「待機時間減、出荷量3倍…アイリスオーヤマが工場に導入した独自システムで得た効果」　アイリスオーヤマ（仙台市青葉区、大山晃弘社長）は、工場内の物流効率化に向けた取り組みに力を入れている。２０２１年に独自の「ケースコンベアシステム」を大河原工場（宮城県大河原町）に先行導入。トラックの待機時間を減らし、出荷量の引き上げに結びつけている。同工場では２５年１月から自社製品の「車番認証カメラ」も試験導入し、車両の明確な滞在時間の把握にも乗り出し、同システムと組み合わせて一段の物流効率化を目指している。