
Sign up to save your podcasts
Or


すれ違った二人が近づく場面を、花とバニラの香りで表したら。シャンブル52のコーントル タ ポーは、ネロリ、オレンジの花のアブソリュート、バニラのアブソリュートを核にしたオードパルファムです。明るい花らしさに官能的な甘さを重ねた、調香師キャロライン・ドゥムールの着想も聞きどころです。ラブ ドント ビー シャイ、シュール マ ポー、オランシーとの違いや、ブランド名の由来にも触れます。春から秋の暖かな日の日常やオフィスに合うという一人の着用者の声を手がかりに、自分ならどんな場面でまといたいかを思い浮かべられる一本です。
ウードの深い木の香りに、オレンジの皮のような爽やかな苦みを合わせたら、どんな印象になるでしょう。ロエベのビタースイートウードは、ビターオレンジの明るさと、樹脂を思わせるウードの深みが魅力。サンダルウッドがクリーミーな温かさを添えます。本作の調香師として紹介されるヌリア・クルエリェスがウードに求めた「オレンジ色のきらめき」と、オレンジ ビターズと選び分ける鍵になるウードの深みも聞きどころです。秋や冬の外出で試すなら、つけた直後だけでなく、時間が経ったあとの木の香りまで肌で確かめてみてください。あなたなら、どんな日にまといたいですか?
ディプティックのフルールドゥポー オードパルファンは、アイリスの乾いた粉感と、肌の温度へ近づくムスクが同居する香り。アルデヒドとピンクペッパーの明るい刺激から、冷たい粉、温かな肌へ移る流れをたどります。グロッシアー ユーやロー パピエとの質感の違い、エロスとプシュケの神話、二面のラベル、調香師オリヴィエ・ペシューの歩みも聞きどころです。受賞した2018年のオードパルファンと、2025年のオードトワレの違いは、選ぶときの手掛かりにもなります。春や秋の仕事や少人数の食事に合わせるなら、紙だけでなく肌で時間をおいて試したい一本です。
香港に捧げられた、ル ラボのビガラード 18。ベルガモットとネロリの青く苦い明るさへ、温かなムスクと少量のウッドが重なり、爽やかさと落ち着きが同時に続きます。明るい側と温かな側がどちらも消えず、古い香港と新しい香港が共存する世界へつながるところも、この香りならではです。百合と柑橘の木が香るリパルス・ベイ・ホテルの廊下という記憶や、ネロリ 36、フルール ドランジェ 27、フレデリック マルのコロン ビガラードとの違いも聞きどころ。春から夏の日中、仕事前や街歩きで清潔感を出したいときの使い方、量を控えたい場面まで、実際にまとった姿を思い浮かべながらお楽しみください。
2013年発売のオード パルファム、ル ラボのイラン 49。イランイランとタヒチ産クチナシの豊かな花に、パチュリやオークモス、ベチバーなどが暗い下地を添えるシプレーフローラルです。白い花が前に出るリス 41との違いや、約3年にわたるフローラルの探求、森の花束をバッハのフーガに重ねる公式の比喩にも触れます。調香師フランク・フォルクルの背景、涼しい日に少量から試す方法、着用者によって異なる感じ方もたどります。花だけで終わらない香りの重なりを、一緒に聴いてみませんか。
ボッテガ・ヴェネタのバリアーモは、ポメロのほろ苦い光から、青いハーブと白イチジクの丸みを通り、乾いたシダーへ進む香水です。
イタリア語で「さあ、踊ろう!」という名前と、イチジクの木の下で裸足で踊る夏の夜。二つの土地の素材を編む「イントレチャート・デュオ」の発想が、香りとボトルをつなぎます。
同じアルタのオールウェイズ ナウ、ディプティックのフィロシコス、BDKパルファムのグリ・シャーネルと比べながら、晩春から初秋の夕方に選ぶ理由を考えます。甘さだけではないイチジク香水を探す人にも、違いが見える回です。
ボッテガ・ヴェネタのオールウェイズ ナウは、イタリアンバジルの青さに、マダガスカル産ベチバーの深みを重ねた香水。ハーブと柑橘の軽快さを、木の落ち着きと一緒に楽しむ一本です。
革の帯を編むイントレチャートは、ボトルの模様だけでなく、香りの素材の組合せにもつながります。モンテベッロ、エルブ トゥルブラントと比べると、爽やかな香りの中で求める感触も見えてきます。
春夏の朝から日中、シャツや薄手のコットン服で出かける日に。最初の葉と柑橘だけでなく、肌に残る木やムスクまで確かめたくなる香りです。
ルイ・ヴィトンのエルは、ローズの豊かさにスズランの涼しさとアンバーの温かさを重ねた香水。花の柔らかさと存在感を一緒に楽しみたいときに、気になる一本です。
調香師ジャック・キャヴァリエ・ベルトリュードが、5歳で父から渡されたローズの試香紙。その記憶や、柔らかな花束と力強さの釣り合いを探った制作背景にも耳を傾けます。
アトラップ レーヴ、ローズ・デ・ヴァンとの比較から、花の周りに求める感触も見えてきます。穏やかな日の街歩きや夕方の食事に。ブラウスや軽いジャケットに合わせて、肌に残る花と温もりを確かめたくなる香りです。
レ オー プリモディアルのエレベーションは、洋梨とヘーゼルナッツに、ゴマやバニラを重ねた香水。甘さの中にある香ばしさと、木やムスクの柔らかな余韻が聴きどころです。
創設者で調香師のアルノー・プーランが、10年の創作を祝って作った一本。祖父と眺めた城館が工房になった思い出や、過去の香水から受け継いだ素材にも、その歩みが表れます。
バニラのアルタイール、洋梨のブルー タリスマンとの比較から、甘い香りを選ぶ理由も見えてきます。秋や冬、ニットとジャケットで出かける日に。肌に残るナッツやゴマの感じ方を、ゆっくり確かめたくなる香りです。
カルティエのウード&サンタル パルファンは、ウードに甘いサンダルウッドとプラムを重ねた香水。木の香りに、シロップのような甘さと包み込む質感があります。2016年に登場した一本です。
ウード樹脂を前に出すウード&ウード、乾いた木やレザーを思わせるサンタル 33。二つの比較から、どんな木の香りを楽しみたいかが見えてきます。調香師マティルド・ローランが、宝飾の同僚にウードを焚いてもらった思い出や、リングから着想した瓶の結びにも耳を傾けたいところ。
秋冬や涼しい夕方、ニットやジャケットで出かける落ち着いた集まりに。肌で甘さを確かめて選びたい一本です。
From the publisher's feed