Part. 1に続きDANDRITE研究所で来夏独立予定の北沢太郎さん(@kitazawa_taro)にお越しいただき、直近のNature Genetics論文の裏話と、今後行うEngram関連のプロジェクトについて伺いました(11/4収録)
1st著者Bipartite 論文 Kitazawa et al., Nat Genet 2021バレレットの発生について1st 著者としての総説 Kitazawa et al., Curr Opin Neurobiol 2018最初期遺伝子、Immediate early gene (IEG)ニューロ、エピジェネティクス、クロマチンについて総説たち 1 2ChIPseq、抗体を使って特定のタンパク質と相互作用のあるゲノム領域を同定H3K4me2= パーミッシブにアクティブなマークH3K27ac=強く転写アクティブH3K27me3=ポリコーム (Polycomb) 依存の抑制性マークATACseq、トランスポゼースを使ってオープンなクロマチンの存在するゲノム領域を同定今までよく言われていたポリコーム・バイバレント(bivalent)→H3K27me3とH3K4meの共存今回発見したポリコーム・バイパタイト(bipartite)→IEGのプロモーターがH3K27acでアクティブ、ジーンボディーがH3K27me3抑制性クラウンチングスタートのFMIプレスリリースJST創発的研究支援事業、破壊的イノベーション?エングラム細胞のシステムスコンソリデーション中のステートシフトの論文、レビュー 1 2リアルエングラム仮説についてレビュー、ジョセリン&利根川再活性化されてこそエングラムという前提でのレビュー、ジェノミクスの観点からBICCN回はこちら投射細胞発生に関してジャボドンBioRxiv、最近Natureに出ましたね。リバイス3年半。。。ムルシックフローゲルのV1投射論文キャロッサル:対側投射IEGのヘテロ性に関して、例えばこれヌタウナギのエンブリオの研究ができるのは世界中でRIKEN倉谷研究室だけ。参考文献 1 2 3 4エピジェネティックな記憶とかDavid AllisのレビューグリーンバーグのYap et al., Neuron 2018 レビューLi Huei Tsaiのところのリーセント記憶エングラム・エピジェネティック論文HDAC2論文エンハンサーのモチーフ解析から転写因子を同定するアプローチ。FMIで開発したパイプラインうちでピザ食べながら録ったんですが、今後もin-person収録定期的にやっていきたいと思いました。ただ欠点もあって、近くにマイク2本立てた事によるカブりの処理に一苦労。指向性高めのマイクじゃないと厳しいな...買うか(萩原)休憩でピザ食べ過ぎて苦しかったぜ。しゃべり続けるのって大変なのね。 (北沢)スイスピザ美味しそう。。Part 1聞いてる時はまさかここまでエングラムの話題になるとは想像していませんでした(1リスナー並感)。in-person収録やってみたいですね〜 (宮脇)