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参照: 英語版 Episode 411
大野:そうですね。
安:はい。
大野:今回ご紹介します英語版のポッドキャストは、ネブラスカ州のメンバーのロジャー・ギャンブルさんのインタビューになっています。
安:はい。
大野:彼のチャプターはネブラスカ州の中でもいわゆる農村地域にあって、メンバーの中には農業関係のビジネスを専門にしている人たちが少なくないんですね。
大野:つまり農家ですとか、農場主を顧客としているメンバーたちがいるということですね。
安:はい。
大野:そこで農業パワーチーム、英語ではagricultural power teamというのを略してAGと書いて、AG power teamと呼んでいるそうなんですけれども、農場主や農家へのリファーラルを増やす目的で、そのチームで定期的にミーティングを始めたんだそうです。
安:うーん、なるほど。
大野:このポッドキャストをお聞きのメンバーや一般のリスナーの方で、私のチャプターは農村地域ではなくて、郊外にあるから関係ないとか、都市部にあるチャプターの私にとっては役に立たないだろうと思われてしまうかもしれませんので、最初にお伝えしておくと、今回の事例は農村地域の件ですけれども、そのコンセプトですとかアイデアというのは郊外型ですとか、都市型のチャプターにも当てはめることができるはずなんですね。
安:はい。
大野:同時に農業以外のパワーチーム、例えば建設パワーチームだったりとか、健康パワーチーム、製造業パワーチームなどにも当然アイデアは応用できるので、自分のリージョンだとかチャプター、あるいはパワーチームに当てはめて考えながら聞いてみていただければと思います。
安:はい。
大野:ロジャーさんのチャプターでは、このAG power teamでAG Focus Dayと銘打って、特定のチャプターミーティングにAG power teamのメンバーが自分の顧客である農家や農場主を招待したり、AG power team以外のメンバーも同様に農家とか農場主の方を招待したんだそうです。
安:はい。
大野:結論から言うと、そのAG Focus Dayをやったことで、AG power teamのメンバーのビジネスにつながったにとどまらず、実はAG power team以外のメンバーの商品とかサービスをビジターが購入してくれるということが起こったんだそうです。
安:なるほど。
大野:そこで、このチャプターでは、このAG power team、農業パワーチーム以外のパワーチームにも、同様のイベントを企画して開催してみようということになっているらしいですね。
安:はい。
大野:ところで、ロジャーさんというのは、実はご自身はファイナンシャルアドバイザーなんだそうですけれども、彼のチャプターはネブラスカ州のスワード郡、スワードカウンティというところにありまして、人口は2万人くらいのカウンティなんですけれども、そのカウンティの首都に当たるスワードカウンティシートの人口というのは、わずか7500人なんだそうです。面積は大きいかもしれないですけれども、人口は少ない町ということですね。この地域で主に作られているのはトウモロコシとか、大豆とか、そういった畑がずっと広がっている光景が目に浮かんできそうですね。
安:そうですね。
大野:そしてロジャーさんは、そのポッドキャストですとか、書籍、CDなどでBNIについて学んでいった結果、農業関係のメンバー間で交わされるリファーラルを増やすために、農業パワーチームを作ることにしたんだそうです。
安:はい。
大野:チャプターは当時32名のメンバーがいて、ビジターとして参加した農場主は6名だったそうなんですけれども、そのAG Focus Dayの当日のメインプレゼンテーションは、そのパワーチームのメンバーの人が農場主であれば誰でも興味を持ちそうな、農地売却というトピックでされたんだそうです。ほかのメンバーも当然ウィークリープレゼンテーションをやりますね。45秒だったそうですけれども、そういったメンバーのプレゼンテーションを聞いたビジターの人たちは、そのパワーチームはもちろん、それ以外のメンバーの商品やサービスにも興味を持ってくれて、商いにつながったんだそうです。
安:なるほど。
大野:ここで1つ「あれ?」と思っている方もいらっしゃるかなと思うんですけれども、リスナーのメンバーの皆さんと確認しておかなくてはならないことというのは、BNIのルールとしてメンバーになり得る人というのは、ある意味純粋な意味でのビジターとして定義されているはずなのに、メンバーになるとはちょっと考えにくい、例えば農場主というのをビジターとしてたくさん呼ぶというのは、どういうふうに理解すればいいのかという疑問ですよね。
安:はい。
大野:実際には、竜巻とかの被害を被った農場主から、その造園業ですかね、ランドスケーピングのメンバーが仕事を受注したりとか、農場主がピックアップトラックってありますよね。それをメンバーから購入したりして、そのメンバーのビジネスにつながっているんだそうです。
安:なるほど、すごいですね。
大野:うん。ロジャーさんのチャプターがある地域では、メンバーになるとは考えにくいけれども、そういった農場主にフォーカスをして、チャプターミーティングに招待することで、メンバーが提供しているサービスや商品、そしてそれがもたらす価値を知ってもらうと同時に、そういった彼ら農場主のためにメンバーたちが何をできるかということを知ってもらうというのが、とてもいいアイデアだというふうにロジャーさんたちは考えたんですね。
安:そうですね。
大野:マイズナー博士も、このように戦略的かつ計画的にメンバーになるとは考えにくいけれども、消費者になるようなビジターを招くというのは、とてもいいアイデアだとおっしゃっていますよね。
安:そうですね。それでは、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか。
大野:はい。今回の事例は非常に興味深いと思うんですけれども、まずチャプターでパワーチームというものが存在していなければ、これはできないことだと思うんですよね。
安:はい。
大野:まず定期的に会うことからロジャーさんと同じように始めていただいて、どうやってお互いの顧客を共有できるかというところから、たぶんこのアイデアが出てきたんだと思うんですね。
安:はい。
大野:なので、お客さんを紹介してもらおうというところだけに焦点を当ててしまうと、パワーチームというのはなかなかうまくいかないと思うので、お互いが自分たちの顧客を紹介し合うというところで、パワーチームをスタートしていただいて、それがまたいろんなパワーチームで、今回のようなターゲットとなる顧客をチャプターに招待するということで、パワーチーム内でよりビジネスを交わしやすくなって、結果売り上げも伸びるということになると思います。
安:はい。
大野:ぜひ、やってみていただきたいと思います。
安:はい。私のチャプターでは、建築系のパワーチームが非常に有効に働いているように見えるんですけれども、やはりメンバーになるかならないかは別として、同じような例えば顧客を共有できる方がビジターとしていらしたときに、よりそこから新たなビジネスが発展しているというのを見ることがあります。結果は例えば1カ月のPALMSなどを見ても、大きく売り上げが上がっているということを見ることができるので、私も自分自身のパワーチームになり得る人をもっと見付けて、さらに発展していきたいなとも思っています。
大野:そうですね。普段からやはり常に意識しておく、自分のパワーチームのメンバーになり得る人というのはどういう人なのか、どういうスペシャリストなのかというところは、意識しておくといいですよね。
安:そうですね。
大野:はい。
安:ありがとうございました。
大野:ありがとうございました。
このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とチームビルディング研修のJCTBの提供でお送りいたしました。
第104回 パワーチームでビジターを惹こう!はBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。
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参照: 英語版 Episode 411
大野:そうですね。
安:はい。
大野:今回ご紹介します英語版のポッドキャストは、ネブラスカ州のメンバーのロジャー・ギャンブルさんのインタビューになっています。
安:はい。
大野:彼のチャプターはネブラスカ州の中でもいわゆる農村地域にあって、メンバーの中には農業関係のビジネスを専門にしている人たちが少なくないんですね。
大野:つまり農家ですとか、農場主を顧客としているメンバーたちがいるということですね。
安:はい。
大野:そこで農業パワーチーム、英語ではagricultural power teamというのを略してAGと書いて、AG power teamと呼んでいるそうなんですけれども、農場主や農家へのリファーラルを増やす目的で、そのチームで定期的にミーティングを始めたんだそうです。
安:うーん、なるほど。
大野:このポッドキャストをお聞きのメンバーや一般のリスナーの方で、私のチャプターは農村地域ではなくて、郊外にあるから関係ないとか、都市部にあるチャプターの私にとっては役に立たないだろうと思われてしまうかもしれませんので、最初にお伝えしておくと、今回の事例は農村地域の件ですけれども、そのコンセプトですとかアイデアというのは郊外型ですとか、都市型のチャプターにも当てはめることができるはずなんですね。
安:はい。
大野:同時に農業以外のパワーチーム、例えば建設パワーチームだったりとか、健康パワーチーム、製造業パワーチームなどにも当然アイデアは応用できるので、自分のリージョンだとかチャプター、あるいはパワーチームに当てはめて考えながら聞いてみていただければと思います。
安:はい。
大野:ロジャーさんのチャプターでは、このAG power teamでAG Focus Dayと銘打って、特定のチャプターミーティングにAG power teamのメンバーが自分の顧客である農家や農場主を招待したり、AG power team以外のメンバーも同様に農家とか農場主の方を招待したんだそうです。
安:はい。
大野:結論から言うと、そのAG Focus Dayをやったことで、AG power teamのメンバーのビジネスにつながったにとどまらず、実はAG power team以外のメンバーの商品とかサービスをビジターが購入してくれるということが起こったんだそうです。
安:なるほど。
大野:そこで、このチャプターでは、このAG power team、農業パワーチーム以外のパワーチームにも、同様のイベントを企画して開催してみようということになっているらしいですね。
安:はい。
大野:ところで、ロジャーさんというのは、実はご自身はファイナンシャルアドバイザーなんだそうですけれども、彼のチャプターはネブラスカ州のスワード郡、スワードカウンティというところにありまして、人口は2万人くらいのカウンティなんですけれども、そのカウンティの首都に当たるスワードカウンティシートの人口というのは、わずか7500人なんだそうです。面積は大きいかもしれないですけれども、人口は少ない町ということですね。この地域で主に作られているのはトウモロコシとか、大豆とか、そういった畑がずっと広がっている光景が目に浮かんできそうですね。
安:そうですね。
大野:そしてロジャーさんは、そのポッドキャストですとか、書籍、CDなどでBNIについて学んでいった結果、農業関係のメンバー間で交わされるリファーラルを増やすために、農業パワーチームを作ることにしたんだそうです。
安:はい。
大野:チャプターは当時32名のメンバーがいて、ビジターとして参加した農場主は6名だったそうなんですけれども、そのAG Focus Dayの当日のメインプレゼンテーションは、そのパワーチームのメンバーの人が農場主であれば誰でも興味を持ちそうな、農地売却というトピックでされたんだそうです。ほかのメンバーも当然ウィークリープレゼンテーションをやりますね。45秒だったそうですけれども、そういったメンバーのプレゼンテーションを聞いたビジターの人たちは、そのパワーチームはもちろん、それ以外のメンバーの商品やサービスにも興味を持ってくれて、商いにつながったんだそうです。
安:なるほど。
大野:ここで1つ「あれ?」と思っている方もいらっしゃるかなと思うんですけれども、リスナーのメンバーの皆さんと確認しておかなくてはならないことというのは、BNIのルールとしてメンバーになり得る人というのは、ある意味純粋な意味でのビジターとして定義されているはずなのに、メンバーになるとはちょっと考えにくい、例えば農場主というのをビジターとしてたくさん呼ぶというのは、どういうふうに理解すればいいのかという疑問ですよね。
安:はい。
大野:実際には、竜巻とかの被害を被った農場主から、その造園業ですかね、ランドスケーピングのメンバーが仕事を受注したりとか、農場主がピックアップトラックってありますよね。それをメンバーから購入したりして、そのメンバーのビジネスにつながっているんだそうです。
安:なるほど、すごいですね。
大野:うん。ロジャーさんのチャプターがある地域では、メンバーになるとは考えにくいけれども、そういった農場主にフォーカスをして、チャプターミーティングに招待することで、メンバーが提供しているサービスや商品、そしてそれがもたらす価値を知ってもらうと同時に、そういった彼ら農場主のためにメンバーたちが何をできるかということを知ってもらうというのが、とてもいいアイデアだというふうにロジャーさんたちは考えたんですね。
安:そうですね。
大野:マイズナー博士も、このように戦略的かつ計画的にメンバーになるとは考えにくいけれども、消費者になるようなビジターを招くというのは、とてもいいアイデアだとおっしゃっていますよね。
安:そうですね。それでは、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか。
大野:はい。今回の事例は非常に興味深いと思うんですけれども、まずチャプターでパワーチームというものが存在していなければ、これはできないことだと思うんですよね。
安:はい。
大野:まず定期的に会うことからロジャーさんと同じように始めていただいて、どうやってお互いの顧客を共有できるかというところから、たぶんこのアイデアが出てきたんだと思うんですね。
安:はい。
大野:なので、お客さんを紹介してもらおうというところだけに焦点を当ててしまうと、パワーチームというのはなかなかうまくいかないと思うので、お互いが自分たちの顧客を紹介し合うというところで、パワーチームをスタートしていただいて、それがまたいろんなパワーチームで、今回のようなターゲットとなる顧客をチャプターに招待するということで、パワーチーム内でよりビジネスを交わしやすくなって、結果売り上げも伸びるということになると思います。
安:はい。
大野:ぜひ、やってみていただきたいと思います。
安:はい。私のチャプターでは、建築系のパワーチームが非常に有効に働いているように見えるんですけれども、やはりメンバーになるかならないかは別として、同じような例えば顧客を共有できる方がビジターとしていらしたときに、よりそこから新たなビジネスが発展しているというのを見ることがあります。結果は例えば1カ月のPALMSなどを見ても、大きく売り上げが上がっているということを見ることができるので、私も自分自身のパワーチームになり得る人をもっと見付けて、さらに発展していきたいなとも思っています。
大野:そうですね。普段からやはり常に意識しておく、自分のパワーチームのメンバーになり得る人というのはどういう人なのか、どういうスペシャリストなのかというところは、意識しておくといいですよね。
安:そうですね。
大野:はい。
安:ありがとうございました。
大野:ありがとうございました。
このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とチームビルディング研修のJCTBの提供でお送りいたしました。
第104回 パワーチームでビジターを惹こう!はBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。
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