宝島再発見

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By 王 淑卿, RtiSociety & CultureGovernment
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  • 宝島再発見 - 2021-12-04_新北市のクリスマスイベント、12/3点灯式

    https://jp.rti.org.tw/news/view/id/94487

    台湾、12/4冬に入っての平地最低気温5.9℃を観測

    https://jp.rti.org.tw/news/view/id/94485

    台湾、「デルタプラス株」三例目検出 「オミクロン株」は未検出

    https://jp.rti.org.tw/news/view/id/94485

    新北市のクリスマスイベント、12/3点灯式

    台湾北部・新北市が主催する毎年恒例の大規模なクリスマスイルミネーション「新北歓楽耶誕城(クリスマスランド・イン・ニュー・タイペイ・シティ)」が12月3日夜に始まり、盛大な点灯式が行われました。このイベントは、来年1月2日までです。

    新北市では、新型コロナウイルスの防疫対策に尽力している、医療従事者、警察官、消防隊員らを招いてきて一緒にライトアップし、市民の平安を祈りました。

    新北市の侯友宜・市長は、あいさつの中で、「新北市は今年、レゴブロック(LEGO。中国語では楽高)とコラボし、新北市板橋区の中山路と新府路の交差点にレゴブロックで作られた大きなサンタクロースを設置したほか、新北市役所のホールでレゴブロックの達人たちの作品を展示している。レゴブロックでミニバージョンの「新北歓楽耶誕城(クリスマスランド・イン・ニュー・タイペイ・シティ)を作る体験も出来る」と紹介しました。

    メイン会場となるのは、新北市板橋区の市民広場です。そこに高さ14メートルのレゴブロックのサンタクロースが設置されたほか、レゴブロックで作った3つのイルミネーションエリア「楽高耶誕城(レゴ・クリスマス・ランド)」、「楽高歓楽薑餅村(レゴ・ハッピー・ジンジャーブレッドビレッジ)」、「楽高耶誕奇幻小鎮(レゴ・クリスマス・マジックタウン)」、および周辺の歩道橋などを活用した7つのイルミネーション・トンネル、それに30か所のチェックインスポットもあり、クリスマスを華やかに盛り上げています。

    新北市のクリスマスイベント:

    12/03 (五) 18:00-19:30 耶誕開城秀

    12/03 (五) 17:00-18:00、12/10 (五)、12/17 (五) 17:30-18:30 GO Party!耳朵派對

    12/04 (六) - 12/05 (日) 13:00-20:00 耶誕歡樂派對

    12/11 (六) - 12/12 (日) 18:00-22:00 巨星耶誕演唱會(ビッグスターによるクリスマスコンサート)

    12/19 (日) 13:00-22:00 2021新北耶誕平安晚會

    12/25 (六) 14:00-17:00 毛寶貝幸福耶誕趴-寵物K歌音樂派對

    12/25 (六) 14:00-20:00 耶誕環保挖寶趣

    12/26 (日) 11:00-21:00 耶誕市集(クリスマスマーケット)

    30 min
  • 宝島再発見 - 2021-11-13_台鉄の都市間特急車両・EMU3000、12/29運行開始

    台湾最高峰・玉山、11/13今冬の初雪

    台湾の最高峰、玉山(標高:3,952 m)では13日、今年冬に入っての初雪が降りました。積雪2センチです。北東から吹いてくる季節風が湿った空気ももたらしたため、玉山では、13日午前5時に雪が降りました。

    一方、台湾で2番目に高い山、雪山(標高は3,886m)でも10日に初雪が観測されました。積雪2センチから3センチでした。これは、ここ数年、最も早い初雪でした。

    この雪山では、きょう13日、また雪が降りました。積雪は10センチほどです。常夏の台湾にとって非常に珍しい雪景色です。

    台鉄の都市間特急車両・EMU3000、12/29運行開始

    台湾の在来線・台湾鉄道(略称:台鉄)がきょう13日、日本から購入した都市間特急車両、EMU3000が12月29日に正式運行に加わる予定を明らかにしました。この列車には初めてビジネスクラスの車両、つまり、日本で言う「グリーン車」が設けられ、名前も決まりました。「騰雲座艙」です。座席の座、ふねへんに倉庫の倉と書く字、ふなぐらと言う字。

    台湾鉄道が13日に発表したニュースリリースによりますと、このビジネスクラスの名前は、7月28日に行われた台湾鉄道内部の投票イベントによって決められたものです。およそ150人の職員が候補となる名前を挙げ、すべての職員の投票によって上位三位が選出されました。台湾鉄道の幹部は、この三つの名前について二回にわたって投票を行い、最終的に決定したのは、「騰雲座艙」です。

    台湾鉄道は13日、EMU3000のビジネスクラスの車両の乗車料金も公表しました。その乗車料金は、一般の特急列車「自強号」の1.43倍から2.2倍ぐらいです。

    台湾北部・台北から南部・高雄までの乗車料金を例に説明しますと、

    一般車両の乗車料金は、台湾元843元(約日本円3,450円)、ビジネスクラスの車両は台湾元1205元(約日本円4,900円)。

    台北から中部・台中までは、一般車両は台湾元375元(約日本円1,535円)、ビジネスクラスの車両は台湾元705元(約日本円2,886円)。

    台北から北東部・宜蘭までは、一般車両は台湾元218元(約日本円892円)、ビジネスクラスの車両は台湾元485元(約日本円1,985円)。

    台北から東部・花蓮までは、一般車両は台湾元440元(約日本円1,800円)、ビジネスクラスの車両は台湾元796元(約日本円3,258円)。

    台北から南東部・台東までは、一般車両は台湾元783元(約日本円3,205円)、ビジネスクラスの車両は台湾元1,145元(約日本円4,687円)。

    しかし、乗車距離50キロメートル以下の乗客に対しては、乗車券を発売しないということです。

    EMU3000のビジネスクラスの車両では、数量限定のお弁当、アメリカの著名なコーヒーチェーン店、スターバックスのコーヒー、アメリカの著名なアイスクリームブランド、ハーゲンダッツのアイスクリームが提供されます。

    乗客が乗車日の前日午後5時以前に、台湾鉄道のアプリ、または公式ウェブサイトを通じて乗車券を予約した場合、お弁当と飲み物をあらかじめ選べます。しかし、当日に乗車券を購入する場合、車内にあるものしか提供できないということです。

    台湾鉄道によりますと、EMU3000のビジネスクラスの車両で提供する食品は、5種類あり、この5種類から一つ選べます。一つ目は、台湾鉄道ならではのお弁当、他の車両、または駅で売っているものと違います。二つ目は、ハーゲンダッツのアイスクリーム、三つ目は、台湾のパイナップルケーキの名店、サニーヒルズのパイナップルケーキ+リンゴケーキ。四つ目は、台湾の名店、福引の福、義理人情の義、軒下の軒のソーダクラッカー、またはレモンクッキー。以上の五つから一つ選べます。

    飲み物のほうは、四つから一つ選びます。一つ目はスダーバックスのブラックコーヒー、二つ目はスダーバックスのカフェラテ、三つ目は、台湾製の海洋深層炭酸水、四つ目はEMU3000の車体をモチーフにしたミネラルウォーター。

    EMU3000のビジネスクラスの車両は6号車にあります。席が30あります。充電のためのUSBジャックと110V(ボルト)のコンセントが完備されています。無料のWi-Fiもあります。客室乗務員が2人おり、注文したものを届けてくれます。

    台湾鉄道は、日本からEMU3000を50編成、600両を購入、一編成ビジネスクラスの車両を含めて12両です。台湾の東部幹線の運行を最優先するということです。

    30 min
  • 宝島再発見 - 2021-10-23_黄明志・陳芳語の新曲「玻璃心(Fragile)」、6日間で再生回数1千万突破

    北東からの季節風の影響で台湾北部が17℃に

    北東から吹いてくる季節風の影響で台湾北部・新北市の瑞芳では23日早朝、摂氏17度、新北市の五股、基隆市の七堵では、摂氏17.3度の低温が観測されました。台湾北部では、21日から寒くて雨の日が続いています。日本のほうは、いかがでしょうか、

    さて、今週は今最もホットな話題から参りたいと思います。

    黄明志・陳芳語の新曲「玻璃心(Fragile)」、6日間で再生回数1千万突破

    今、台湾を拠点に活動しているマレーシアのマルチタレント、黄明志(ネームウィー/Namewee)と、マレーシア出身のオーストラリアの女性シンガー、陳芳語(キンバリー・チェン)のデユエッドソング「玻璃心(Fragile、フラジャル)」が15日、動画の無料投稿サイト、YOUTUBEで公開されて六日間だけで、再生回数は1,000万回を突破し、話題を呼んでいます。23日時点では、その再生回数はすでに1,363万回あまりに達しています。

    「玻璃心」は、長いタイトルもあります。《聽見玻璃心碎的聲音》。ガラスでできた心が割れたときの音が聞こえた問意味です。英語のタイトルの「フラジャル」は、「壊れやすい」、「もろい」という意味です。「ガラスで出来た心」、「人から何か言われるとすぐ落ち込んでしまう」、または「すぐ怒ってしまう」という意味として使われています。

    この歌は、「ピンク色のロマンチックなスイートなラブソング」と宣伝されていますが、歌詞のところどころで、中国大陸のネットユーザーの中の毒舌家、「小粉紅」と、少数民族ウイグル族をめぐる「新疆綿」や「再教育」など、中国共産党を暗に風刺しているので、中国では物議を醸しており、放送禁止の対象となっています。

    黄明志(ネームウィー/Namewee)と、陳芳語(キンバリー・チェン)の中国の大手SNS微博(ウェイボー)でのアカウントもロックされ、使えなくなりました

    それなのに、この歌のYOUTUBEにおける再生回数がどんどん増えています。台湾、香港、シンガポールでの再生回数は一位、マレーシアとオーストラリアでの再生回数が二位、ニュージーランドが5位、カナダが6位、イギリスが20位です。全世界の再生回数ランキングでは14位です。唯一の中国語の歌でもあります。

    YouTubeに公開された全世界アーティストのMVや舞台映像の中で照会数、話題性などを総合したチャート、「YouTubeトレンディングワールドワイド」にも上位にランクインしています。

    この歌について、作曲・作詞を手掛けた、黄明志(ネームウィー/Namewee)さんは、この歌はラブソングであって、動物愛護を呼びかける歌でもあると説明、両極端の反応について、歌に対する関心度が高いのはいいこと。それは共鳴を得ていることの証だと述べ、みんながユーモアあふれるという角度からこの歌を聴いてほしいとコメントしています。

    この歌を一緒に歌っている、陳芳語(キンバリー・チェン)さんについて、黄明志(ネームウィー/Namewee)さんは、どの女性も心の中にピンク色の少女の心が秘められており、可愛い側面がある。この歌は、スイートで可愛い少女の心と、その強い部分をバランスよく歌っていると説明しました。

    聽見玻璃心碎的聲音... 黃明志 Ft.陳芳語【玻璃心】@鬼才做音樂 2021 Ghosician

    https://www.youtube.com/watch?v=-Rp7UPbhErE

    黄明志・陳芳語の新曲「玻璃心(Fragile)」のロケ地はここ!

    パソコンご利用の方は、動画無料投稿サイト、YOUTUBEでこの歌「玻璃心」のミュージックビデオをご覧いただけます。そのロケ地は、台湾の人気チェックインスポット、「兎子迷宮礁渓浴場(ウサギ迷路礁渓浴場)」です。

    台湾北東部・宜蘭県にある、「兎子迷宮礁渓浴場(ウサギ迷路礁渓浴場)」のメイン建物は、ピンク色のキャッスルみたいなものです。著名な英語、「指輪物語」に出ている、「ホビット」と呼ばれる小人の村もあります。区内に入ると、まるで童話の世界に入ったようです。壁には立体絵が描かれています。「ホビット」と呼ばれる小人の部屋のみならず、トルコの熱気球やギリシャの美景などもあって一緒に写真を撮ることができ、一秒で海外を旅行する気分を味わうことが出来ます。

    住所:宜蘭縣礁溪郷林尾路42-9號

    昨年11月28日にオープンしたものです。入場券は一人当たり台湾元250元(約日本円1,000円)ですが、館内のデザートと飲み物を買うとき全額使用できます。非常にホットなスポットですので、一回の参観時間が2時間だけです。

    バス:礁渓駅前で緑11のバスに乗ってください。でも1時間35分一本です。バイクを借りたほうが早いです。或いはタクシーのご利用をおススメいたします。

     

    30 min
  • 宝島再発見 - 2021-10-16_台北101の新レストランがオープン、85階で美景・美食楽しめる

    台北市のランドマークで、世界有数の超高層ビル、台北101の85階にある、トップクラスの中華料理のレストランが16日にオープンしました。レストランの名前は、「捌伍添第」。捌伍は大字(だいじ)、85階のこと、添第は標準中国語では、「天地」の発音とまったく同じです。85階にある別世界という意味です。

    トップクラスのレストランですので、値段もトップクラスだと思われるかもしれませんが、一品台湾元180元(約日本円735円)というリーズナブルな料理もあります。

    このレストランは、著名なホテル、「マンダリン オリエンタル 台北」にある、フランスのミシュラン社が発行したミシュランガイドで一つ星と評価されているレストランの料理長を招いて経営してもらっています。

    広東料理が主ですが、「台湾式の中華料理」をテーマに、台湾料理、中国大陸の四川料理、福建省の潮州料理、江蘇省の蘇州料理、湖南料理、中国大陸の東北地方の料理の特色も取り入れています。

    二年間と台湾元一億元(約4億元)以上の経費を費やして改装したこのレストランは、235坪あり、168人収容でき、個室が六つあります。この六つの個室はそれぞれ台湾の有名な山の名前で命名されています。この六つの有名な山は、玉山、雪山、大壩、奇萊、南華、稍來です。個室の入り口には各名山の高さと名前が標示されているほか、デザインには緑、白、オレンジ色、黒、黄色、赤などの六つの色を使われています。

    料理一品の値段は、台湾元180元(約日本円735円)から280元(約日本円1,140円)までのものもあれば、台湾元1,000元(日本円4,000円)以上の高いものもあります。

    大ホールの席で食事をする場合、最低消費額(ミニマムチャージ)が設定されていませんが、眺めのいい席で食事をする場合、予約するとき、一人当たり台湾元1,000元の予約金を前払いする必要があります。昼食の最低消費額(ミニマムチャージ)は、一人当たり台湾元2,000元(約日本円8,000円)、夕食は一人当たり台湾元3,000元(約日本円12,000円)です。

    食事に行く際の服装についてもちゃん規定があります。

    女性の場合、スリッパ、またはサンダル、スポーツウエアはだめ。

    男性の場合、スリッパ、またはサンダル、メンズ膝上ショートパンツ、ノースリーブシャツはだめ。

    「仲夏宝島号クルーズ列車」、10/30出発

    台湾における新型コロナウイルスの感染拡大が下火になっています。5月中旬の感染拡大を受け、実施が延期された各種の旅行プランも最近、相次いで再開されています。

    その中でも特に注目を集めたのは、鉄道の旅です。蒸気機関車「仲夏宝島号」に乗って台湾東部を遊ぶプランは20日から発売され、30日に出発します。三往復のみです。乗車券は一枚台湾元1500元(約日本円6000円)で、2021年の記念乗車券セットと数量限定のDT668タオルもついています。

    「仲夏宝島号」をけん引するのは、「蒸気機関車の王様」という美名のある、「DT668蒸気機関車」です。この蒸気機関車は、特急列車・自強号の車両を6両けん引して東部・花蓮の玉里から南東部の台東までの区間を走行します。10月30日、11月13日、11月27日の三往復です。途中、玉里、富里、池上、関山、山里、台東に停車します。

    途中、お米のふるさと「花蓮の富里」、サイクリングの秘境とされる「台東県の山里」、

    花蓮と台東の田園風景、特色のある各駅の小規模農家の即売会、日本統治時代の古い建物なども楽しめます。

    30 min
  • 宝島再発見 - 2021-10-09_10/10双十国慶節祝賀大会、史上最大の国旗が登場

    10月10日は、中華民国の建国記念日、双十国慶節です。10日午前、総統府前広場で盛大な祝賀大会が開催されます。

    今年、過去最大の国旗が登場します。この国旗は縦12メートル、横18メートルで、広げると約65坪あり、重量が45キログラムに達します。当日陸軍の輸送ヘリコプターCH-47 チヌークがこの国旗を吊り下げて飛行し、大空に中華民国の国旗をはためかせます。

    祝賀大会の準備委員会は9月10日、フェイスブックで、「今年の国慶節祝賀大会の注目点は『とにかくビッグサイズ』!史上最大の国旗がやって来る!我々が自由と民主で育て上げた国旗だ」と紹介しました。

    フェイスブックでは、例年の双十国慶節祝賀大会に登場した国旗も紹介しています。大きな国旗が双十国慶節に登場したのは、2012年のことでした。サイズは4.8メートル×7.2メートルで、広げるとおよそ10坪になります。この国旗は2016年にも再度登場しました。

    次は2018年に登場した国旗です。サイズは、8メートル×12メートルです。広げると29坪になります。この国旗は2020年にも再度登場しました。

    そして今年、なんと、12メートル×18メートル、広げると65坪になる、巨大な国旗が登場します。

    準備委員会によると、今年の国旗は国防部(日本の防衛省に相当)軍備局が製作したものです。実際にこの国旗を作るのは、中華民国国軍の落下傘部隊が使う落下傘を作る工場です。縫製箇所は全て強風に耐えられるよう特別に強化されています。

    30 min
  • 宝島再発見 - 2021-10-02_岸田文雄自民党新総裁の曽祖父、かつて基隆に店構える

    日本の与党・自由民主党は9月29日に総裁選挙を行い、岸田文雄前政務調査会会長を第27代新総裁に選出しました。岸田文雄氏は、日本の第100代首相になります。この岸田新総裁の祖先が、台湾北部の港町・基隆市と深いゆかりがあることは、最近台湾で話題を呼んでいます。

    基隆市の林右昌・市長は9月30日、報道陣のインタビューに対し、岸田新総裁の曽祖父である岸田幾太郎(きしだ いくたろう)氏とが1895年、現在の基隆市の義一路と義二路一帯にあった基隆義重町に移住し、家族と「岸田呉服屋」と「岸田喫茶店」を経営し、木材の売買も行っていたと明らかにしました。この二つの店となった建物は今もほぼ完全な形で残っています。

    義重町は、当時、「基隆の銀座」という美名がありました。清朝時代に「哨船頭」と呼ばれ、日本統治時代の1931年、日本人によって「義重町」に改名されました。当時台湾で最も賑やかな商業エリアだといえます。「岸田呉服店」があったのは義重町2丁目18番地です。現在の基隆市信二路と義二路の交差点にある、信二路290-1號です。今、一階はベーカリー(パン屋)、二階はイタリアン料理のレストランです。基隆市文化局の陳静萍・局長によりますと、当時、「岸田呉服店」は、高級な呉服や舶来品を取り扱っていました。

    林右昌・基隆市長は、かつての歴史が台湾と日本を結び付けている。基隆市はそれを非常に誇りに思っているとし、台日関係が今後もさらに深まるよう願うと期待を寄せました。

    林市長によりますと、岸田新総裁の曽祖父である岸田幾太郎氏は1867年、広島県広島市に生まれました。1895年、28歳のとき、基隆の義重町に移住、弟の多一郎氏とともに現在の基隆市信二路と義二路の交差点に「岸田呉服店」と「岸田喫茶部」という二つの店を構えました。幾太郎氏は基隆に4年間滞在した後、1899年に広島県呉市に戻り、別の事業を始めました。

    基隆市は近年、文化や歴史の保存や古い建築物の再利用などに力を入れています。「岸田呉服店」と「岸田喫茶部」があった建築物は保存状態が極めて良好、現在の家主も文化や建築物の保存に積極的に取り組んでいます。「岸田呉服店」があった場所は現在、洋食レストランになっています。「岸田喫茶部」があった場所には今、基隆の老舗書店「自立書店」が入っています。

    「岸田喫茶部」は、国民政府が台湾に移ってきたあと、「小上海小酒館」となりましたが、1951年に閉店しました。その後、「自立書店」の創業者・陳上恵さんが借り、1963年にはそれを買い取りました。「自立書店」は、1947年に創業された、台湾初の繁体字中国語の書籍を売る書店です。

    基隆市文化局は、文化部(日本の文科省に類似)の「私有老建築保存再生計画(私有の老朽化建築物保存再利用計画)」に参加し、国の補助金を使って市内の古い建築物9軒の修復に取り組んでいます。その一つはこの「自立書店」です。

    林市長は、岸田文雄氏が政務調査会会長在任中、経済と人権政策の推進に積極的に取り組み、台湾による環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)への参加申請に対しても支持を表明したと感謝、自民党は新総裁リードの下、今後も台湾と日本との友好関係の強化、および頻繁な交流の維持に努め、共に台湾と日本の協力関係と発展のために努力するよう期待を寄せました。

    なお、基隆市と広島県呉市は、2017年4月に姉妹都市協定を結んでいます。

    30 min

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