音本倶楽部/放送部 Marutake podcast

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By Harugoro Shichimi 七味春五郎ArtsBooks
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音本倶楽部/放送部 Marutake podcast episodes

  • 山本周五郎作 泥棒と若殿【朗読時代小説】

    1949年(昭和24年)12月 『講談倶楽部』発表作品


    御家騒動にまきこまれ、廃墟に幽閉される成信。刺客におそわれ、食うにも事欠く彼のもとにあらわれたのは、泥棒であった。

    ■登場人物
    成信……大名家の二男。お家騒動で幽閉されている。
    伝九郎……不幸な泥棒。
    大炊頭成豊……成信の父。藩主。
    成武……成信の兄。
    滝沢図書助……江戸の筆頭家老。
    梶田重右衛門……側用人。反滝沢派。
    鮫島平馬……梶田派の侍。
    新三……伝九郎の継父。七つの時、死去
    吉五郎……古石場の人足。伝九郎を裏切る。
    室久左衛門……藩の中老。

    ■用語集
    常住(じょうじゅう)……いつもそこに住んでいること
    古書院(こじょいん)……母屋から張り出した部屋。小さな書院。
    重過(じゅうか)……重大な過ち
    蟄居(ちっきょ)……武士の刑罰の一つ。自宅や一定の場所に閉じ込めて謹慎させた物。
    杣道(そまみち)……細くてけわしい山路。
    車力(しゃりき)……大八車などをひいて荷物を運搬するひと
    待命(たいめい)……命令の出るのを待っていること。その地位を保ちながら、職務や任地が決まらないこと。
    前栽(せんざい)……草木を植えた庭。または植え込みのこと。
    気宇(きう)……心の持ち方。
    おじゃん……火事が鎮火したときの半鐘の音からきた。物事が中途で駄目になること。

    ■この動画の目次
    0:00 一
    6:36 二
    12:49 三
    18:33 四
    25:45 五
    31:28 六
    37:38 七
    43:34 八
    49:33 九
    55:36 十
    1:01:51 十一

    #再録シリーズ #朗読時代小説 #山本周五郎

    1 hr 9 min
  • 山本周五郎作 人情裏長屋【朗読時代小説】

    ■あらすじ

     1948年(昭和23年)7月 『講談雑誌』折箸蘭亭名義での発表。
     松村信兵衛は、十六店と呼ばれる裏長屋に転がりこんだ浪人。この男、人品骨柄がよくて、金回りもよろしく、毎日酒をのみ、毎日人助けをして世を暮らしている。その正体は誰も知らない。
     沖石主殿というおなじく浪人に身をやつす侍が長屋に越してきたことから、生活は一変してしまう。嬰児を残して、出奔してしまったからだ。
     周囲が止めるのもきかず、信兵衛は赤子をしょって、好きな酒もたち、剣もおいて、蕎麦屋台をひきはじめる。鶴之助を立派に育てようと決意して店。

    ■登場人物
    松村信兵衛……浪人。道場破りをして金を稼げるほどの剣の達人で、貧しい長屋の人たちの面倒をみるお人好し。
    重助……夜鷹そば屋。信兵衛の隣に住む老人。
    おぶん……重助の孫娘。信兵衛の世話をしている。
    沖石主殿……十六店長屋に越して来た。浪人生活の中で、妻を亡くしている。
    鶴之助……主殿の子。

    又平……居酒屋「丸源」の主。
    なべ公……丸源の小僧。
    虎……長屋の住人。
    熊公……同上。
    竹造……同上。
    八……同上。
    平七……十六店長屋の差配。
    定吉……酒屋「三河屋」の小僧。
    折笠五郎左衛門……神伝流道場の道場主。信兵衛に道場破りをされる。
    太田某……折笠道場の師範代。

    ■用語集
    御落胤……身分の高い人が、正妻以外の、身分の低い女性に産ませた子どものこと。
    嘲弄(ちょうろう)……あざけり、からかうこと
    白痴(こけ)……精神遅滞
    火見櫓(ひのみ)……火災を発見するためのやぐら。頂上につるした半鐘や太鼓を鳴らした。
    嬰児(えいじ)……乳飲み子。
    店賃(たなちん)……家の借り賃。家賃。
    矢声(やごえ)……矢叫び。矢を射あうときの叫び声
    懸隔(けんかく)……非常に差があること。
    凝集(ぎょうしゅう)……散らばっていたものが、一つに集まり固まること
    不日(ふじつ)……日数を余りえず、すぐであること
    市井(しせい)……ちまた。人が多く集まり住むところ
    蹣跚(まんさん)……よろよろと歩くさま
    差配(さはい)……所有者のかわりに、貸し地や家の管理をする人
    番所(ばんしょ)……番人が詰めるための施設。江戸では町奉行所もさすが、辻番所、橋番所、木戸番屋、自身番屋などもあった。
    てんで……まるっきり。まったく。てんから。
    人別(にんべつ)……人別帳の略
    こぬか雨……霧雨
    忿怒(ふんぬ)……ひどく怒ること。
    鼬の道……行き来交際音信がとだえること
    頓才(とんさい)……頓知の才
    歯牙(しが)……歯
    咀嚼(そしゃく)……口の中でよくかみ砕き味わうこと
    些少(さしょう)……数量や程度が僅かなこと
    ほろ蚊帳……ほろのようにつくった幼児用の小さな蚊帳



    ■この動画の目次
    0:00 一 おちぶれて来る人の寄り場所
    12:40 二 相手を立てて、それからの沙汰
    25:07 三 
    37:15 四
    49:01 五

    #オーディオブック #朗読時代小説 #山本周五郎

    1 hr 12 min
  • audiobook 山本周五郎作 茶摘みは八十八夜から始まる 後編

    ■あらすじ

    遊蕩におぼれ、抜け出すことができずにいた平三郎は、父と重役たちの密談をきく。詰め腹、毒害……

    最初は自分のことかと思ったが、それは藩で預かっている本多出雲守政利の処遇のことであった。

    酒乱で人まで斬るこの元大名を、人ごととは思えなくなった平三郎は、政利の相伴役を申し出る。

    二人の夜のお仕事がはじまる……


    ■登場人物
    水野 平三郎 ……遊蕩と酒びたりの生活から抜け出すことができず、似た境遇の政利の相伴役を願い出る。
    本多出雲守政利……酒とわがままで藩を潰し岡崎藩の預け人となっている。
    萩 尾    ……政利の侍女。平三郎を頼りにする。


    水野五郎左衛門……平三郎の父。老職。
    み や    ……平三郎の母。
    水野三郎右衛門……城代家老。水野家本家。
    拝郷 内蔵助 ……老職。

    鈴江 主馬  ……工事奉行支配。
    梶川 伊八郎 ……平三郎の飲み友達。
    松尾 忠之助 ……同上。

    村松 義兵衛 ……前相伴役。
    水野 忠之  ……岡崎藩主。


    ■用語集
    やにさがる……得意になってにやにやする
    老成……ロウセイ・年を取り経験をつんで、熟達していること。年齢のわりに大人びていること
    懲戒……チョウカイ・不正または不当な行為に対して制裁を加えるなど
    太守……タイシュ・国持ち大名の俗称
    相伴……ショウバン・人の相手を務めて一緒に飲み食いすること。
    紊乱……ビンラン・秩序・風紀などが乱れること。また、乱すこと。
    円座……渦巻き型にまるく編んだ敷物
    面罵……メンバ・面と向かって罵ること
    内達……ナイタツ・前もって内々に通達すること
    訓戒……クンカイ・物事の理非・善悪を教え諭し、戒めること
    世子……セイシ・天子、諸侯、大名などの世継ぎ
    直諫……チョッカン・率直に目上の人をいさめること
    惣門……ソウモン・外構えの大門。城などの外郭の正門。
    梶棒……カジボウ・人力車や荷車などを引くための長い柄
    畷……ナワテ・田の間の道。あぜ道
    状箱……書状をいれて使いに持たせた木製の箱
    寒夜……カンヤ
    下賤……ゲセン・いやしいこと。身分が低いこと。卑賤
    労作……骨を折って働くこと。労働
    助郷……スケゴウ・宿駅常備の人馬が不足の場合に、補充のため近隣の村々に課された夫役
    喘鳴……ゼンメイ・呼吸音ぜいぜい、ひゅうひゅう。
    侍者……ジシャ・貴人につかえて雑用を務める人
    恩顧……オンコ・情けを透けること。よく面倒をみること。
    嫡孫……チャクソン・家督を継ぐ孫
    衣紋……エモン・和服の襟の、胸で合わせる部分。
    悔悟……カイゴ・自分のしたことの悪かったことを認めて、後悔すること
    厨口……クリヤグチ・台所の出入り口。勝手口。
    借銭……シャクセン・借金

    BSテレ東「山本周五郎時代劇 武士の魂」

    第一話「大将首」https://www.youtube.com/watch?v=8paCZRwyEbw
    第二話「晩秋」https://www.youtube.com/watch?v=-BfqDg0xXnc
    第三話「菊月夜」https://www.youtube.com/watch?v=DGqP6FO0tRY
    第四話「山だち問答」https://youtu.be/SIqBRYO-PbQ
    第五話「山茶花帖」https://youtu.be/97dxiCkl8eY
    第六話「五十三右衛門」https://youtu.be/pC7YqZRlBh8
    第七話「風車」https://youtu.be/aPMPjV0YLV0
    第八話「茶摘は八十八夜から始まる」https://youtu.be/CFVVnoA9Ivw
    第九話「野分」https://www.youtube.com/watch?v=YNxuTK6qwdU
    第十話「砦山の十七日」https://www.youtube.com/watch?v=yuU_pHJC7x4
    第十一話「金作行状記」https://www.youtube.com/watch?v=JtvRBDTVQdo
    第十二話「失蝶記」https://www.youtube.com/watch?v=FMD9XXHebvg


    ■この動画の目次
    0:00 一
    8:19 二
    16:21 三
    25:16 四
    34:10 五
    43:13 六
    52:22 七
    1:00:57 八
    1:10:57 九
    1:19:48 十


    #山本周五郎 #朗読時代小説 #短編 #BSテレ東「山本周五郎時代劇 武士の魂」

    49 min
  • audiobook 山本周五郎作 茶摘みは八十八夜から始まる 前編

    ■あらすじ

    遊蕩におぼれ、抜け出すことができずにいた平三郎は、父と重役たちの密談をきく。詰め腹、毒害……

    最初は自分のことかと思ったが、それは藩で預かっている本多出雲守政利の処遇のことであった。

    酒乱で人まで斬るこの元大名を、人ごととは思えなくなった平三郎は、政利の相伴役を申し出る。

    二人の夜のお仕事がはじまる……


    ■登場人物
    水野 平三郎 ……遊蕩と酒びたりの生活から抜け出すことができず、似た境遇の政利の相伴役を願い出る。
    本多出雲守政利……酒とわがままで藩を潰し岡崎藩の預け人となっている。
    萩 尾    ……政利の侍女。平三郎を頼りにする。


    水野五郎左衛門……平三郎の父。老職。
    み や    ……平三郎の母。
    水野三郎右衛門……城代家老。水野家本家。
    拝郷 内蔵助 ……老職。

    鈴江 主馬  ……工事奉行支配。
    梶川 伊八郎 ……平三郎の飲み友達。
    松尾 忠之助 ……同上。

    村松 義兵衛 ……前相伴役。
    水野 忠之  ……岡崎藩主。


    ■用語集
    やにさがる……得意になってにやにやする
    老成……ロウセイ・年を取り経験をつんで、熟達していること。年齢のわりに大人びていること
    懲戒……チョウカイ・不正または不当な行為に対して制裁を加えるなど
    太守……タイシュ・国持ち大名の俗称
    相伴……ショウバン・人の相手を務めて一緒に飲み食いすること。
    紊乱……ビンラン・秩序・風紀などが乱れること。また、乱すこと。
    円座……渦巻き型にまるく編んだ敷物
    面罵……メンバ・面と向かって罵ること
    内達……ナイタツ・前もって内々に通達すること
    訓戒……クンカイ・物事の理非・善悪を教え諭し、戒めること
    世子……セイシ・天子、諸侯、大名などの世継ぎ
    直諫……チョッカン・率直に目上の人をいさめること
    惣門……ソウモン・外構えの大門。城などの外郭の正門。
    梶棒……カジボウ・人力車や荷車などを引くための長い柄
    畷……ナワテ・田の間の道。あぜ道
    状箱……書状をいれて使いに持たせた木製の箱
    寒夜……カンヤ
    下賤……ゲセン・いやしいこと。身分が低いこと。卑賤
    労作……骨を折って働くこと。労働
    助郷……スケゴウ・宿駅常備の人馬が不足の場合に、補充のため近隣の村々に課された夫役
    喘鳴……ゼンメイ・呼吸音ぜいぜい、ひゅうひゅう。
    侍者……ジシャ・貴人につかえて雑用を務める人
    恩顧……オンコ・情けを透けること。よく面倒をみること。
    嫡孫……チャクソン・家督を継ぐ孫
    衣紋……エモン・和服の襟の、胸で合わせる部分。
    悔悟……カイゴ・自分のしたことの悪かったことを認めて、後悔すること
    厨口……クリヤグチ・台所の出入り口。勝手口。
    借銭……シャクセン・借金

    BSテレ東「山本周五郎時代劇 武士の魂」

    第一話「大将首」https://www.youtube.com/watch?v=8paCZRwyEbw
    第二話「晩秋」https://www.youtube.com/watch?v=-BfqDg0xXnc
    第三話「菊月夜」https://www.youtube.com/watch?v=DGqP6FO0tRY
    第四話「山だち問答」https://youtu.be/SIqBRYO-PbQ
    第五話「山茶花帖」https://youtu.be/97dxiCkl8eY
    第六話「五十三右衛門」https://youtu.be/pC7YqZRlBh8
    第七話「風車」https://youtu.be/aPMPjV0YLV0
    第八話「茶摘は八十八夜から始まる」https://youtu.be/CFVVnoA9Ivw
    第九話「野分」https://www.youtube.com/watch?v=YNxuTK6qwdU
    第十話「砦山の十七日」https://www.youtube.com/watch?v=yuU_pHJC7x4
    第十一話「金作行状記」https://www.youtube.com/watch?v=JtvRBDTVQdo
    第十二話「失蝶記」https://www.youtube.com/watch?v=FMD9XXHebvg


    ■この動画の目次
    0:00 一
    8:19 二
    16:21 三
    25:16 四
    34:10 五
    43:13 六
    52:22 七
    1:00:57 八
    1:10:57 九
    1:19:48 十


    #山本周五郎 #朗読時代小説 #短編 #BSテレ東「山本周五郎時代劇 武士の魂」

    44 min
  • 朗読版 樅の木は残った 第一巻  山本周五郎作

    YouTube【AudiobookChannel】で好評連載中の、樅の木は残った

    Podcast版で登場です!

    -------------------------

    舞台は、仙台藩伊達家

     主題は、講談でおなじみ伊達騒動

     伊達騒動は、史上三度あったわけですが(三つとも関連性があるわけですが)、こたびの伊達騒動は、いわゆる寛文事件。主人公は、この事件の幕引きを行った原田甲斐。


     従来悪人とされてきた原田でありますが、明治になりその評価を一変させるある書物が発見されます。それが伊達家に秘蔵されてきた「伊達の黒箱」中には仙台藩が秘匿してきた文書が幾束も眠っていたわけですが……


     物語ること名人の域に達した山本周五郎は、三代お家騒動の一つと言われた伊達騒動をいかに料理して見せたのか? その答えがこたびの朗読からあかされていくわけです! 聴かなきゃ損! チャンネル登録よろしく!

    -------------------------


    ちなみに伊達の黒箱は、仙台市博物館に所蔵されています。 

    ■樅の木は残った、の再生リストです。

    https://www.youtube.com/playlist?list=PLbLffmEwTDpqUxrw0aq2KZXpGx2ysC8bX


    ■山本周五郎の世界プレイリスト

    https://www.youtube.com/playlist?list=PLbLffmEwTDpqZQF2P5DIQH8Ou-5s3ltQY


    -------------------------

    1 hr 48 min
  • 日本婦道記 山本周五郎作  「二十三年」

    ■樅の木は残った、の再生リストです。

    https://www.youtube.com/playlist?list...


    ■山本周五郎の世界プレイリスト

    https://www.youtube.com/playlist?list...

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    山本周五郎は、明治36年生まれ。亡くなったのが1967年のことで、最近では青空文庫にも著作がのりはじめています。わたしなどもそれを利用して、朗読など行っていますが、この山本周五郎がじつに面白い小説をかく!


     この周五郎大先生、山梨県の生まれで、本名は清水三十六(さとむ)。年号からきてるんですね。明治四十年におこった大水害で、祖父母叔父叔母を失い東京に転居。小学四年のときの担任から小説家になれと励まされ本人もその気になったと言いますから、当時から非凡なものがあったのでしょう。小学校を卒業した周五郎は、木挽町二丁目にあった山本周五郎商店に徒弟としてすみこみます。そのあたり、芥川、太宰の華麗な学歴と比べると……ん? でも、この体験があの作風につながっていくんでしょうね。視力にもんだいのあった周五郎は徴兵検査こそ逃れるが、関東大震災をくらって山本周五郎商店はあえなく解散。


     周五郎は小説を書きながら、転居したり就職したり首になったりしていましたが、昭和七年、講談社発刊の雑誌「キング」にて、時代小説の執筆を開始します。三十代の周五郎は、その作品の半ば以上を講談社の雑誌から発表しています。今回、朗読して出した日本婦道記は、「婦人倶楽部」に書かれたもの。これが、第十七回直木賞に選ばれるわけですが、周五郎は辞退。四十才のときの話でした。この時期、第十一回芥川賞も高木卓が辞退しています。この著名な文学賞を受賞辞退したのは、この二名だけという話です。もっとも周五郎は、毎日出版文化賞(樅の木は残った)、文藝春秋読者賞(青べか物語)、も辞退しております。


     周五郎は、「山本周五郎」以外のペンネームもいくつも使っているのですが、この名に落ち着いたのは、やはり「山本周五郎商店」の店主、山本周五郎に恩義があったからでしょう。


     この店主は、自身も洒落齋という雅号をもっていて、周五郎が作家として自立できるまで、いろいろと支援していたんですね。ペンネームにこの名をつかったのは、周五郎の感謝がこめられていたんでしょうか? ふるきよき時代のお話であります。


     周五郎は文壇とは薄い人でヘビースモーカー。人嫌いで、座談はうまいのに、講演も全て断ってしまう。文学賞をすべて断ったのも、この性格に起因しているらしい。

    -------------------------

    日本婦道記は、1942年『婦人倶楽部』に掲載された。短編の連作集で、31編がまとめられています。


    松の花

    箭竹

    梅咲きぬ

    笠堀

    忍緒

    襖

    春三度

    不断草

    障子

    阿漕の浦

    藪の陰

    頬

    横笛

    郷土

    雪しまく峠

    髪かざり

    糸車

    菊の系図

    尾花川

    桃の井戸

    壱岐の島

    竹槍

    蜜柑畑

    おもかげ

    二粒の飴

    花の位置

    墨丸

    二十三年

    菅笠

    風鈴

    小指


    以上を読み上げていきます。おたのしみに!

    45 min
  • 朗読青空文庫名作劇場 れもん 梶井基次郎作  朗読七味春五郎  発行元丸竹書房

    Podcast版朗読配信第二弾は、


    梶井基次郎作「れもん」


    梶井基次郎は、1901年明治34年に生まれた。没は1932年。わずか31年の生涯で、それゆえ、残した作品も20篇余りで多くない。


    檸檬は、そんな梶井の代表作で、1925年の同人誌『青空』創刊号に掲載。このときは評判にはならなかった。

    檸檬が注目されるのは、1931年、初の創作集『檸檬』が刊行されて後のことである。

    同年には「のんきな患者」を仕上げて、初の原稿料を受け取っている。


    このように梶井が認められ出したのは、死の前年であり、作家生活も七年ほどにすぎない。そのほとんどは同人誌での活動であり、梶井が文学界で独特の地位をしめるようになったのは、死後の話である。


    長く結核とつきあい、晩年病状に苦しんだ梶井だが、本人は平静重病であることを他人に悟られぬようにしていたという。また非常に五感のするどい人で、作品によくあらわれている。友人思いの優しい男で、子どもにも好かれたという。ただ、結核といううつる病気を、本人は大変気にして傷つくこともあった。



    檸檬、は、とても読み応えのある作品でしたので、梶井先生の他の作品も順次読んでいこうと思っております。

    ちなみに、命日の3月24日は、檸檬忌、と呼ばれているそうです。


    梶井先生に、みんながほめているのを、きかせてあげたかったなあ。

    22 min
  • 夏目漱石を読む  こころ 第一話

    日本で最も読まれた本

    夏目漱石のこころを朗読いたしました。

    七味春五郎のAudiobookChannelでは、聴く読書のススメ! として朗読動画を配信してきましたが、ポッドキャストでもお聞きいただけるよう、朗読作品を厳選して配信していきます。

    第一弾は、夏目漱石です!


    23 min

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