原野妄想 × 偶然之詩
作者：Dustin Wong & Takako Minekawa
譯者：三少、虛坻
序言
寫詩對於我和貴子來說是一件特別偶然的事情。
一開始我們只是寫了一些簡單的句子，然後發給對方，由對方繼續。
這有點兒像打網球，或者更像是打羽毛球。
我們會順著對方的句子往下寫，形成單一的線索。
這首詩讀起來像個謎，或者某個人的心靈幻象。
它奇妙、荒誕、怪異而美麗。
脊骨之梯從天而降，神經電流
在空氣中刻畫枝椏般的全息投影，
鈣制的長矛刺破暗雲，
挖開圓形的空洞，從灰色中心浮現出
幽默的青白
緩緩的水流中間
飄著一枚葉子，葉脈裏
小小的氣泡隨機排列
現在正是原本好像待孵化的卵子般的
圓形開始柔軟變形的時刻
然後一齊四分五裂
天空揚起連綿的漣漪，螺旋花紋
像茶壺的茶嘴，像無風而起的龍卷
緩慢旋轉著噴出蒸汽
霧氣中無盡的顏色將
世界包裹為順滑的珍珠質地
霧氣變為乳白色的球體
隨後又瞬間變形
仿佛是天空中起舞的鳥群一樣
動作極其柔和，像飽滿的
水滴的舞蹈
被吸引著，積聚起來
積成愈發巨大的漩渦
我目睹了這一切
舒展開來的波浪陣陣
悸動，空氣團
震響，深沈的拍子
創造出透明
稀薄聖潔的大氣
內心的物化開始了
寂靜的吶喊般的語言
像水的滲透般浸入我們的肌膚
令人懷念的回響和新的驚喜
無形的自由
了解這些之後
穿透我們內心深處的光芒就會溢於言表
無盡顏色的光，顏色不同發揮的作用也各不相同
從心中滿溢，細胞一個一個
變化為新的意識
化為新的肉體
獨一無二
感官全開 凝神細聽
那是一種謹慎的智慧
眼睛緊閉 依靠感覺
本不存在破壞的惡人
現在展開
變身的自我
祈禱與感謝的傳說
這是我們的故事
原文
Prologue
Interestingly, Takako and I decided to write some poetry just by chance. It began with a few lines then we would email it and the other would continue. Like a tennis match, or more like a badminton match. We would continue each other's sentences, making it a singular thread.
The poem felt like myth, or the illustration of someone's psyche. Fantasy and surreal, grotesque and beautiful.
Dustin Wong & Takako Minekawa
背骨のはしごが天から降りて、神経の電気が
小枝の模様を空気にホログラムらしき投影を
描く、暗黒雲を突き刺すカルシウムの槍が円形
の空洞を空けて、灰色の中心から滑稽な青と
白が浮かんだ
緩やかな水の流れのその下には
一枚の葉が漂っていた、その葉脈には
小さな気泡がランダムに並んでいて
今そこから生まれようとしている卵子のようだった
丸い形が柔らかく変形し始めたとき
それは一斉に弾ける
空のさざ波は的の連続の様 、螺旋の模様が
急須の口の様に、風のない竜巻みたく
遅く回転しながら蒸気を噴出して
霧の中の無限の色が真珠の質感と
滑らかさで世界を囲んだ
その霧は乳白色の球体となった
でもそれも一瞬で形を変える
まるで空の中でダンスしている鳥の群れのように
その動きはとても柔らかくて水分を含んだような
水滴の踊りだった
引き寄せられていくようにくっついてもっともっと
大きな渦になった
それを私は見ていた
伸びて広がり 波がうずく
脈を打ち、空気の塊が
響く深い拍子が透明で
薄い霊的な大気を
自ら創造した
内心 の物質化が始まる
静かな叫びのような言葉は
染み込む水のように私たちの肌に馴染む
懐かしい響きと新しい驚き
かたちではない自由
それがわかったとき
私たちは胸の奥から突き抜ける光が溢れる
無限の色の光、色の違いで役割も変わる
胸の中から溢れて、細胞の一つ一つが
新しい意識に変わっていく
新しい肉体に変わっていく
種類はない 、全てが違うから
感覚 は開いている よく聴いている
その知恵は注意深い
目を閉じて 気持ちに傾く
ほんとうは壊すわるいもの はいない
今開く
変身する自分自身
祈りと感謝の物語
これが私たちの話
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