかもしれません。

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      15 min
    • #016「自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと(清田隆之さん)」から考えたおっさんズの課題/文筆業四十路のふたり

      自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと(清田隆之さん)という本を、サナダさんが読んできました。

      桃山商事というコイバナ収集ユニットを運営している清田さんは、1200人以上のコイバナを集めてきた方。

      今回の本は、男性たちからお話を聞いて見えてきた課題についてまとめたもの。


      この人の本を読んでいてサナダさんが感じたのが、

      『生身の自分でいられる場所の重要性』と『ビジネス偏重の男社会』。

      四十路の我々もそうですが、社会的な肩書や立場から離れて、生身の自分で話ができる相手や場所が得づらくなる。

      それがたとえば、だれかれ構わずマウンティングしてしまったりとか、極端な考えに繋がっているんじゃないか。

      サナダさん自身のことを振り返ってみても、会社勤めしていたころは辛いこともあったそう。

      マネージャーという立場上、上司からの要求、部下からの突き上げに挟まれて。
      家庭の中にも言えないのでやり場のない感じになっていく。

      そんな役割に過剰に適応しようとした結果、素の自分が出しづらくなることもあるんでしょうね。

      だからこそ、意識的にその役割意識をほどける時間や場所が必要なんだろうと思うのです。

      たとえばこのPodcast「四十路のふたり」もそんな役割を明確に負っています。

      ホシノにとっては、たとえ締め切り間近だったとしても、収録という名の生身の会話の機会は死守する。というレベルの優先度です。


      また、話は飛んで『恋愛市場』の話へ。

      サナダさんは、ここ10年程恋愛市場という言葉を聞くようになったそう。
      恋愛はマーケットってことは、恋愛に売り手買い手がいる?出会いにもお金がいる?
      などと考えると、自分たちの時代とは何かが変わったな、という感覚を抱く様子。


      思うに、おっさんズはビジネスに寄りすぎて役割を離れたコミュニケーションを退化させてしまったのかもしれません。

      「人との距離を縮めるには下ネタか悪口が一番」なんて言葉もあるみたいですが、

      おっさんズは、人と人との距離を縮める手法をもっと知って、鍛える必要があるのかもしれません。


      特に今回は出す言葉がすべて自分たちの身に降りかかる刃になるようで、話すのが難しい回でもありました。

      終盤は自分のことを棚に置いて好き放題話してしまいましたが、なかなか難しい話題を扱いましたね。

      いかんいかん、もう少し気楽な会話を心掛けましょう。

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      「四十路のふたりTシャツ」ができ、早速購入したところとても出来が良く、ホクホクしているホシノです。

      2パターンありますが、ビッグシルエットver.がおススメです。

      コチラからご覧ください。

      24 min
    • #015「SESSION/セッション(デイミアン・チャゼル監督)」に見る夢の叶え方/文筆業四十路のふたり

      四十路歴も4年目に入ったサナダと、3年目に入ったばかりのホシノです。


      ふと気づいたのですが、四十路(よそじ)以降の年代の読み方って、決まってるんですかね?

      五十路は聞いたことがかろうじてありますが、その先は?
      六十路(むそじ)?七十路(なそじ)?八十路(やそじ)?
      ちなみに、「五十路」を検索するとある種のコンテンツが表示されてしまうらしいのでお気を付けください。


      今回扱うのはコチラ。

      SESSION/セッション(デイミアン・チャゼル監督)

      3年前に見たホシノは、衝撃を受け寿命が数年縮みました。

      あまりにも気になりすぎてついつい監督を調べてみたところ、当時話題になっていたラ・ラ・ランドを撮っていたデイミアン・チャゼル監督。
      どちらの作品も「夢とその実現のための対価」について描いたものです。

      今回は、この「セッション」が描いているものについてホシノが延々話し続けます。

      あらすじなんかもジャンジャンバラしますので、ぜひ一度映画を見られてからお聞きください。
      少し熱が入りすぎて途中口調がべらんめえ調になっているところがありますのでご容赦ください。


      今回も話は途中から脱線します。

      サナダさんの少年時代のサッカー部の話。

      ホシノの新卒で入った会社の話。
      サナダさんの子育ての話。
      ゲームのマネジメント力にどう勝っていくのかについて。


      ぜひ皆さんのご意見も聞かせてください!

      こちらからどうぞ!!


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      27 min
    • #014「新聞記者(ドラマ)」と、それを放映するNETFLIX/文筆業四十路のふたり

      本日扱うのはNETFLIXで放映されている「新聞記者(ドラマ版)」。

      藤井監督が撮った同盟名の映画「新聞記者」は日本アカデミー賞でも話題になりましたね。
      2022年1月からネットフリックスでスタートしたドラマバージョンを見たサナダが、感想を話します。

      映画版との違いで言えば、横浜流星さんが出ていて、若者の視点を加えている所。

      若者と政治の描かれ方も興味深いところ。
      作中のユースケ・サンタマリアさんの台詞で、こんな意味の発言があります。

      「今の若者は安定を求めていることがデータからわかっていて、変化や批判を嫌う傾向が強いので、野党が変化を謳えば歌うほど若者の気持ちは離れていきますよ」

      若者ってそうなのかね?

      という話から、話は様々に展開。
      今の時代に売れる本の特徴やメッセージングに関して、サナダは現代をこう評します。

      「ドMな世の中」。


      諸々注目ポイントのあるドラマですが、こうした作品を放映できるNETFLIXの胆力も感じますね。

      外資系企業だからこそ、なんでしょうか。

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      21 min
    • #013「大豆田とわ子と三人の元夫」は、脚本がヤバい/文筆業四十路のふたり

      2021年4月からフジテレビ系「火曜21時枠」で放送された「大豆田とわ子と三人の元夫」、見ましたか?

      今回はふたりでこの番組のグッときたポイントを話しまくります。

      ※途中からネタバレありますので、お気をつけて※


      ◎つくり手の愛と工数を感じる構成

      エンディングに毎回主要人物がラッパーとして参加していたり、逆にラッパーが本編に紛れ込んでいたり。
      細かいけれども毎回楽しみにしてしまうポイントがちりばめられていました。

      ◎オダギリジョーさん演じる小鳥遊の台詞

      大きな喪失を体験した主人公の大豆田とわ子に、小鳥遊がかける言葉がすごい。
      サナダさんはこの台詞に、「マチネの終わりに(平野 啓一郎)」と近いものを感じたそう。

      ◎ユーモアと真摯な言葉のMIX具合

      基本的にはおちゃらけた会話劇なのに、時折入れてくるキラーセンテンス。
      ユーモアでカギを開けられた心には、深く突き刺さりすぎる…。


      ホシノが親友ちゃんの名前を「すずめちゃん」と言っていますが、正しくは「かごめちゃん」ですね。

      肝心なお名前を間違ってしまい、大変恐縮です…!!

      全編通して、坂元裕二さんの脚本に唸らされました。

      皆様も、ぜひ見てみてくださいませ!


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      「四十路のふたりTシャツ」ができ、早速購入したところとても出来が良く、ホクホクしているホシノです。

      2パターンありますが、ビッグシルエットver.がおススメです。

      コチラからご覧ください。

      16 min

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