香水ラジオ 🌹✨ 毎回一本の香水を徹底解剖

香水ラジオ 🌹✨ 毎回一本の香水を徹底解剖

By 香水ラジオArtsFashion & Beauty
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香水ラジオ 🌹✨ 毎回一本の香水を徹底解剖 episodes

  • 【第480回】アンテウス(シャネル)|パチョリとレザー、涼しい夜の余韻

    温かな革に、ハーブの涼しさ。シャネルのアンテウスは、レザーの厚みとフレッシュな芳香を重ねた1981年のオードトワレです。クラリセージやローズ、パチョリが並ぶ構成と、エゴイストやエルメスのベルアミとの違い。黒い四角い瓶の名前には、大地に触れることで力を保つ神話の英雄がいます。その香水を作ったジャック・ポルジュも、最初のシャネル作品には緊張したと語りました。強い香りと、作り手の率直な一言が聞きどころです。秋冬の涼しい夕方や夜、ウールジャケットやニットで出かける日に、まず少量で試したい一本。春なら肌寒い日に、暑く蒸す日は控えめに楽しんでみてください。

    9 min
  • 【第479回】ル・マル オードトワレ(ジャンポール・ゴルチエ)|ミントとバニラ、清潔と官能

    冷たいミントから、シェービングソープを思わせるラベンダー、温かなバニラへ。ル・マル オードトワレは、清潔感と甘い官能性を一つにした1995年の香水です。学校を出たばかりのフランシス・クルジャンが学生の練習として競作へ参加し、その提案が選ばれました。男性の胴体をかたどった瓶と金属缶は、調香師自身も発売直前まで知らなかったもの。ラベンダーとバニラの古典や、同じ作り手による後年の香水と比べると、ミントを加えたポップな個性が鮮明です。ミントからバニラまでの温度差も聞きどころ。秋冬を中心に春にも合わせやすく、夏は夜や涼しい環境で少量から試したい一本です。

    9 min
  • 【第478回】キュイール 28(ル ラボ)|ドバイのレザー、暗いバニラの余韻

    バニラと聞いて、甘いお菓子を想像しますか。ル ラボのキュイール 28では、スパイシーで暗いバニラが、力強いレザーや木、ムスクと重なります。ドバイに向けた、個性のはっきりしたオード パルファムです。煙の印象が強いパチュリ 24、ムスクを楽しむアナザー 13と比べると、革を中心にした性格が見えてきます。調香師ナタリー・ローソンが目指す簡潔な香りと、創業者が語る好みの分かれる一本の話も。秋冬の涼しい夕方、街歩きや広さのあるバーに合わせるなら、まず少量で肌の出方を確かめたい香りです。革の力強さとバニラの温かさ、どちらに惹かれますか。

    9 min
  • 【第477回】ベ ローズ 26(ル ラボ)|ローズとペッパー、光るシカゴの夜

    ローズの名で、主役はピンクペッパー。ベ ローズ 26は、明るく鋭いスパイスと、柔らかなローズ、シダー、ムスクを重ね、シカゴのジャズを表した香りです。公式の六つのキーノートが肌でどう移り変わるのか、乾いて土っぽいローズ 31や、ムスクの明暗を見せるムスク 25と何が違うのかをたどります。鋭いアップビートと静かな背景に託した街の物語、調香師フランク・フォルクルの自然と都会の記憶、円筒ボトルのラベルも聞きどころ。シカゴでは通年、世界ではフルサイズを9月にオンラインで購入できる販売期間と、春や秋、涼しい夏の夕方に少量から楽しむ方法まで、耳でゆっくり確かめます。

    9 min
  • 【第476回】21 サードタイムに吹く風(ザ・パフュームオイルファクトリー)|静かな土曜、緑とムスク

    21 サードタイムに吹く風は、土曜日の夕方にある、休むか出かけるかをまだ決めなくていい時間を描いたパフュームオイルです。アンバーグリスとオゾンの空気感から、ジュニパーの冷たい緑、ヒマラヤカンショウとホワイトムスクのやわらかな余韻へ。アナザー 13、ジェントル フルイディティ シルバー、同ブランドのプレミアム04との構成の違い、No.21からthe STORIES 21への名称変更、31種類を作ったブランドの考え方も聞きどころです。8 mlのロールオンと、専用のthe PERFUME GLASSに移し替える楽しみ方も確かめます。秋の涼しい夕方や、周囲へ強く広げたくない場面での使い方まで、耳でゆっくりたどります。

    10 min
  • 【第475回】ヴォヤージュ ドゥ エルメス(エルメス)|涼やかなジュニパーと、静かな木の余韻

    ヴォヤージュ ドゥ エルメスは、レモンとジュニパーベリーの涼しさから、ほろ苦いお茶、乾いたシダーと柔らかなムスクへ変わるオードトワレです。調香師ジャン=クロード・エレナが、行き先の景色ではなく、知らない場所へ向かう気持ちをどう香りにしたのか。テール ドゥ エルメス、オ・パフメ テ ヴェール、ジュニパー スリングとの違いも聞きどころです。回すとスプレー部を外枠内へしまえる、ポケットルーペ着想のボトル、2011年のパルファムとの違い、春や初夏の仕事や移動で使いやすい控えめな距離感まで、耳でゆっくりたどります。最後は、乾いた木と柔らかなムスクが静かに残ります。

    9 min
  • 【第474回】ムスク 25(ル ラボ)|白いムスク、その奥に夜の影

    ムスク 25は、アルデヒドとムスクの白い輝きに、ベチバー、アンバーグリス、ビーガンのシベットが暗い芯を作るムスク香水です。石鹸のように清潔と感じる人と、より動物的に感じる人で印象が分かれる理由を、実際の香りの変化からたどります。調香師フランク・フォルクルの紹介、アナザー 13やムスク ラバジュールとの違い、「天使の都」の白い翼と夜のマルホランド・ドライブが香りの明暗へつながる背景も聞きどころ。ロサンゼルスでは通年、他の地域では毎年8月と9月に販売される特別な位置づけも紹介。秋の夕方や夜、春や夏は涼しい時間に肌で試したい一本です。

    9 min
  • 【第473回】タバコ ショコラ(トム フォード)|苦いカカオと煙に差す、オレンジの光

    タバコ ショコラは、ローストしたタバコリーフとダークチョコレートを一緒に蒸留したココアスモークが主役です。オレンジと乾いたスパイスの明るい入口から、苦いカカオ、温かな樹脂へ進む変化を音声でたどります。調香師ダニエラ・アンドリエが語る「コニャック」と「蜂蜜」が、香料名ではなく質感の比喩である理由も聞きどころ。タバコ バニラのバニラや、タバコ ハニーで蜂蜜を中心に感じるという見方と比べると、カカオの苦みを選ぶ本作の立ち位置が見えてきます。濃い甘さだけで終わらない理由にも注目です。秋冬の夜、食事や装いを整える外出に合わせるなら、まずは少量を肌で確かめてください。

    9 min
  • 【第472回】アバヴ ザ ウェーブス(エタ・リーブル・ドランジュ)|二つのお茶と薫香の静けさ

    アバヴ ザ ウェーブスは、明るいベルガモットとカルダモンから、グリーンマテとセイロンティー、インセンスと乾いた木へ進むティーフレグランスです。海を思わせる題名と、甘くない茶葉が主役の香り。その意外性を、公式三段階の変化からたどります。第109回のテ ノワール 29、第106回のウーロンチャ、第43回のティー トニックとの違い、台湾限定版から現行国際版へ変わったノート、調香師マチュー・ナルダンの仕事も聞きどころ。船乗りを守る女神Mazuと、お茶を飲んで一度呼吸する物語も香りと結びつきます。春や秋の日中、職場や読書の時間に。食事や静かな小空間では、まずは少量から。持続には個人差があるため、お茶と木が残るところまで肌で確かめてみてください。

    9 min
  • 【第471回】コロン アンデレビル(フレデリック マル)|白いムスクが残す、清潔と官能

    コロン アンデレビルは、レモン、ベルガモット、オレンジブロッサム、ナルシスの明るさを、ホワイトムスクで肌へ長く残す香りです。無垢な清潔感と誘惑というムスクの二つの顔を、公式のトップとベースからたどれます。第100回の4711や、第186回のネロリ ポルトフィーノとの違いも聞きどころ。調香師ドミニク・ロピオンの精密な仕事と、「消えないコロン」という名前の逆説、50ミリリットルのボトルも話題になります。春夏の日中へつなげやすい一方、持続の感じ方は大きく分かれます。最初は少量で、数時間後のムスクまで肌で確かめてみてください。

    10 min

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