
Sign up to save your podcasts
Or


1949年(昭和24年)12月 『講談倶楽部』発表作品
■あらすじ
■あらすじ
■あらすじ
YouTube【AudiobookChannel】で好評連載中の、樅の木は残った
Podcast版で登場です!
-------------------------
舞台は、仙台藩伊達家
主題は、講談でおなじみ伊達騒動
伊達騒動は、史上三度あったわけですが(三つとも関連性があるわけですが)、こたびの伊達騒動は、いわゆる寛文事件。主人公は、この事件の幕引きを行った原田甲斐。
従来悪人とされてきた原田でありますが、明治になりその評価を一変させるある書物が発見されます。それが伊達家に秘蔵されてきた「伊達の黒箱」中には仙台藩が秘匿してきた文書が幾束も眠っていたわけですが……
物語ること名人の域に達した山本周五郎は、三代お家騒動の一つと言われた伊達騒動をいかに料理して見せたのか? その答えがこたびの朗読からあかされていくわけです! 聴かなきゃ損! チャンネル登録よろしく!
-------------------------
ちなみに伊達の黒箱は、仙台市博物館に所蔵されています。
■樅の木は残った、の再生リストです。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbLffmEwTDpqUxrw0aq2KZXpGx2ysC8bX
■山本周五郎の世界プレイリスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbLffmEwTDpqZQF2P5DIQH8Ou-5s3ltQY
-------------------------
■樅の木は残った、の再生リストです。
https://www.youtube.com/playlist?list...
■山本周五郎の世界プレイリスト
https://www.youtube.com/playlist?list...
-------------------------
山本周五郎は、明治36年生まれ。亡くなったのが1967年のことで、最近では青空文庫にも著作がのりはじめています。わたしなどもそれを利用して、朗読など行っていますが、この山本周五郎がじつに面白い小説をかく!
この周五郎大先生、山梨県の生まれで、本名は清水三十六(さとむ)。年号からきてるんですね。明治四十年におこった大水害で、祖父母叔父叔母を失い東京に転居。小学四年のときの担任から小説家になれと励まされ本人もその気になったと言いますから、当時から非凡なものがあったのでしょう。小学校を卒業した周五郎は、木挽町二丁目にあった山本周五郎商店に徒弟としてすみこみます。そのあたり、芥川、太宰の華麗な学歴と比べると……ん? でも、この体験があの作風につながっていくんでしょうね。視力にもんだいのあった周五郎は徴兵検査こそ逃れるが、関東大震災をくらって山本周五郎商店はあえなく解散。
周五郎は小説を書きながら、転居したり就職したり首になったりしていましたが、昭和七年、講談社発刊の雑誌「キング」にて、時代小説の執筆を開始します。三十代の周五郎は、その作品の半ば以上を講談社の雑誌から発表しています。今回、朗読して出した日本婦道記は、「婦人倶楽部」に書かれたもの。これが、第十七回直木賞に選ばれるわけですが、周五郎は辞退。四十才のときの話でした。この時期、第十一回芥川賞も高木卓が辞退しています。この著名な文学賞を受賞辞退したのは、この二名だけという話です。もっとも周五郎は、毎日出版文化賞(樅の木は残った)、文藝春秋読者賞(青べか物語)、も辞退しております。
周五郎は、「山本周五郎」以外のペンネームもいくつも使っているのですが、この名に落ち着いたのは、やはり「山本周五郎商店」の店主、山本周五郎に恩義があったからでしょう。
この店主は、自身も洒落齋という雅号をもっていて、周五郎が作家として自立できるまで、いろいろと支援していたんですね。ペンネームにこの名をつかったのは、周五郎の感謝がこめられていたんでしょうか? ふるきよき時代のお話であります。
周五郎は文壇とは薄い人でヘビースモーカー。人嫌いで、座談はうまいのに、講演も全て断ってしまう。文学賞をすべて断ったのも、この性格に起因しているらしい。
-------------------------
日本婦道記は、1942年『婦人倶楽部』に掲載された。短編の連作集で、31編がまとめられています。
松の花
箭竹
梅咲きぬ
笠堀
忍緒
襖
春三度
不断草
障子
阿漕の浦
藪の陰
頬
横笛
郷土
雪しまく峠
髪かざり
糸車
菊の系図
尾花川
桃の井戸
壱岐の島
竹槍
蜜柑畑
おもかげ
二粒の飴
花の位置
墨丸
二十三年
菅笠
風鈴
小指
以上を読み上げていきます。おたのしみに!
Podcast版朗読配信第二弾は、
梶井基次郎作「れもん」
梶井基次郎は、1901年明治34年に生まれた。没は1932年。わずか31年の生涯で、それゆえ、残した作品も20篇余りで多くない。
檸檬は、そんな梶井の代表作で、1925年の同人誌『青空』創刊号に掲載。このときは評判にはならなかった。
檸檬が注目されるのは、1931年、初の創作集『檸檬』が刊行されて後のことである。
同年には「のんきな患者」を仕上げて、初の原稿料を受け取っている。
このように梶井が認められ出したのは、死の前年であり、作家生活も七年ほどにすぎない。そのほとんどは同人誌での活動であり、梶井が文学界で独特の地位をしめるようになったのは、死後の話である。
長く結核とつきあい、晩年病状に苦しんだ梶井だが、本人は平静重病であることを他人に悟られぬようにしていたという。また非常に五感のするどい人で、作品によくあらわれている。友人思いの優しい男で、子どもにも好かれたという。ただ、結核といううつる病気を、本人は大変気にして傷つくこともあった。
檸檬、は、とても読み応えのある作品でしたので、梶井先生の他の作品も順次読んでいこうと思っております。
ちなみに、命日の3月24日は、檸檬忌、と呼ばれているそうです。
梶井先生に、みんながほめているのを、きかせてあげたかったなあ。
日本で最も読まれた本
夏目漱石のこころを朗読いたしました。
七味春五郎のAudiobookChannelでは、聴く読書のススメ! として朗読動画を配信してきましたが、ポッドキャストでもお聞きいただけるよう、朗読作品を厳選して配信していきます。
第一弾は、夏目漱石です!
From the publisher's feed

1 Listeners

0 Listeners

8 Listeners

0 Listeners

0 Listeners