中田勝猛のカツテイクミー・アウト・トゥナイト

中田勝猛のカツテイクミー・アウト・トゥナイト

By カツテイクArts
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中田勝猛のカツテイクミー・アウト・トゥナイト episodes

  • ep.62 名盤再訪記 Stina Nordenstam『This is Stina Nordenstam』(2001)

    スティーナ・ノルデンスタム/独特のウィスパーボイスとメロディ/Big Theifに近い/91年から04年に6枚のアルバムを発表/1st, 2ndはアコギ主体の爽やかな曲(オススメ曲Soon After Christman/Little Star)/3rd, 4thはノイズ気味のエレキ主体で絶望感(Down Desire Avenue/Purple Rain)/5th, 6thは前期・中期の融合/『This is Stina Nordenstam』(2001)は5作目/一曲目にふさわしいtr1 "Everyone Else In The World"/絶望と優しいメロディの対比(MVも良い) tr4 "The Diver"/SuedeのBredがゲストボーカルのtr7 "Keen Yellow Planet"/シンプルで美しいtr10 "Clothe Yourself For The Wind"/来週はお休み



    21 min
  • ep.61『火山のふもとで』松家仁之(新潮文庫)

    読売文学賞のイメージ/最高級日本酒のような飲みやすさと味の深み(のような小説)/元有名編集者が辞めて書いた小説/あらすじ(新人建築家が過ごした夏の軽井沢)/動作(アクション)ばかりでぐいぐい読める/漢字を開く/文体と軽井沢の爽やかさ/この文体だからこそ複雑な建築の解説を入れられる/全体な構成(建築の寿命を他の要素に重ね合わせる)/文庫版あとがき、著者の半生が最高/「もう小説書かないって言ってましたけど、本当ですか?」

    23 min
  • ep.60 最近聴いた音楽(L'RainとFerg's Imaginary Big Band)

    ロックフェスシーズンは大物のリリース多め/Charil XCXは『Pop2』の印象強すぎて/Phoebe Bridgersも良いけど前作の方が好きかな/Arcaも出てきて10年以上経つと「安定の」枠/良かったのがL'Rain(ロレイン)『fata morgana』/Mark Guilianaが参加してるSam Barsh『Straight08』がちょっと面白い/良かったのがFerg's Imaginary Big Band『The New Atomic』/リーダーはFergus Quill/スウィングジャズを現代に再解釈(ジャケの元ネタがCount Basie『The Atomic Mr Basie』)


    ※ライブは31人、レコーディングは20人と言ったけれど、正確には「レコーディングが41人、ライブは30人」でした。

    21 min
  • ep.59 『こんなにも多くの人が、マリアナ』マリア・ジュディッテ・デ・カルヴァーリョ

    『こんなにも多くの人が、マリアナ』マリア・ジュディッテ・デ・カルヴァーリョ(木下眞穂訳・集英社)/2023ヨーロッパ文芸フェスティバルへ紹介/人生うまく行かない人たちの話/人生を短編に圧縮/大きな出来事への距離感/絶妙な比喩/中編での構成力/世代間、社会も描く/今、読まれるのも納得/次も読みたいな

    18 min
  • ep.58 Mary Halvorsonのライブ

    ジャズギタリストで作曲家、Mary Halvorson(メアリー・ハルヴァーソン)/詳しい経歴は柳樂光隆氏の記事をググってください/おすすめのアルバムはAmaryllis(2022)/実験的とポップさの割合の妙/ギターは伝統的と実験的/Line6のDelay/エフェクターのトレンド(Mk.GeeとChase Bliss) /ジャズまみれの8月の締めのライブ/6人全員で世界観を作っていく/ドラムのストロークの正確さ/最後は見たいものやってくれるサービス性

    19 min
  • ep.57 サーデク・ヘダーヤト『盲目の梟』

    サーデク・ヘダーヤトの中編小説『盲目の梟』(中村公則訳 白水Uブックス)/短編も入ってるよ/読めば読むほど繋がりが分かってきて、さらに訳が分からなくなってさらに面白くなる/前半と後半に別れていて、前半のあらすじ/カフカ的な不条理/ひたすら内省/ドストエフスキー的な論理的な思考/神との合一、時間感覚の消失がイスラム神秘主義っぽい?/これぞ世界文学

    21 min
  • ep.56 マリア・シュナイダー・オーケストラを見に行った

    ビッグバンド・ジャズって?(クレオールの音楽教育(※南部全体ではなく一部の地域のはず)から「黒人」へ→ジャズの誕生から室内楽団との融合)/Buddy Rich(Time Check / Nutville)/教育的側面(吹奏楽から大学でビッグバンドジャズへ)/コンテンポラリーでの大物がマリア・シュナイダー/デイヴィッド・ボウイと共演(友人への訂正)/ブルーノートと提携している高崎芸術劇場/マリアの曲の説明(Sky Blue)/とにかく美しい!/Sputnikのバリサクのソロ/Cerulean Skiesのダニー・マッキャスリンのソロ/ビッグバンドジャズあるある「ギター、要る?」/現代のジャズギターの変化/Don't to be Evilではギターソロも/ギターのJeff Milesと少しお話/ジャズで初めて見たギター/

    29 min
  • ep.55 『ちいかわ』劇場版はドストエフスキーなのか?

    何も知らず劇場版とか最終回だけ観るのがわりと好き/The Japan Times "more in common with Dostoevsky than Hello Kitty"/正直、ドストエフスキー語れるほど詳しくはない/それでも、これをドストエフスキーと言われちゃ困るのはわかる/文章を発するキャラが少ない!/冒頭に提示された謎で引っ張っていく/曖昧な物語の締め方/ドストエフスキーっぽくなるとしたらエンドロールのあと/ドストエフスキーはネタバレ関係ない/小さなおともだちはどう見たのか聞いてみたい!

    21 min

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中田勝猛(カツテイク)が文学、音楽、その他について自由に語ります。初の訳書、エリン・M・プッシュマン『創作者のための読書術 読む力と書く力を養う10のレッスン』が7月26日発売。