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【参照】日本語 第89回 推薦の言葉の公式
このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。
第208回は「受け取ることから始まり、与えることで終わる」と題してお送りいたします。日本語版のポッドキャスト第89回をご参照ください。
安:それでは今日は「受け取ることから始まり、与えることで終わる」というタイトルなんですけれども、大竹さん、ぜひこのお話をお願いできますでしょうか。
大竹:はい、ありがとうございます。ちなみに、このタイトルを聞いて何か違和感を感じることってありませんか?
安:そうですね、まず与えることがっていうふうにメンバーとしてはいつも学んでいる気がするんですが、「受け取ることから始まる」というところに、ちょっと違和感を持ってしまったのは私だけではない気がします。
大竹:はい、ありがとうございます。私もこのタイトルを初めて見た時にちょっとびっくりしたんですけど、誤解のないように言っておくと、元のタイトルのまま使っています。これは「チャプターミーティングの順番がそうなっているよ」というところなんですね。チャプターミーティングでメンバー全員が話すセクションというのは2つあると思うんですけど、「ウィークリープレゼンテーション」と「リファーラルと推薦のことばの発表」のところです。最初はウィークリープレゼンテーション、これはゲインですね。つまり、受け取るためのプレゼンテーションをするというところだと思うんですね。ギブのところ、これはリファーラルと推薦のことばの発表のところです。ゲイン最初のプレゼンテーションについては、自分のことについてお話をします。後半のギブですね、与えるというところは、他の誰かについて誰を推薦したかについて話をするアジェンダになっているということなんですね。ミーティングの順番がゲインが先になっているっていうのはとても興味深いなというふうに私は思っています。これは私の解釈、想像なんですけども、リファーラルを受け取って対応してくれるメンバーがいなければ、そもそも与えることもできないんだというふうに思います。このチャプターミーティングの流れというのは、リファーラルマーケティングの流れを初めて参加した人、例えばビジターさんとかにも理解しやすいように設計されてるんじゃないのかなというふうに思っています。最近感じることなんですけど、私たちはこの与えるっていうこと、ギバーズゲインですので、与えるっていうことに関心を向けるあまり、もしかしたら受け取るっていうことについて、ちょっとおろそかにしてしまっていることがあるんじゃないかなと。「私は別に受け取るのはいいです」みたいな、ちょっともったいないなというふうに思っています。この前、インドの名誉ディレクターのアユッシュさんの講演をお聴きしたんですけれども、彼はこういうふうに言っていました。「ギバーズゲインには人を助けるアートと、人に助けを求めるアート、この両方が必要なんだ」というふうにお話をされていました。人を助けるアートと人に助けを求めるアートですね。ギブとゲイン、両方のアートが必要なんだというふうにおっしゃっていました。ウェルスダイナミクスっていう研修を受けたことがあるんですけど、そこでも似たような話を聞いたことがありまして。「本当の富というのは、あなたの最大限の与える力と最大限の受け取る力の中に眠っているんだ。なのでギブも大事だけど、ゲインの力も大事なんだ」っていうふうにおっしゃってました。私たちはウィークリープレゼンテーションではもちろん、自分が受け取ることに集中すること、これを精一杯やること、受け取れるようにすること、すごく大事だということ。同様に、リファーラルと推薦のことばのコーナーでは、他の誰かに与えたことに集中すること、この両方が合わさって初めて、このギバーズゲインという考え方を実践できるのかなというふうに思っています。与えることと受け取ること、これは表裏一体で、受け取ることっていうのは、相手にギブする、つまり与える機会を生み出しているっていうことなんじゃないかなというふうに私は理解をしています。
安:なるほど、ありがとうございます。大野さんはいかがですか。
大野:はい。お話を伺っていてまず一つ思い出したことは、特に男性に多い気がするんですけど、受け取ることの大切さというところを軽んじてしまっている人が実は少なくないんじゃないかなと思っています。人に助けを求めることが恥ずかしいことみたいなふうに感じてしまう男性が少なからずいらっしゃるように思っていて。そうすると、「自分はリファーラルを受け取ることって興味ないよ」みたいな素振りというかオーラを出してしまっていて、周りの人たちはその人に対してリファーラルを出しにくい雰囲気を醸し出しちゃってる時が結構あると思うんですよね。そこをまず気をつけなくてはいけないなということ。これはマインドの問題だと思うんですけど。あともう一つは、今、大竹さんが言ってくれたことの繰り返しになっちゃう部分もあるんですけれども、自分の受け取る部分のセクションと、そして与えるセクションと、しっかりとそれぞれのセクションがあるんだよっていうミーティングのデザインを、参加されるメンバーの方、一人一人がしっかりと認識して、そこに関わっていく、参加していくってことが大切かなと思います。一人のメンバーとして受け取るということのしやすさを追求するということと、与えるというところも、もちろん日頃メンバーの皆さんが意識されていることだと思うんですけども、そこもしっかりとレベルを上げていくってことが大切かなという風に感じました。
安:はい、ありがとうございます。やはり受け取るということを意識した時に、私自身もメンバーとして活動していると受け取ったことに対して与えてくれたメンバーに対する感謝の気持ちを表現することによって、また与えるっていう側の人の気持ちもまた嬉しくなるというか、前向きになっていくなということをすごく実感していて、それが続くことによって、お互い与えることも、また受け取ることも、どちらも自信を持ってできるなっていうことを強く実感しています。ありがとうございます。それでは、そろそろ終わりに近づいてまいりましたけれども、大竹さん、メンバーの皆さんにメッセージはありますか?
大竹:はい、ありがとうございます。BNIのチャプターミーティングのアジェンダっていうのは全世界で共通のものになっていると思うんですけど、ただ、生み出されるビジネスの成果っていうのは大きく異なってるんじゃないかなっていうふうに思います。これはもちろんチャプターの人数とか、どんな人が参加しているかっていうことも影響しているとは思うんですけれども、私自身は「チャプターミーティングでBNIの7つのコアバリューをどれくらい意識して実践しているか」っていうことが一番大きな違いを生むんじゃないかなっていうふうに思っています。さっきのゲインのパートとギブのパート、両方をきちんと実践しているかっていうこと。これによってギバーズゲインがちゃんと循環する形になっていると思うんですね。どっちかがおろそかになっていると、循環していかない、回っていかないということになってしまうと思います。その他にもオープンネットワーキングっていうセクションが最初にあると思うんですけど、全メンバーがそれこそビジターさんに対して、メンバーに対してギバーズゲインの姿勢で臨んでいるかだったりとか、関係構築をするためにどんな話をしているのかとか、トレーニングで学んだことをどれだけ実践しているのかといったことによって、成果が異なってきてしまうのではないかなというふうに思います。チャプターミーティングをビジネスミーティングへの参加と意識だけではなくて、コアバリューを習慣にして自分の生き方に取り入れていく場として参加してもらえたら嬉しいなというふうに思っています。BNIを通じてビジネスのやり方を変えるだけではなくて、自分の生き方を変えていくこともできるんじゃないかなというふうに思っています。
安:ありがとうございます。大野さんからはいかがでしょうか。
大野:はい。今日のテーマでもう一つ大事なことをお伝えしようと思うんですけど、今のはミーティングの設計の話、受け取る部分と与える部分、それを実際実りあるものにするためには、以前「9990対90」というポッドキャストでも取り上げてますけども、ミーティングとミーティングの間にどういう行動ができるかというところがその次のミーティングをどれだけ実りあるものにするかということなので、そこを強く意識して、次のミーティングの受け取るセクションと与えるセクションを充実させるために、自分はどういう行動をこのミーティングとミーティングの間の9990分の間にできるか、そこを改めて考えてみていただきたいなと思います。
安:大竹さん、そして大野さん、ありがとうございました。
大野:ありがとうございました。
大竹:ありがとうございました。
安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがだったでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.
第208回 受け取ることから始まり、与えることで終わるはBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。
【参照】英語版 Episode 880: Giving Is Transformational (Classic)
このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。
第207回は「与えることは変革をもたらす」と題してお送りいたします。英語版のエピソード880をご参照ください。
安:さて、今回は「与えることは変革をもたらす」ということなんですけども、これ、大竹さんがすごく大事にしているテーマじゃないですかね。
大竹:はい、そうですね。今回、BNIの理念であるギバーズゲインということについて、「本質に迫っていこう」っていうテーマだというふうに思うんですよね。安さんもギバーズゲインという言葉に対してどういう考えを持っているかってあると思うんですけども、安さんは「ギバーズゲインって何ですか?」って聞かれたら、どんなふうにお話しされますか?
安:そうですね。やっぱり「与えるものは与えられる」とか、そういう実際にBNIの中で聴いている話もありますけれど、「まず自分のビジネスを応援してもらうためには、自分から応援する姿勢やその行動が大事だよね」っていう話はよくしますね。
大竹:なるほど、いいですね。「ギバーズゲインって何ですか?」って聞かれた時に、それぞれの解釈とか伝え方があるんじゃないかなというふうに思っていて。ちょうど先日、あるメンバーの方から「ギバーズゲインっていう理念はとても気に入ってるんですけど、人によって捉え方が違うので、解釈が違うから、ちょっと話が噛み合わない」「なかなか難しい」と、「コミュニケーションがうまくいかないときがある」っていうふうに相談をされたんです。私はこれに対して、マイズナーさんがギバーズゲインっていうものをどういうふうに考えているかっていう原理原則を大事にするべきなんじゃないかなっていうふうに思っているので。3年くらい前ですかね、マイズナーさんが出された「Infinite Giving」っていう本があるんですけど、「無限のギバーになるための本」です。その本をおすすめすることにしてるんですよ。安さん、読んだことあります?
安:そうですね。それこそ大竹さんから実はお勧めいただいて、少しだけ読んでみたんですけど、なかなかまだちょっと読み切れてないところがあるので、今日はぜひいろいろお話を伺いたいですね。
大竹:ありがとうございます。ギバーズゲインっていうのをより実践するために大事なことを7つの原則にまとめて書かれているんですよね。すごく分かりやすい本なので、皆さんもぜひ読んでいただけたらなというふうに思うんですけど、「ギバーズゲインって実際何なの?」と、「与えるって実際どういうことなの?」とか、「与えて自己犠牲になるのではなくて、与え続けながらも自分も豊かになっていくためにはどうすればいいの?」っていうギバーズゲインっていう生き方を自分が体得するためにはどうしたらいいのかっていうヒントが詰まっている本なんじゃないかなというふうに思うんですよ。そのために必要な普遍的な7つの原則について書かれているんですよね。これ1個でも欠けちゃうとうまくいかないっていう風に言われていて、私、この本を最初読んだ時に、「いや、もうちょっと早く言ってほしかったな」っていうふうに思ったんです。16年間BNIに関わってるんですけど、結構回り道しちゃったかなっていう風にちょっと感じてます。
安:そうなんですね。ちなみに今回のテーマである「与えることは変革をもたらす」っていうことについてなんですけど、それとBNIで言われている「世界のビジネスのやり方を変える」というこの関係性って、大竹さんはどんなふうに捉えていらっしゃるのか、お聞きしてみたいですね。
大竹:はい。BNIのビジョン自体がギバーズゲインっていうことで、与えるものは与えられるということで、与えることが先で、その後に巡り巡って自分にも返ってくるっていう考え方だと思うんですけど、それをより多くの人が実践していくと、どういう世の中が作れるのかっていうことなんじゃないかなというふうに思っていて。私なりの解釈で、すごく卑近な例で恐縮なんですけど、BNIっていうのは、ビジネスの場で大人が真剣にサンタクロースの活動をすることだという風に思っていて、なんだったら「世界サンタ連盟みたいなものを作っていこうよ」と、そういう社会活動なんじゃないかなって、勝手にですよ、これ私の解釈なんですけどっていう風に思ってるんですよね。
安:サンタ同…え? サンタ連盟ですか。
大竹:世界サンタ連盟でも、世界サンタ同盟でもいいんですけど。サンタクロースって子供たちが欲しいものをプレゼントして歩く、そういうおじさんの話だと思うんですけど。でも今、人それぞれが欲しいものってすごく多様化していて、自分一人で自分の周りの人が欲しいもの、必要なもの、困っていることっていうのを全て解決してあげることってなかなか難しいと思うんですよね。なので、小さなサンタクロースなんですよ。小さなサンタクロースなんだけど、一人ではなかなか全ては解決できないんだけど、小さなサンタクロース同士が連盟を組んで、チームを作って、周りの人の全ての困りごとだったりとか、やりたいこと、夢や希望っていうのを叶えていこうということ。それをビジネスの場で経営者が真剣にやっていこうと、そういう社会活動なんじゃないかなという風に思っているんですよね。それのヒントになったのが、ある巨大掲示板に書かれたお話だったんですけれども、こんな質問があったんですよね。「サンタは本当にいるの? と子供に聞かれたときに、どう答えるのが一番いいでしょうか」っていうことが相談されていて、いろんな方が回答されていたんですけども、その中ですごく素晴らしい回答があったんですね。この後ご紹介したいと思うんですけど、例えば安さんだったら、子供から「サンタさんって本当にいるの? 」って聞かれたら、どんなふうに答えられますか?
安:そうですね、「いるよ」って言うかも。私だったら。
大竹:理由はどんな風に答えられます?
安:理由か。そうですね。夢を与えられる存在だと思うので。理由、難しいですね。
大竹:難しいですよね。
安:でも「信じていたら必ずサンタさんはやってくるよ」みたいな。理由、私には答えにくいんですけど、信じているからだよ、みたいなのはある。ごめんなさい。回答がうまくできないです。
大竹:めちゃめちゃいいですね。ありがとうございます。「聞かれて言葉に困る」そういう質問なのかなと思うんですけど、掲示板での素晴らしい回答をご紹介したいと思うんですけど、私の方でお話させていただきます。『サンタはいます。ただ、最近はプレゼントはサンタが直接は関わっていないことも多いんです。昔のようにサンタさんがおもちゃを作り、運び、配っていた時代とは変わりました。まず家の中に入れません。煙突とかないし、鍵かかってるし、そもそも勝手に入ったらダメだし。サンタがプレゼントを持ってきたとしても、玄関で親御さんを呼んで受け渡して、サンタさんの代わりに置いてもらうことになります。そして何より子供の欲しがるものが市販品になったことです。「ゲームが欲しい」とか「スマホが欲しい」とか、こうなるとサンタさんも作れません。サンタさんに作れないなら、「私たちが代わりに作りますよ」とたくさんの企業が作ってくれているわけですが、全国へ運ぶところも運送会社がそのままサンタさんに代わってやっています。つまり、プレゼントを製作して、輸送して、枕元に置くところまで全て「サンタさんの代わりに私がやりますよ」という人たちだけで済んじゃうんです。一人のサンタが全てを行うのではなく、力の小さいサンタ役の人がちょっとずつ役割分担しているわけですね。トナカイで世界中を回るというのは、残念ながら今はイメージだけです。ただ言えるのは、今サンタの代わりにプレゼントを作っている人も、「このプレゼントを受け取った人が幸せになったらいいな」と思いながら作り、運んでいる人も「このプレゼントを受け取った人が幸せになったらいいな」と思いながら運び、枕元に置く人もあなたの幸せを願って置いているんです。サンタクロース一人だけがあなたの幸せを願っているのではなく、他にもとてもたくさんの人が子どもたちの幸せを願っているからこそ、枕元にプレゼントが届くんです。それはとてもとても素晴らしいことですよ、本当に。あなたも将来、こうしたサンタの代わりを担うことがあるかもしれません。人に幸せを与える側に参加できるというのは、これもまた素晴らしいことなので、機会があったらぜひどうぞ』という風に、お答えされたということなんですね。
安:素敵な回答ですね。
大竹:素晴らしいですよね。これを見た時に私思ったのが、「これって私たちがBNIでやってることと一緒だな」というふうに思ったんですよね。私たちも小さなサンタなので、一人で全ての願いを叶えることはできないんだけど、相手の人の願いを叶えるために、いろんな人の協力を借りて、人の願いを叶えるために努力をする。全力で尽くすということって、実は私たちがやってることなんじゃないかなというふうに思ったんですよね。私たちの言うプレゼントというのは、リファーラルのことだと思うんですよね。「このリファーラルというプレゼントを受け取った人が幸せになったらいいな」って思いながら、リファーラルを毎週提供しているんだというふうに思います。ビジターを招待するときも、「この人の人生を変える機会に、このミーティングがなったらいいな」って思いながら、毎週ビジターを招待してるんだというふうに思うんですね。そして、リファーラルを受け取った人も、その人の幸せを願って対応してくれてるわけですし、ビジターを受け入れたチャプターも、このミーティングでの出会いが最高のものになったらいいなと思って、一生懸命チャプターのメンバー全員でそのミーティングが最高なものになるように、そこでのビジターさんとの出会いが最高のものになるように一生懸命運営しているんだというふうに思うんですよね。だから、私たちは、「ビジネスを通じてリファーラルを運ぶ、サンタクロースになるという活動を広げていっている」っていうことなんじゃないかなというふうに思っているんですよね。安さん、どう思われますか。
安:そうですね。まさにサンタクロースの行動そのものなんだなっていうことを、今聞きながら感じました。やっぱりサンタが子供たちにプレゼントをあげるっていうのは、本当にその回答の話のように、その人の幸せ、お子さんだったらお子さんの幸せを願って、また喜んでもらう顔が見たくてプレゼントをあげるっていうことだと思うんですけど。私たちの仕事や人脈の紹介、いわゆるリファーラルに関しても、その方が受け取ってくれて、結果、その人のビジネスにつながったり、あるいは一生忘れられないような大きな出会いにつながったりすることによって、その人が喜んでくれる顔を少なからず想像してるんじゃないかなと思うんですよ。まさにやっていることは違っても、目指しているところや反応に関しては、「誰かの幸せを願う」っていうところですごく共通してるんじゃないかなというふうに思いました。
大竹:そうですね、ありがとうございます。「私たち大人がビジネスを通じてリファーラルを運ぶ、サンタクロースをするっていう活動をすることにどんな意味があるのかな」って考えてみてるんですけど、これって多分、私たちの子供とか孫とか、その先の世代が「ビジネスを通じて人に幸せを与える側になりたい」って思える、そういうきっかけになるんじゃないかなというふうに思うんですね。子供たちが「大人になって仕事をする、ビジネスをすることってそんな素敵なことなんだ」と、「サンタをすることなんだ」と、「だったら早く大人になって早く仕事をしたい」、「早く自分が幸せを与える側になりたい」っていうふうに思う、そういうきっかけを提供することなんじゃないかなというふうに思っていて。実はとても素晴らしいことを私たちやってるのかなっていうふうに思ったりしてるんですね。
安:そうですね。ありがとうございました。そろそろ終わりに近づいてまいりましたけども、大竹さんからメンバーの皆さんへお伝えしたいことはありますか?
大竹:はい、ありがとうございます。前半にご紹介した「Infinite Giving」っていうマイズナーさんの本にこう書かれているんです。「ギバーズゲインはただのお題目ではない。人の生き方だ」と、「世界をどう捉え、世界とどう関わるか。自らの態度であって、他者への期待ではない。正しく実践すれば、自らの人生を変え、十分な人の人生を変えれば、世界を変えることができる」っていうふうに言ってるんですね。私たちのギバーズゲインっていうのを理念として提唱するだけではなくて、自分が生き方として手に入れていくっていうこと。それによって自分の人生も変わるし、周りの人の人生も変えることができるんじゃないかなというふうに思うんですね。それは今日お話ししたように、サンタクロースの活動と全く一緒なんじゃないかなというふうに思っているんですね。現状、まだまだ十分な人の人生を変えるようなリファーラル、出会いが届いているとは言えないんじゃないかなというふうに思っているので、自分だけが誰かの幸せを願ってリファーラルというプレゼントを届けるというだけではなくて、自分の周りの人もサンタクロースになって人生を変えていくきっかけを作れる人になっていく。そういうことに貢献していけたらいいなというふうに思ってるんですね。なので今後もBNIの発展に貢献すること、これを通じてビジネスの場からサンタクロースでいっぱいの世界を作っていけたらなというふうに考えています。
安:はい、ありがとうございました。最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがだったでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.
第207回 与えることは変革をもたらすはBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。
【参照】英語版:Episode 853: Six Degrees of Separation
このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。
第206回は「6次の隔たりという神話」と題してお送りいたします。英語版のエピソード853をご参照ください。
安:大野さん、こんにちは。
大野:こんにちは。
安:大竹さん、こんにちは。
大竹:こんにちは。
安:よろしくお願いします。
大野:お願いします。
大竹:お願いします。
安:今回は「6次の隔たりという神話」というタイトルなんですけれども、大野さんどんなお話なんでしょうか?
大野:これはかなり前から言われているスタンリー・ミリグラムという社会学者の研究がベースになってる話なんですけども、「The 29% Solutions」 という「マイズナー博士が書かれた本」の中で、 ミリグラム博士の言ってる話っていうのは、実は真実ではないという話なんですよね。その中身っていうのはどういうことかというと、アメリカの国内の話ではあるんですけど、 1960年代に遡って、当時GoogleだとかGoogleマップなんてない時代に、アメリカ中西部にあるネブラスカ州のオマハっていうところから、東の方、ボストンとかマサチューセッツ州のタロンというところまで小包を届ける郵便屋さんにそれを配達をしてもらうのではなくて、ボストンで証券ブローカーの仕事をしていた人に小包を届けるっていうミッションなんですけど、それを人づてにその人を知ってそうな人に依頼をするっていう形で届けるっていう、当時の状況からするとかなり壮大なプロジェクトだったわけですよね。その実験の結果見出せたことと言われていたのが、全ての人は6人を通じて世界中つながっている。メディアではそういう扱いをされたわけですよね、当時。でもそれは誇張であって事実ではないというのが、マイズナー博士がこの著書の中で言っていることで、なぜかというと、実際に小包が届いたのは、全体の29%でしかないと。残りの71%は小包がどこへ行っちゃったかわからないという状況で届かなかったわけですよね。ミッションが成功したっていうのは3割未満ということなので、それをもってして世界中すべての人が6人につながっているというのは言い過ぎだという話ですよね。著書の中でマイズナー博士がさらに言っているのは、ミリグラムの実験からわかることっていうのは、すべての人が6次の隔たりということでつながっているわけではなくて、わずか29%の人がより有効な人のつながりを持っていたということ。
大野:これ、すごい話だと思うんですよね。なぜかというと、この29%の中に入るとか、あるいはより良いコネクターになるかならないかの差ってものすごい大きいと思うんですよ。BNIの中でも、例えばチャプター中BNIというコミュニティの中で置いても、実際この差が出てしまうっていうのが事実としてあると思うんですよね。なのでいかに自分がより良いコネクターになるかっていうことが当然自分のビジネスにも大きく影響が変わってきてしまうし、周りに対する貢献というか、周りの人たちに役に立つとか、周りの人たちのビジネスを発展成長させることの役に立つという意味でも全然変わってきてしまうので、やっぱりこのベターコネクターの意識っていうのはすごく大切だなと思いましたね。さらに私たち、この29%のコネクターになるためにはどうしたらいいかというところだったと思うんですけども、大竹さんなんかこの辺ストーリーありますか?
大竹:はい、ありがとうございます。BNIにいると、コネクターに自分がなったりとか、コネクターになっていく人たちのストーリーを間近に見ることができるなというふうに思っています。コロナ禍2年ほど前のことだったと思うんですけど、私の幼馴染から10年ぶりぐらいに連絡をいただいたんですよね。彼が独立をするというところで。前々から私のFacebookの投稿とかを見ていたみたいで、独立に関して情報が欲しいというか、アドバイスが欲しいというような形で連絡をしてもらいました。そこで私はBNIのことをお話をして、彼は今メンバーとして活躍しているんですけれども、彼から見たら、私は1次のつながりというところになると思うんですが、メンバーとして活動していく中で、当初は同じチャプターのメンバーから内部リファーラルを中心に受け取っていました。それは2次のつながりということができるかもしれません。徐々に信頼を得て、外部リファーラルを受け取るようになって、他のチャプターのメンバーの方ともつながりができて、クロスリファーラルも生まれるようになってきました。これは3次、4次のつながりになっていくのかなというふうに思います。今では、BNIを通じて同じ事業に対する志を持った人とチームを作っていて、継続的に新しいつながりができるようなビジネスのパイプラインを今作っているところです。もともと彼は決して人付き合いが得意な人ではなかったんですけれども、BNIを活用して29%コネクターの仲間入りをしたんだと。多くの人とつながっているコネクターになることに成功したんだというふうに思います。BNIを通して人生が変わった人の一人だなというふうに思っています。安さんは、メンバーとして体験から何かシェアできることってありますでしょうか?
安:はい、ありがとうございます。私も今この時点ではメンバー12年目に入ったところなんですけど、本当に数年を経て、当時紹介してもらった直接の知り合いからの、また派生派生で最終的に自分のお仕事に繋がったということが何回かここ最近でありまして、よく考えられるのは、例えば外部リファーラルを出すと、こういう仕事が得られて、サンキューをつけてもらえてっていうようなやりとりがあるのはわかるんですが、それが必ずしもその場で直接行われるとか、すぐそれが成立するっていうだけではなく何人ものご縁を経て、最終的にビジネスに繋がっていくということも本当にあるんだなっていうことを、私自身が強く最近実感しているところですね。すごく私としてもありがたいし、そのメンバーも忘れた頃にサンキューが入ってきて、そして私もまたこういうご縁で仕事をいただいてありがとうって伝えることによって、そのメンバーにも喜んでもらえるということは、本当に素晴らしいコネクションの繋がりだなという風に思っています。私自身もまた逆に自分が頂ける側ではなくて、自分がコネクターになるような機会もあったりはするんですけども、ここでちょっと大野さんにお伺いしたいのが、BNIの活動を通じて、自分自身がコネクターになって、コネクターと繋がっていくための方法っていうことがいくつかあるかなと思うんですけど、大野さん、どのような方法があるか、もしよろしければお話しいただいてもいいでしょうか?
大野:はい、今回の英語版の中で、非常にいいマイク・マセドニアさんが紹介しているいくつかの方法がありますので、ご紹介していきたいと思います。大きく分けると3つの質問になっています。まず1つ目の質問というのが、「あなたはコネクターでしょうか?」っていう質問ですね。先ほど言った29%の中に入れるか、コネクターになれるかっていうことなんですけども、さっきの補足でいうと、この29%の中でも、実はその半分以上が同じ人から届いているっていう事実があったんだそうです。ということは、その29%の中でも、さらに強いコネクターというのは存在していたということになるんです。だから、より強いコネクターになるってことも意識しなきゃいけないわけですよね。 2つ目の質問があなたはコネクターとつながっていますか?ということですね。自分が恩恵を被るためには、コネクターとつながっていることがやっぱり得策だということは誰でもわかると思います。最後にもう一つの質問というのが、どうしたらより良いコネクターになるか、ベターコネクターになれるかっていう質問です。先ほどの6次の隔たりの話の29に入れるような、そういったコネクターになるにはどうしたらいいか、卓越したコネクターになるにはどうしたらいいかっていう質問が3つ目ですね。この3つの質問を自問して、自分のビジネスネットワーキングのスキルを高めていくところに役立てる必要があるかなと思いますね。そこで考え方を今話してたような話をBNIの、あるいはBNIのチャプターで当てはめるとしたら、どんなことが可能でしょうかね。大竹さん。
大竹:はい、ありがとうございます。チャプターの中で誰が誰の後援者なのかということを認識することだというふうに思います。私たちは誰かからリファーラルを受け取るときに、そのリファーラルをくれた相手に感謝をすることはあると思うんですけれども、そもそもその人の後援者がいてくれたおかげで、そのリファーラルを受け取ることができていると。そこに対する認識がないこともあるんじゃないかなというふうに思います。あるチャプターのイベントで、チャプター家系図みたいなのを作って、誰か誰を招待して後援してくれたのかっていうことを遡っていって、その人たちを全員招待して感謝を伝えるというイベントをされてたんですね。どうしても私たちは一時的なリファーラルを提供してくれる相手、提供する相手に対してその感謝を伝えるだけにとどまってしまって、それを遡ってどこからのつながりだったのかということまで感謝をするという機会は意識しないと取れないんじゃないかなというふうに思うので、とてもいい取り組みだなというふうに思いました。
大野:まさにそうですよね。誰かがチャプターの中でビジターを招待してくださって、その方がメンバーになるということはスポンサーになるって話なんですけども。その価値ってすごく大きいと思うんですよ。なぜかというと、そこから新しい人脈を通じて、新しいメンバーを通じて、またメンバー一人一人が新しい人脈にアクセスするチャンスが生まれるわけですよね。それが何百っていう、もしかしたら新しい人脈につながるチャンス。それをするとかけるメンバー数なわけなので、その一人がもたらしたチャプターにとっての価値ってものすごく大きいわけですよね。だから、 1件のリファーラルと比べたらはるかに大きい貢献だっていう。もちろん実現して、そこにビジネスが生まれてるってところまでは行ってないわけですけども、その大きな可能性をチャプターにもたらしたって意味では、すごく貢献度は高いと思うんですよね。なので毎度毎度ビジターを呼ぶことの価値だったり、呼んでくれた人に対する承認とか感謝、さらにはもちろんスポンサーになってくれた新しいメンバーをチャプターに増やしてくれたっていうことに対する価値の再確認と感謝を伝えていくっていうこと。承認っていうのがすごく大事かなと思うんですね。
大竹:後援者なりスポンサーを承認することの方法としてすごくいいなと思ったことがあったので、シェアをしたいんですけれども、じゃあ、まず「安さんからリファーラルを受け取ったことがある人、ちょっと立ち上がってください」というふうに言うわけですよね。そうすると数人が立ち上がる。「安さんがスポンサーしてくれた、後援をしてくれたメンバーからリファーラルを受け取ったことがある方、立ち上がってください。」そうすると、ほとんどの人が立ち上がるんですよね。「これが、安さんがこのチャプターに対してしてくれたことです」と、安さんが与えてくれた影響というのを正確に認識するためには、近くだけ見ててもわからないですよね。そんな承認の仕方をされてたチャプターがあったので、ちょっとシェアさせていただきました。
大野:それは視覚的にわかっていいですね。
安:今みたいな承認の仕方だったら、もしそれが私だったらすごく嬉しいなって思いながら聞いてました。大野さん、大竹さん、ありがとうございます。それでは、そろそろ終わりに近づいてまいりましたけれども、大野さんや大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますでしょうか?
大野:はい。今回ご紹介した「The 29% Solutions」というのは、残念ながらまだ日本語で出てないんですよね。これは版権のこととか確認して、日本語版を出せるように引き続き働きかけていこうとは思ってるんですけども、その他にもおすすめの本っていうのがあるんで、例えばもうすでに日本語になっている原著の名前は「The World’s Best Known Marketing Secret」日本語版の本は皆さんご存知の通り「リファーラルマーケティング」っていうシンプルなタイトルになってますけども、これが日本語になってますので、手に取って読んでいただくといいかなというふうに思いますね。ただ、Amazonでなかなか売り切れてたりすることも多いみたいなので、こちらの方も皆さんが入手しやすくなるように、今チームを組んで取り組んでますので、お楽しみにというところです。
安:ありがとうございます。では、大竹さんからはいかがでしょうか。
大竹:はい。ありがとうございます。今日の話を通じて、コネクターになることの価値について改めて認識ができたなというふうに思います。コネクターになるということは、自分から自分の周りに価値のある出会いを生み出していくことなんだなというふうに思ったんですね。6次の隔たりというところで、人を介して隔たりがあるっていうところだと思うんですけど、コネクターになるということは、世界から隔たりをなくしていくというか、少なくしていく人と人をつなげば、隔たりがなくなっていくわけじゃないですか。これ素晴らしい活動を僕はしてるんだなっていう風に感じました。
安:私の近くにいる強いコネクターと呼ばれる人が、こんなこと言ってたんです。自分がリファーラルを受け取るのは、自分が恩恵を受ける以上に、自分自身が他のメンバーや周りの人に貢献できた時の方が嬉しいっていう話をしていました。まさにその体験ができることこそ、自分がコネクターになっていくということなんだなっという風に実感した瞬間でもありました。そんなことを思い出せる良いお話だったなと思います。大野さん、大竹さん、ありがとうございました。
大野:ありがとうございました。
大竹:ありがとうございました。
安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.
第206回 6次の隔たりという神話はBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。
【参照】日本語版
第35回:もっと1to1で、もっとビジネス
このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。
第205回はこんな1to1をしちゃってませんか?と題してお送りいたします。日本語版のポッドキャスト第35回、第98回をご参照ください。
安:皆さんこんにちは!BNIメンバーの安さやかです。オフィシャルBNIポッドキャスト本日もBNIJAPANナショナルディレクターの大野代表と、BNI東京港中央リージョンエグゼクティブディレクターの大竹さんとともにお送りしております。第205回は「こんな1to1をしちゃってませんか?」と題してお送りいたします。日本語版のポッドキャスト第35回、第98回をご参照ください。このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するコンクリ株式会社と、ビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。それでは大野さん、こんにちは。
大野:こんにちは。
安:大竹さん、こんにちは。
大竹:こんにちは。
安:今回は「こんな1to1をしちゃってませんか?」ということで、1to1のお話になるかと思いますが、どのようなお話になるでしょうか?
大野:はい。この1to1って、BNIの活動においては、最も大事と言ってもいいんじゃないかなと思うんですよね。このテーマって何回か取り上げていますけども、これまでに。改めて取り上げるということをすると、このテーマを扱う私たちも結構振り返って、僕は個人的にも結構、気づきというか、改めて学んだこともおかげさまでありましたし、はい、楽しみにしてます。
安:確かに学びがたくさんありますよね。ちなみに大竹さんは1to1についての何かエピソードはありますか?
大竹:そうですね、ポジティブな体験もネガティブな体験もたくさんあるんですけれども。わかりやすい部分で、ネガティブな体験からちょっとお話をすると、例えば1to1をするときに事前にシートを交換しておくことって多いんじゃないかなと思うんですけども、ちょっと古いんですがっていう断り文句付きではあるんですけども、3年前のシートが出てきたりするんですね。そうすると、ちょっと私の中でテンションが下がるというか、本人の年齢も違うし、お子さんの年齢も違ったりするわけですよね。なので「あ、なんかあんまり大事にされてないな」っていう感じになってしまうので、ちょっとくじけてしまうときがあります。
安:なるほど。確かにそれは私自身も経験があるので、非常に共感できました。
大竹:なんかそのシートを交換するってのが、形式になってしまっていて、あまり重要視してないのかなという風に感じましたね。なので信頼関係を築いていくっていう目的からすると、最初にハンディキャップを負ってしまうというか、残念な結果になってしまうなという風に思いますね。
安:いろんな1to1の仕方が最近出てきたなという風に、メンバーである私も感じることが増えてきました。特にオンラインになってから、以前から言われてるような、例えば略歴シートとか1to1のGAINSシート以外にも様々な資料が出てくるようになって、1to1の機会が非常に幅広く取り扱われるようになってきたなというふうに感じていますが、例えば、大野さんや大竹さんの中で、「こういう1to1はちょっと」っていうのが、先ほど大竹さんからもお話はあったんですけども、他にあればぜひよろしければ共有していただきたいなと思うんですが、大野さんのお話はすごい、もしかしたらメンバーの皆さんには貴重かもしれませんけど。
大野:これ多分皆さんね、経験されていることだと思うので、一般的な話ですけども。終わりの時間をやっぱり最初に確認するってすごく大事だと思っていて、当然二人でやるわけなので、お一人が例えば、1時間って思ってたのに、もう一人の方は30分と思ってたりとか、あるいは2時間って思ったりとか、お互いの時間の枠を事前に、アポを取るときにも確認しておくってのはすごく大事だと思うんですよね。それじゃないと、せっかく1to1やるのに関係を崩してしまうというところにつながってしまうので、もったいないと思います。
安:確かに、ちょうど日本語版のポッドキャストも98回に、まさにその時間の中で配分をついたくさん取ってしまって、もう一人の方が話ができなかったっていうことがないようにしましょうねっていう話がありましたけども、まさにその話ですね。
安:大竹さんはほかに「こういった経験があるよ」っていうのがもしあれば。
大竹:はい、ありがとうございます。そうですね、さっきの話の続きになるんですけど、事前にシートを交換しておくことってすごく一般的にあると思うんですけど、明らかにこの人読んでないなみたいな時って、やっぱりちょっとテンションが下がってしまうんですよね。「1to1ミーティングを大事な顧客とのミーティングと同じように扱いましょう」みたいなことは、以前トレーニングでも言われていたかと思うんですけれども、大事な商談の時に事前にお客さんから送られた資料を読まないで臨むってことはなかなかないと思うんですよね。ですので、やはりきちんとそれは相手に関心を寄せるというところで、読んだ上で臨んで、質問も用意しておくということが大事なのかなというふうに感じています。
安:はい、ありがとうございます。確かに何でしょうね。読んでいないと、1to1のその時間になった時に、すごく機械的な対話になってしまうのかなというふうに私も経験したことがありまして、例えばGAINSシートを使う場合でも、「じゃ、安さんからお願いします」って言われて、どう話したらいいかが分からなくなってしまうようなこととかがあったり、逆に相手の方からお話をしていただく時に、「じゃあ、上からいきますね」って言って、Gから、Aからっていうふうに順番に行って、ずーっと話を聞いて終わってしまうっていうようなことがあったので、もう少し対話を楽しみたかったかなと思うようなこともありましたね。
大野:ありがちですよね。どうしてもシートにお互い準備してやろうとすると、どうしてもそれに沿ってやりたくなっちゃう。多分男性に多いんじゃないですかね。そういう方。
安:「上から言った方が確実だ」とか、「そういう順番にしなければならない」と思っている方も多いかもしれないですね。そんな1to1のいろんな経験が、おそらくメンバーの皆さんの中にもあるんじゃないかなと思います。もしかしたら頭の中に思い描いている方もいらっしゃるかもしれませんが。では、どのように1to1を進めていくとどのような効果が期待できるかということについてもお話をしていきたいと思います。1to1で気をつけた方がいいなと思うことってどんなことがありますか?
大竹:そうですね。例えばなんですけど、情報の洪水に溺れさせられてしまうことが結構ありまして、たくさんの情報をいただくんですよね。なかなか事前に見切れないなっていう時があるので、そうするとやっぱり厳選してこれをまずは見てもらいたいっていうものを送っていただけると、より効果的になるんじゃないかなというふうに思ったりするんですよね。つまり、順序が大事かなと思っていて、例えばなんですけど、最初からいわゆるパワー1to1シートっていうものですよね。どのようにリファーラルを出すのかっていう、ビジネスに関するシートが最初に送られてくることがあるんですよね。なかなかやっぱその関係にはまだなっていないという時に、そこから送られてしまっても、なかなかそこに対して意識を向けることはできないので、やっぱり最初は関係構築のための略歴シートとかGAINSシートとか、そういったものから送っていただいた方が効果的なのかなというふうに感じたりします。
安:確かに。MSPの動画の中でも、まず「略歴シートの使い方」ということで、最初に出てくるものは略歴シートだったりしますもんね。大野さんはいかがですか?
大野:BNIのメンバー同士でやるときは、トレーニングで教わったような流れでいいと思いますけれども、もしBNI以外の、外部の人たちと外部の人と1to1をするような状況になった時には気をつけないといけないなと思うのは、BNIの当たり前をそのまま押し付けないっていうことかなと思うんですよね。例えばこのGAINSシートなり略歴シートも、外部の人はこれ使ってないわけなので、例えばいきなり送りつけられるとびっくりしちゃうっていうか、引いてしまうと思うんですよね。そこは、こういうシートがあるんですけど、もしよかったらっていうのはありかもしれませんけど、僕はできれば事前には外部の人の場合はしないで、当日手元にGAINSシートはあってもいいんですけど、相手の方に、例えばそのGAINSの「I」から入っていくって、前ポッドキャストでもカバーしましたけども、相手の方の関心事とか、興味の対象みたいなのを聞いていく。例えば「週末とかお仕事をお休みの時ってどんなことされてるんですか?」とかね。「どんなことに興味を持たれてるんですか?」みたいなところから入っていくって、自然な対話を楽しむっていうんですかね。ということで、その関係を作るっていうことを目的にしていく方がいいんじゃないかなと思いますね。
安:はい、ありがとうございます。まさに信頼関係を構築していくということが大事なのかなというふうにやっぱり思いますね。はい。大竹さん、追加でありますか。
大竹:はい。今の話に関連するんですけど、その全体をなぞるというよりかは、そのポイント、ポイントを質問して深掘りしていくっていうことがすごく大事なのかなっていうふうに思うんですね。やっぱり相手に誠実な関心を寄せているということを示すことが重要なのかなと思っていて、人は質問されることによって、時に自分が知らない自分に気づくこともあると思うんですよね。「そういう質問されたことなかった」みたいな。私もその1to1ですごく気付かされることは多いんですけども、例えばよくある質問としては、「なんでBNIを始められたんですか?」って質問はよくされるんですよね。それに関しては、自分の中でイメージできることがあるのでお答えするんですけれども、「BNIに参加をしてから今まで、どんな変化とどんな決断をしてきたんですか」って、この前聞かれたんですよね。すごい考えさせられましたね。どんな変化、どんな、要は決断の局面があったのかみたいなところって、あんまり考えたことなかったなと思ったので、すごく過去の自分を深掘りする、知るヒントになりました。
大野:期待値って、例えば新しいメンバーとベテランのメンバーで全然やっぱ違ってきちゃうと思うんですよ。BNIのお互いメンバーなんだからっていう、メガネで見てしまうと、こちらはこういう風に準備してきたのに、相手は何も準備してきてないみたいなズレが出てきちゃって、信頼を損ねてしまうっていう結果につながっちゃうのはすごくもったいないと思うんですよね。僕は相手の状況を察して、読んでこれないかもしれないし、準備できないかもしれないっていうことを許容できるゆとりみたいなのは持っておいた方がいいかなと思うんですよね。例えば、もしかしたらチャプターによってもその辺の感覚も違うかもしれないし、リージョンによってももしかしたら違うかもしれないっていうところはあるので。さっき外部の方の話をしましたけども、BNIのメンバー同士であったとしても、相手の状況によっては、こちらが期待しているようなところまで事前に準備ができないかもしれないので、その辺は許容できる心のゆとりを持っておいた方がいいかなと思いますね。
安:確かにそうですね。やっぱりその時その時に重視していることとか、興味関心があることなどについて、1to1で深掘りして聞いてみたいっていう方もいらっしゃるでしょうし、先ほどの大竹さんのお話にあるような、「その時どう思いましたか」っていう、その心情について聞きたいっていう方も、1to1の中ではもしかしたらあるかもしれないので、そういった柔軟性を持ちつつ、お互いの信頼関係を深めあいながら、お互いのリファーラルにつながっていくような動きになっていくといいですね。それでは、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんや大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか?
大野:1to1すごく、最初に申し上げたように大事なアクティビティの一つなので、そこでしっかりと関係構築できるように。特に時間の管理ですね。これはやっぱりお互いが配慮して、うまく公平に時間を配分した形でできるように。あとは機械的になりすぎないようにっていうのはありましたよね。関係構築するっていうことなので、会話とか対話を楽しむっていうところも忘れずに、ぜひ1to1をやっていって欲しいなと思いました。
安:ありがとうございます。大竹さんからも。
大竹:はい、そうですね。私、1to1ってBNIの持ってるカルチャーの中で最も素晴らしいものの一つだなっていうふうに感じていて。お互いの人生を助け合う関係性を作るための時間。そのためにお互いに100%相手のことに集中しましょうという時間だと思うんですよね。これってなかなか、例えば家族であったとしても、そういう時間が取れてないところって多いんじゃないかなと思うんですよね。それをカルチャーとして持っている。それをBNIの活動を通じて自分の人生に取り入れていくっていうこと。これほんと素晴らしいなと思ってるんですよね。なのでとにかくやっぱり集中するってことは大事。相手に100%集中するっていうこともそうですし、関係構築に集中するってこともそうですし、相手の大切にしていることを大切にする。相手の大切にすることに集中するってことも大事だと思うんですね。とにかく集中して1to1するってことを私も大事にしていきたいなというふうに思っています。
安:はい、ありがとうございます。メンバーである私も肝に銘じて、1to1をこれからも楽しんでいきたいなと思います。ありがとうございました。
大野:ありがとうございました。
大竹:ありがとうございました。
安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたか?皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week!
第205回 こんな1to1をしちゃってませんか?はBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。
【参照】英語版:Episode 841: Member Retention
このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。
第204回は「メンバーリテンション」と題してお送りいたします。英語版のエピソード841をご参照ください。
安:それでは、大野さん、大竹さん、こんにちは。
大野:こんにちは。
大竹:こんにちは。
安:今回もよろしくお願いいたします。今回はメンバーリテンションというテーマなんですけれども、大野さん、こちらについてぜひお話をいただけますでしょうか。
大野:今回、メンバーのリテンション、要するにメンバーの皆さんに残っていただく、メンバーとして継続していただくっていうことがテーマなんですけども、 なぜ今回このテーマを取り上げれたかというと、私がBNIを日本に紹介したいと思ったところにちょっと遡ることになるんですけども、 自分がメンバーとして活用していて、BNIによってだいぶ助かった部分っていうのは当時あったわけですよね。イギリスでメンバーをやってた時の話なんですけども。で、純粋に日本の経営者とかビジネスパーソンがこの仕組み、リファーラルマーケティングだったり、BNIの仕組みっていうのを使っている人がいないっていう現実を突きつけられた時に、絶対もったいないなと思ったので、 ぜひ日本にこのBNIってものを紹介する手伝いをさせてほしいっていう話をしました。
ところが、BNIを実際に日本でスタートさせて、 たくさんのメンバーの皆さんに活用してもらうことはできるようになってきているわけなんですけども、一方で、メンバー組織、会員組織なので、 いろんな理由で、辞めるっていうことを選択しないといけない人が当然いらっしゃいます。
大竹:はい、ありがとうございます。私もBNIを活用しきれずに、BNIを去ってしまう方やメンバーを見ると、すごく心が痛むんですね。
安:はい、ありがとうございます。やっぱり気にかけてもらえることの大切さっていうことを先ほど大竹さんも話してくださったんですけど、 やっぱり私もメンバーの1人として、気にかけるということの配慮はとても大事だなと感じています。
大野: はい、そうですね。今回、英語版でドイツとオーストリアのナショナルディレクター、ドイツ語圏のナショナルディレクターやってくれてるマイケル・マイヤーさんの話がすごく参考になると思うんですけども、彼が言ってたのは、最初メンバーになってから3ヶ月ぐらいっていうのは、その新しいメンバーとの連絡を、チャプターでもリージョンでも、取っていくことがすごく大切で、彼の国とかリージョンでは、四半期ごとに、だから、3ヶ月に1回、ネットワーキングの夕べというか、メンバーの皆さんが、ライフパートナー、 いわゆる奥さんだったり、ご主人だったり、あるいは連れ合いっていうんですかね、そういった大切な人を呼んで、一緒にチャプターとかリージョンのイベントに参加するんだそうです。ビジネスとは直接関係ないんですけど、自分のプライベートなことを、お互いに、オープンする機会っていうことですよね。普段はビジネスの話が中心になって、あんまり家族の話をする機会ってないと思うんですけど、 自分が大切にしている家族とかパートナーを他のメンバーに紹介することがきっかけで、より関係が強くなるっていうか、深くなるっていうことは、ドイツ、オーストリアに限らず、どこでも共通することだと思うんですよね。人間関係っていうことで。
安:はい、日本語版の第165回「ファミリーデーのすすめ」ですね。
大野:はい。これも似たようなイベントの目的というか趣旨になってると思うんですけど、オーストリアとかドイツのライフパートナーっていうことに限らず、それこそお子さんを呼んだりとかして、お父さんの代わりに娘さんがウィークリープレゼンテーションをやる。「なんだ、お父さんより上手じゃないか、メンバー交代交代」って冷やかされるような場面も、私も直接目撃したことはありますけども。やっぱり、すごく、メンバー同士の関係性がすごく進化するっていうか、「進化する」ってのと「深化する」の両方だと思うんですけど、 すごくいいイベントになると思うんですよね。ビジネスパートナーとか家族の理解を得るってすごく大切だし、同じような理由で、会社のビジネスパートナーとか、 あるいは社員の理解を得るっていうことも、メンバーとしての活動を続けるっていう意味では、すごく大切な部分ですよね。
大竹:はい、ありがとうございます。 今、大野さんの話をお聞きしていて、ちょうど私のリージョンでも、DNAチームでバーベキューをやったんですけれども、そこにファミリーデーということで家族を呼んで 日頃の感謝を伝える。私たちがこの活動ができているのは、やはり家族がいてこそ、家族の支えがあってこそだということをお伝えするようなイベントをやりました。そうすることによって、接点を増やす。接点を広げることによって、より強固な関係を築いていくことができるんだなっていう風に感じています。
安:ありがとうございます。なるほど。やはり感謝の気持ちが最後に出てきましたけれども、 その感謝の心をしっかりとメンバーにも伝えていくということが、もしかしたらメンバーリテンションの本当に大事なワンエッセンスなのかなと私も感じました。ありがとうございます。
大野:はい。いろんな理由で退会を選択しなくちゃいけないっていうメンバーの方はいらっしゃるんですけども、 割と、本当の理由って皆さんなかなか言ってくださらないと思うんですよね。でも、本当に1番多いのは、おそらくこの人間関係で、 やっぱりチャプター内でのメンバー同士の関係性がすごく大事だと思うんですね。
安:ありがとうございます。大野さん、大竹さん、今回も素晴らしいお話ありがとうございました。
最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。
第204回「メンバーリテンション」はBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。
【参照】日本語版 第23回 VCPプロセス
【参照】英語版 Episode 677: How to Build Your VCP on Zoom
このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。
第203回は「オンラインで VCP を爆上げ」と題してお送りいたします。日本語版の第23回、英語版のエピソード 677 をご参照ください。
安:それでは大野さん。
大野:はい。
安:こんにちは。
大野:こんにちは。
安:大竹さん、こんにちは。
大竹:こんにちは。
安:本日もどうぞよろしくお願いいたします。
大野:よろしくお願いします。
安:さて、今回のテーマが「オンラインで VCP を爆上げ」ということなんですけれども、大野さん。
大野:はい。
安:今回は VCP のお話ですね。
大野:そうですね。最初に VCP の説明を改めて少し簡単にしておきたいと思うんですけども。リファーラルのプロセスとして、マイズナー博士がよく話してくださってますけれども。ビジビリティ、まずこれは認知性、そしてクレディビリティ信頼性、最後のプロフィタビリティが収益性ということで、この順を追ってリファーラルのプロセスが進んでいきますよ、という話でしたね。日本語版の第23回がこの VCP プロセスについて触れてますので、ご参照いただければと思います。なぜ今改めて、このオンラインで VCP かっていう話なんですけれども。もうコロナが明けて、対面のミーティングの機会がだいぶ増えてきてると思うんですよね。戻ってきてると思うんですけども。だからこそ、このオンラインの、ミーティングだとか、その会議をする時の注意するべきことが少し軽んじられてきている。っていう部分があるんじゃないかなと思いますので、このタイミングでぜひ一緒に話していければと思ってます。皆さん気になっているオンラインのマナーというか、振る舞いというのは何かありますか?
安:いろいろあるとは思うんですが、カメラからの距離?
大野:遠い、近い?
安:そうですね。遠すぎず、近すぎず。
大野:これはよくありそうですよね。私なんかもついつい文字が小さいと近づいてですね、見ようとしてしまうことがあるかもしれないですね。
大竹:逆にその遠すぎて、すごい積極的に参加をしてるんだけれども、なんかそうは見えないっていう方もいらっしゃるな、というふうに思ってます。
大野:なんかふんぞり返っちゃってる感じですかね。
大竹:もう単純にその画面から遠いので、
安:表情が見えにくくなるっていうのはあるかもしれないです。
大野:その参加する気持ちも薄く見えてしまうかもしれませんよね。
大竹:そうですね。エネルギーが伝わりづらいって言うんですかね。
大野:適度な距離、カメラからの距離が大切ってことですよね。他にはどうですか?
安:例えばマイクの設定だったりとか、いわゆる音声の部分ですね。
大竹:そうですね。背景のノイズが入ってしまうケースがありますよね。ちょっとうるさい場所で参加をされている時に、たびたびノイズが入ってしまうと、ちょっと中断されてしまったりとか、気分を害してしまうこともあるんじゃないかなと。
大野:そうですね。あと、よく自分のマイクとか音声っていうのが、ちゃんと周りの人たち、他の人たちに聞こえているかどうかを意識するっていうのは結構大事かなと思っていて。特に自分がプレゼンする機会があるオンラインのイベントであれば、事前にマイクチェックとか音声チェックっていうのはやっぱりしておくべきですよね。
安:そうですね。
大野:チャプターのミーティングであれば、最初にメンバーだけのミーティングの時に一言ずつ話をしてもらって、音声チェック、マイクチェックを兼ねるみたいなのはありかもしれませんね。
安:なるほど。
大野:あと、表情とかどうですか?
安:表情はやっぱり口角が上がっている表情の方が、見た目としても印象がいいですよね。
大野:笑顔ですよね。
大竹:ZOOM だとセルフビューが見れるので、やっぱ常に自分の口角がどうなっているかとか、表情がどうなっているかっていうのを確認しながら、ご参加するのもいいかもしれませんね。
大野:表情と合わせて、やはりリアクション大事ですよね。
安:大事ですね。相槌とかうなずきとか。大人数の場合だと、誰かが声でリアクションをする、いわゆるガヤのような。リアクションも時にはそのイベントやミーティングを彩るきっかけになったりもしますよね。それはすごく大事だなと思うんですけど、やっぱりそういったリアクションがないとちゃんと聞こえてるのかなっていう、その反応がわからないので、相手のためにもリアクションを取るということは大事なんじゃないかなと思います。
大野:そうですね。
大竹:ある京都のディレクターの方で、この ZOOM のミーティングが増えてから、 300種類以上のうなずき、相槌を開発したという方がいらっしゃって、いろんな相槌をすることによって、本当に相手のことを聞いてるんだということを示す、そんな工夫をしてるということを聞いたことはあります。
大野:いや、このうなずきって、やっぱり話してる人からすると非常にいいですよね。大切ですよね。話を聞いてもらっているっていう視覚的に確認ができるので、やっぱり安心するし、嬉しいもんですよね。
大竹:そうですね。オンラインだからこそ、よりその相手にどう見られてるかって、この画角の中でどう見られてるかっていうことを気にする必要があるのかなというふうに思っていて。ある方なんですけど、相手に聞いてるよっていう態度を示すために、あえてその画面にこう耳を寄せて、うんうんという形でうなずきをするという方がいらっしゃって、こっちの聞こえ方としては、別に画面に近づこうが遠ざかろうが聞こえ方は変わらないんですけれども、相手からすると「あ、すごい聞いてくれてるな」というふうに、耳に手を当てるだけでも聞いてくれてるなというふうに感じるという、そんな工夫をされている方もいらっしゃいましたね。
安:それでいうとジェスチャーもリアクションに入ってくるのかなと思いますけれども、今の大竹さんの耳をそばだてて聞いてますよっていうリアクションもそうですし、あとはこれもチャプターとか、あるいはイベントによって違いはあるかもしれませんけど、拍手だったりとか、様々なリアクションというのがあるかなと思いますね。
大野:時々チャプター独自の、何て言うんですか、拍手の仕方ってありませんか?
安:ありますね。
大野:手を体の前で叩くのではなくて、両端でひらひらさせるみたいな。
安:手話のリアクションですね。
大野:これはチャプターの人しか分からないものなので、もしやるのであれば、初めての人にもちゃんと分かるように最初に説明をしてあげる、というのが大事かもしれないですね。それがないと、やっぱりちょっと引いてしまう部分っていうのがあると思うので、気をつけないといけないかなと思いますよね。
安:そうですね。一体感を感じてもらうためには、事前のエクスキューズがあるとより良さそうですね。
大野:排他的な印象を与えてしまうともったいないですよね。服装とか基本的なことですけど、どうですかね。
安:それぞれのルールがあれば、そのルールに則るっていうのもありますけども、特に大人数の場合だと、それにふさわしいといいますか、違和感のない服装を心がけるっていうことは大前提として大事かなと思います。
大野:さすがにスーツが減ってるっていうのはわかるんですけど、今ほら、 Tシャツとかも増えてきてるじゃないですか。その辺は割と寛容なんですか、チャプターでは。
安:そうですね。あまり Tシャツだったからといって NG ですよという話にはあまりならないように思いますが、これももしかしたら、人によりけり、チャプターにより、かもしれませんね。
大野:あとありがちなのは、移動しながらの参加っていうことがあるかもしれないですよね。やっぱり通信環境に影響すると思うので。
安:新幹線に乗りながら参加する人とか、チャプターミーティングっていう話ではなくて、今そういう車両もあるので。
大野:ありますね。
安:はい。参加する方はいらっしゃるんですけど、やっぱり通信環境が安定しないので、ちゃんとしたミーティングの場合などは、気を付けた方がいいのかなと思いました。私自身もセミナーを聴講する時に新幹線で出たことがあるんですけど、なんか止まってたと思います、その時。やめようと思いました。
大野:そうですよね。自動車で移動しながらっていうことがあり得ると思うんですけども、運転しながらっていうのはちょっと論外だと思うんですが、タクシーとかをお断りを入れればアリかなと思うんですけど。
大竹:そうですね。どういう環境でミーティングに参加をするかっていうのは、その相手のことをどれだけ大切に思っているか、相手をどれだけ気にかけてるか、っていうことの表れになってくると思うので、 VCP を上げていくっていう意味でいうと、相手を大切にしているっていうところを示すために、きちんとした環境で参加をするっていう姿勢を見せることは大事なのかなという風に思います。
大野:そうですね。
大竹:感じ方、捉え方も人によって違う部分もあるのかなと思うので、 1対1 なのか、多人数とのミーティングなのかっていうことも影響しますし、あと相手との関係性によっても変わってくるのかなっていうふうに思います。例えば初対面って、最初の1to1で、相手が例えばタクシー移動中参加するってなると、ちょっと、なんていうかな、あの失礼というか、ちょっと残念な気持ちになってしまうこともあるんじゃないかっていう風に思っていて、実際その1to1のミーティング設定をしてお話をする機会があったんですけども、相手方は移動中だったんですね。ちょっとなんかこう、悲しいというか、残念な気持ちになった記憶があります。
大野:僕は大竹さんと1to1やったときに、タクシー乗ってたときがあったんですよね。そのときに、自分はそれなりの努力をしてるっていうふうな意識はもちろん持ってたんだけども、でも結局それって相手の取り方によって影響するじゃないですか。自分がどう思ってるかじゃなくて、相手がどう受け止めるか。だから、そこはすごく大事な話だなと思うんですよね。なのでこれはチャプターのミーティングに限らず、本当に1to1をどうやってオンラインでやるかっていうところに繋がると思うんですけど、自分の感覚だけじゃなくて、相手の人の感覚も確かめながらやらないといけないな。そこがクレディビリティのところですよね、結局。すごく影響するんだろうなと思ったので、大竹さん、ごめんなさいと、ありがとうございます。気づかせてくれて。
大竹:いえいえ、こちらこそありがとうございます。
大野:やっぱりビジネスという前提で言うのであれば、そこは慎重に環境を選ぶ、確保するってことはやっぱり意識しないといけないかなというふうに思いました。ありがとうございます。
安:ありがとうございます。
大竹:さっき関係性って話をしたと思うんですけど、相手を理解するっていうことが重要なんじゃないかなと思っていて。私も最初、大野さんが移動しながらのミーティングが多かったので、ちょっとなんか寂しい気持ちになったことがあったんですけど、ただ大野さんなりにそれを配慮してるっていうことがだんだんわかってきたので、後半あんまり気にならなくなってきたんですね。要はその大野さんのことを理解したというか。なのでそれはお互いにやっぱ歩み寄りというか、お互いに理解し合う必要があるのかなというふうに感じました。
安:まさにCですね。クレディビリティですね。上がったからこそお互いに認め合えるっていう。あとは名前もありますね。例えば携帯でオンラインに入る場合、 ZOOM とかオンラインに入るときに、携帯の設定が iPhone とか名前ではないものになっている場合だと、相手の方にちょっと不安を与えてしまうこともあるのかなと思ったんですけど、これいかがでしょうか。
大野:パパの iPhone みたいな。
安:そうです。英語版にもちょうどありましたね、そういうエピソードが。
大野:その時その時で、ふさわしい表記ってあると思うので。例えば海外であればローマ字にするとか、国内であれば当然日本語なんでしょうけども。肩書きを入れるとか、所属を入れるとかいろいろルールがあると思うので、そこは最適なものを使うってことじゃないですかね。
大竹:対面の時で言う、名札にあたるものかなと思うので、そこもやっぱりしっかり確認したいですよね。
大野:あと、避けるべきことみたいなのありますか?
安:はい、電話かなと思います。
大野:電話
安:はい。例えばこれも、気心知れた方とのオンラインであれば、「あ、今電話かかってきた。ちょっとだけ待ってね」っていうのはできると思うんですけど。大人数のミーティングやチャプターミーティングなどでは、「電話はやっぱりお控えください」という話があるので、電話がかかってきても、それはミーティングやイベントの終わった後に折り返す方が良いかと思います。でも、電話をしている人の動画と言いますか、映像を見ていたことがあるのですが、きっとその時はこの方は電話に集中してイベントやミーティングの本編には参加していないのかなっていうのが、やっぱりバレてしまうのかなと言う意味では避けた方がいいと思いますね。
大竹:あとはそうですね、食事とかですかね。飲み物は、通常多分構わないと思うんですけども、何かもぐもぐしていると、僕ちょっと早弁してしまう傾向があるので、もぐもぐしているところ見られてですね、「大竹さん、今日もぐもぐしてましたよね」って後から指摘されてですね、すごい恥ずかしい思いをしたことがあるんですけど。なのでやっぱり食事は避けた方がいいんじゃないかなという風に思いますね。
大野:そうですね。 ZOOM だとピンを立ててじっくりと食べてるとこ見られてるかもしれませんね。
大竹:そうですね。
安:早弁って面白いですね。
大野:見られてるって言う意味では、やっぱりあくびとかくしゃみとか、この辺もやっぱり気を付けて。まあもう生理現象なので、避けられない状況もあるかと思うんですけど、目立たないようにするっていうのは意識しないといけないかもしれませんね。
安:配慮が大事かなと思います。
大竹:そうですね。それが伝わるようにすると。
大野:いろいろ今日カバーしましたけど、やっぱり VCP を上げるということを意識してオンラインでも行動するということですかね。
安:それでは、そろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大野さんや大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか?
大野:最初に触れましたけれども、やはり対面の機会が増えているからこそ、オンラインでの振る舞いというものに改めて確認をして気をつけてもらうというのが大切かなと。それが VCP に直結しているということを忘れないようにしたいですね。
安:そうですね。大竹さんはいかがですか。
大竹:はいそうですね。ゲストではなくホストのように振る舞うということが大事かなと。 参加者であったとしても、自分がその主催者であるかのように振る舞っていく。そうすることがやっぱり VCP を上げる上で重要なんじゃないかというふうに感じました。
安:ありがとうございます。今日のお話はオンラインもそうですが、リアルの場でも同じことが言えますよね。なのでリアルのミーティングやイベントに参加をしていると、同じぐらいの姿勢や準備で臨んでいくということも、やっぱり大事になってくるのかなと思います。大野さん、大竹さん、ありがとうございました。
大野、大竹:ありがとうございました。
安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたか?皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければ Instagram や YouTube で発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回も オフィシャル BNI ポッドキャストでお会いしましょう。 See you next week.
第203回 オンラインで VCP を爆上げはBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。
【参照】英語版Episode 793: Influencing People with Stories
このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。
第202回は「ストーリーで影響を与えよう」と題してお送りいたします。英語版のエピソード 793 をご参照ください。
安:それでは、大野さん、こんにちは。
大野:こんにちは。
安:大竹さん、こんにちは。
大竹:こんにちは。
安:今日は大野さんはどちらからご参加ですか?
大野:今日はですね、 BNI ナショナルオフィスのある東京の三鷹に来てます。
安:なるほど。ありがとうございます。大竹さんはどちらからですか?
大竹:私は千葉県の君津市の山奥にある自宅から参加をしております。
安:ありがとうございます。
大竹:安さんはどちらからですか?
安:はい、私は今日は函館から参加をしております。さて、今回は「ストーリーで影響を与えよう」ということなんですけれども、大野さん。
大野:はい。
安:こちらの話をぜひしていきましょうか。
大野:そうですね。BNIの3+1の+1っていうのは、実はシェアストーリーという意味なんです。何かを伝える時にストーリーを使うことがとても効果的で、影響力を最大化することができるんですね。マイズナー博士も繰り返しストーリーを語ることが大事だと教えてくれています。素晴らしいストーリーというのはとてもパワフルですよね。例えば、感動を呼んだり、人々を笑顔にしたり、心に響くものがあります。大竹さんがよくシェアしているストーリーというのは何かありますか?
大竹:はい。そうですね。私がBNIのメンバーとして体験したストーリーなんですけれども。ちょうどメンバーとして 2年ぐらい経過した頃、なかなか自分が本当に受け取りたいリファーラルを受け取ることができなくて悩んでた時期だったんですよね。ちょうどそのモチベーションというか、そういうものが下がっていって、ちょっと体調を崩したのもあって、欠席をしてしまったんですね。その時に、ある年上の女性のメンバーが、電話をしてくださってですね、それにすごく勇気づけられたという経験があります。その電話でですね、私の欠席に対する理由を問うということではなくて、ちょっとその叱咤激励というか、「あんた何休んでんのよ、早く出てきなさい。」みたいな感じで、言われたんですよね。その時に、すごく嬉しかったんですよね。なんかこう、私は必要とされてるのかもしれないと。 2 年間やってきて、リファーラルも結構貢献をたくさんしていく中で、「なかなか返ってこない。」と、「自分は本当にここに必要とされてるんだろうか。」ということが、ちょっと自信がなくなっていた時期だったんですね。その一言、単純な一言なんですけど、その電話によって、私はモチベーションを回復することができて、その後半年後ぐらいですかね。実際にその自分にとって、理想的なリファーラルに出会うことができたということなんですね。その方のおかげだったなというふうに思っています。
大野:わかりやすくて、しかもね、似たような状況の方々がおそらく結構いらっしゃると思うので、インパクトありそうですよね。
大竹:はい。
大野:素晴らしいです。ありがとうございます。
安:ちなみに大野さんはどのようなエピソードをお持ちですか?
大野:そうですね。私の場合、ある個人的に関わっていたチャプター担当ディレクターを持ってた時なんで、随分前なんですけども。名古屋のあるチャプターなんですね。発足してからちょうど 1年、最初の更新を迎えてまとまって、 5、6人抜けてしまったんですかね。たしか更新されなくて。人数が 17人ぐらいになってたと思うんですよ。ちょっと心配はしたんですけども、メンバー数が減った時のメンバーの皆さんの様子を見ていると、なんかワクワクしてるんですよね。メンバー数減ってるのに、焦りとかそういうのが全然なくて、むしろ目を輝かせていて、これならいけるみたいな雰囲気だったんですよ。それから彼ら僕は別に何か言ったわけではないんですけども、自主的に皆さん、有志がミーティングの後集まって、「これからチャプターを盛り上げていくにはどうしたらいいか。」っていうことを毎週毎週、定例会の後に話し合ってたんですよ。その様子を見て、何て言うかな、すごく頼もしかったし、これなら全然心配ないなと思って、様子を見てたんですね。その結果というか、その後間もなくですね、 1年もしないうちにその 17人とかっていう人数から、今のチャプタートラフィックライトってあるじゃないですか。全国のチャプターのパフォーマンスが見られるチャプタートラフィックライトで 1位になったんですよね。 1年経たずして。それだけでもすごいと思ったんですけど。その後、プラチナチャプター 50人以上のプラチナだったり、チタニウム 75人、そして 100人超えてダイヤモンドまでいったんですよ。
安:すごい。
大野:それも、そんなに時間かかってなかったと思うんですね。最近でこそ、少し 100人割って、 70人台後半だったかな。でも皆さんやっぱり 100人台を回復させたいっていうことで、すごく思ってらっしゃるようで、そこもやっぱり頼もしいですよね。だから私個人的にはすごく、彼らのその当時の、「自分たちのチャプターをもっと元気にしたい」、「活性化させたい」という思いを共通の思いを持ってやられて、その結果として、そういった日本を代表するようなチャプターにされたっていうのは、すごい個人的には誇りに僕は思っていて、よくそのチャプターの話をいろんなところでさせていただくんですけど。やっぱり自信をなくしてしまうとか、チャプターとして、あるいは「盛り上がってないからどうしようか」って頭を悩ませてるリーダーシップチームの皆さんも、この時期結構いらっしゃると思うんですけど。でもそういう人たち、そういうリーダーシップチームの人たちとか、メンバーの皆さんにこういった話をシェアさせていただくと、なんか自分たちもやっぱりできそうだって思っていただく機会があると思うんですよね。そういうストーリーを伝える、似たような状況の人たちの話とかって、共感をしやすいと思うので、効果的なんじゃないかなと思うんですよね。
安:確かにそうですね。
大野:あと、このストーリーの有効な場面として。例えば、会社のビジョンとか組織のビジョンっていうのは、ストーリーを使って伝えるっていうことはすごくやっぱり有効だし、やるべきだなと思うんですけど。大竹さん、その辺どういうふうに普段意識されていますか?もし差し支えなければ、大竹さんの今仕事されている、あるいは BNI をされている理由とか、 WHY とかってありますか?
大竹:はい。私たちの東京港中央リージョンのビジョンが、人生を変えるリファーラルをすべての人に。というビジョンなんですけれども。最初にそれを立てた時に、そのフレーズだけを一生懸命繰り返していて、全く伝わらなかったんですよね。「へー。」って感じで、「まあいい言葉だね。」、みたいな感じでいて、全く浸透しなかったんですよね。結局やっぱり、そのビジョンの裏にあるストーリーが必要なんだということに気づいて、じゃあなぜ私がそのビジョンを立てるに至ったのか、っていう自分のストーリーを語るようにしたんですよね。そしたらですね、みなさんそのビジョンに紐づくようなストーリーをどんどん語ってくれるようになってですね。例えばある時は、あるチャプターのビジターホストの方が、「人生を変えるリファーラルをすべての人に、というビジョンがこのリージョンにはあって。それに関して私のストーリーはこういうものです。」っていう風に話をしてくれたということがあったんですよね。やっぱりこのストーリーがどんどん積み重なっていくと、ビジョンが強くなっていくというか、育っていくっていうこと、ビジョンって生き物なんだなっていう風に感じたんですよね。その生き物としての栄養がストーリーなのかなっていう風に感じたことでした。
大野:いいですよね。私も、もし差し付けなければシェアさせてもらおうと思うんですけど。大竹さんと同じようにビジョンって、ややもするとちょっと綺麗事みたいにどうしても聞こえやすいと思うんですよね。でもやっぱり、なぜ自分がそれを目指すのか、みたいなところでいうと。私の叔父の話なんですけど。 僕が社会人になって間もない頃に、僕の叔父からですね、「うちの養子になってくれ」って言われたんですよね。大野の本家の叔父だったので、養子になって、要は「事業を継いでほしい」みたいな、「助けてほしい」みたいなことを言われたんですよ。でも叔父はその当時、小さなスーパーマーケットを千葉県でやってたんですけども。大型商業施設が近くにできて、お客さんを取られてしまって、経営がたぶん傾いてたんだと思うんですね。私は当時全然興味がなく、ちょっと上の空だったんですよ。それをすごく僕は、後々後悔することになったんですけど。結局叔父はその店を畳まなくちゃいけなくなって、もう大分前に亡くなってるんですけど。今でもそのことがすごく悔いとして残ってしまっていて、結局この自分が BNI っていうものを、実際に自分でやって素晴らしい仕組みだなと思って日本に紹介したんですけど。続けて今18年やってこれてるっていうのは、その時の後悔がすごくあって。やっぱり、「叔父みたいな人を、日本からなくさなくちゃいけない」、「叔父みたいな人を日本からなくしたい」、「そんな思いをさせたくない」っていうのがあって。だからこそ、「BNIの仕組みを日本全国に 1 日も早く伝えたい」っていうふうに思うんですよね。だからいつか全国に広まるじゃダメなんですよ。だから今でもきっと待ってる人がいる。 BNI を使える日を待っている人がいる。もしかしたら、知ってる人も知らない人も両方いるかもしれないんですけど。でもそのBNIを必要としている人たちの元に、このBNIのBNI仕組みを 1 日も早く届けるっていうスピード感がすごく大事で、それが、日本で目標数字として掲げて、それを達成していくっていうことをスピード感を持ってやっていくっていうのが、自分のすごくやりたいっていうか、責任、役割なんだなという風に思ってるって話をさせてもらうんですよね。
大竹:すごい良いですね。うん。
安:かなり今、心を動かされましたよ。すごい、なんか初めて聞いたと思って。ただ単に「広めていきましょう」っていう話ではなくて。どうしてその広めていくことが大事なのかっていう、本当に大野さんの心の一番内側にあるきっかけを。
大野:結局今の僕の話って、自分のことじゃないですか。個人的な話じゃないですか。だからもしかしたら全然、大竹さんとか安さんには関係ないことなのかもしれないんだけども。でもその、「なぜ大野っていう個人が BNI を日本に紹介して、それを 18年、もう 20年近くも続けてきてるか」っていう理由が自分もなんか最近気づいた部分ってあるんですよね、すごく。でもそれは当時の後悔っていうところから始まってるんですけど。でも今逆にそれが原動力になってるっていう部分があって、時々それを思い返してね、元気をもらってるっていう状況です。
安:素敵。
大野:はい、ありがとうございます。
安:大野さん、大竹さん、本日も素敵なお話をありがとうございました。
大野:ありがとうございました。
大竹:ありがとうございました。
安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたか?皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければインスタグラムや Youtube でも発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回も オフィシャル BNI ポッドキャストでお会いしましょう。 See you next week.
第202回 ストーリーで人々に影響を与えるはBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。
参照:英語版Episode 125: “Take Off Your Bib”
このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とActionCOACH Japanの提供でお送りいたします。
第201回は「よだれかけを外せ」と題してお送りいたします。英語版のエピソード125をご参照ください。
大野:今回は「よだれかけを外してエプロンをつけなさい」というメッセージなんですよね。マイズナー博士が聞いた話で、それはあるメンバーさんの話だったんですけれども。「ネットワーキングっていうものは、実は自分のために機能させようと思うと役に立たない。だけども、他の人のためにネットワーキングをしようとすれば、十分役に立つ」という意味の話だったそうなんですよね。ネットワーキングを機能させるためには、まず自分がつけているよだれかけを外して、エプロンに付け替えて、他の人たちのために手料理を振る舞うみたいなつもりでやる必要があるということらしいんですよね。結構深い話だと思うんですけど、なんか大竹さん、その辺、似たような体験とかされたことありますか?
大竹:はい、そうですね。あの、「ギバーズゲイン」っていうのを一言で説明する、すごい素晴らしい比喩だなって思うんですけど。まさに私が最初のBNIのチャプターミーティングに参加した時に感じたことなんですけども。その当時、私はまさによだれかけをつけて、いろんな交流会を徘徊していたわけですね。「誰か僕に売上をくれないかな」という感じで徘徊していました。BNIのチャプターミーティングに最初に参加をした時にすごく感動したことは、皆さんが「エプロンをここはつけてるんだな」ということを感じたわけですね。相手に対して「どんなことができるのか」という質問を私にしてくださったんですよね。「あなたにどんなお客さんを紹介したら役に立てるの?」と。これはまさに「エプロンをつけてるんだな」というふうに感じました。
大野:そうですよね。普通、交流会みたいなところに行くと、皆さん、自分の商品とかサービスを売りたいと思って来てる人がほとんどなので、自分の会社の話とか、自分の商売の話しかしないっていうケースがほとんどだと思うんですけど。まさに大竹さんがおっしゃるように、「どうやったらあなたのお役に立てますか?」みたいな。そんな話し方なので、ちょっと最初、びっくりしませんでした?
大竹:はい、びっくりしましたね。
大野:実は私も、ロンドンでメンバーをやってた時に似たようなことを感じたんですけど。BNIのチャプターミーティングに行くと、まさに大竹さんが今言ってくださったようにね、「どういう人を紹介したらお役に立てますか?」とか、「どうやったら私がお役に立てますか?」みたいな話し方をするんですけど。他の交流会に行くとやっぱり全然違うんですよね。やっぱり自分の話しかしないし、私の話を聞かないで結局ずっと話をされて、「じゃあ、また会おう」みたいな感じで別れてしまう、みたいなパターンも多くて。「なんでこんなに同じロンドンっていう場所でいろんな人たちと会ってるんだけど、BNIとほかではこんなにも違うんだ?」っていうのをすごく感じましたよね。
大竹:そうですね。与えられるのを待つのではなくて、先に与えるっていう姿勢。それがすごく文化として浸透してるんだなっていうことを感じました。通常は「この人は自分に何かメリットがあるかな?」っていうことを確認するための質問、ちょっと言い方を悪くすると、品定めをするための質問をされることはよくあったんですけれども。
大野:見極める。
大竹:はい、見極める。「この人は本当に自分に売り上げを提供してくれる人だろうか?」みたいなところですよね。要は与えられるのを待つのではなくて、先に与えるっていうこの姿勢は、人生全般においてすごく役に立つんじゃないかな、というふうに思っていて。例えば、挨拶っていうのも、先にされたら返すっていう姿勢ってあると思うんですけども。私、今田舎に移住をしましてですね、すごい最初に感動したことがあったんですけど。前からですね、中学生ぐらいの女の子が歩いてきて、まだ20メートルぐらい結構遠い距離のところから、結構大きな声で「おはようございます」って言ってくれたんですよね。僕はその移住したばかりで、すごく不安だったんですよ。地域に馴染めるかどうかっていう。でも、その子が挨拶をしてくれたおかげで「あ、ここでやっていけそうだな」っていう、なんか自信が湧いたんですよね。
大野:はい。
大竹:だから先に与えるってことによって、僕の人生は変わってしまったわけですよね。勇気をもらえた。だから、そういう感謝とか勇気を与えることができる、そういうやっぱり姿勢、生き方なんだなというふうに思っています。
大野:そうですよね。逆に、BNIと関係ないところで名刺交換とかしたりすることもあるじゃないですか。その時に、すごくまれなんですけど、全然BNIに関わったことがない人なのに「私がどうしたらお役に立てますか?」って言ってくれる人がたまにいるんですよ。すごいびっくりして、「BNIやってらっしゃったんですか?」みたいな質問をしたんですけど、「いや、全然。何ですか、それ?BNIって」みたいな。すごくレアなケースなんですけど。でもやっぱりエプロンをつけて、自分が他の人たちにまずいろんなお役に立てることをやるっていうのが、すごくアプローチとしては素晴らしいですよね。
大竹:そうですね。
大野:これ、英語版には「他の人に役に立つ12の方法」みたいなのを入れてくださってるんですけども。もうまずはこのやっぱり姿勢、心構えっていうところがすごく大事だと思うので、今日はあえてその具体的な方法というのは触れないでおきます。はい。それではそろそろ終わりの時間に近づいてきたので、まとめていきたいと思うんですけども。大竹さん、どうでしょう?一言お願いします。
大竹:はい、そうですね。ネットワーキングイベント、人が集まる場所に自分の利益になるようなことばかりを探しに行くのではなくて、他の人を助けて、その人の役に立とうと、その機会を探りに行くということがこのメッセージなのではないか、というふうに思います。
大野:いいですね。自分のためにネットワーキングをしに行くんじゃなくて、人を助けて、その人たちの役に立つためにどうすることができるか、ということを探りに行く、と。
大竹:はい。
大野:素晴らしいですね。はい、ありがとうございます。
大野さん、大竹さん、ありがとうございました。
大竹:ありがとうございました。
大野:ありがとうございました。
安:このポッドキャストは コンビニの人材育成を支援する コンクリ株式会社とActionCOACH Japanの提供で BNI ジャパン ナショナルディレクターの大野代表と、東京港中央リージョン エグゼクティブディレクターの大竹さん、そして、私 BNI メンバーの安さやかでお送りいたしました。次回も オフィシャル BNI ポッドキャストで お会いしましょう。See you next week.
第201回 よだれかけを外せはBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。
【提供】
今回は特別回として「ポッドキャストがパワーアップ!」をお送りいたします。
安:皆さん、こんにちは。BNIメンバーの安さやかです。オフィシャルBNIポッドキャスト、今回もBNIジャパン ナショナルディレクターの大野代表とともにお送りしております。大野さん、こんにちは。
大野:こんにちは。
安:宜しくお願いします。
大野:お久しぶりです。
安:お久しぶりです。お元気でしたか?
大野:元気でした。
安:良かったです。そうですね、一番最近の収録から少し時間が経ちましたけれども、その間にBNIも大きくいろんなことが変わっていったり、あるいは変わらないものがあったりと、私自身もメンバー活動を続けていて思うことがいろいろあります。
大野:そうなんですね。
安:はい。また引き続きポッドキャストでお話ができればなと思っております。
大野:前回からだいぶ間が空いてしまいましたけれども、その間にもたくさんのメンバーの方、リスナーの方から再開を望まれるお声をたくさんいただきましたね。
安:はい。本当にたくさん、ありがとうございます。
大野:ありがとうございます。
安:待っていてくださったということですね。
大野:はい。それと今回は皆さんにビッグニュース…スモールニュース?
安:いえ、ビッグニュースだと思います。
大野:ちょっとニュース?
安:ちょっとビッグニュース
大野:ちょっとビッグニュース?
安:はい。
大野:なんとこのポッドキャストのチームに新しくお一人、メンバーが加わります! その新しいメンバーというのは、BNI東京港中央リージョンのエグゼクティブディレクターを務めてくださっています、千葉県からお越しの大竹通孝(おおたけ みちたか)さんです。
大竹:よろしくお願いします。
大野:よろしくお願いします。
安:お願いします。
大野:大竹さんがチームに加わってくださったということで、パワーアップしたということで、これからまた定期的な配信を再開できるという運びになりました。大竹さん、ありがとうございます。
大竹:よろしくお願いします。
安:ありがとうございます。
大竹:ありがとうございます。
大野:じゃあ、大竹さんに簡単に自己紹介をお願いできますでしょうか?
大竹:大竹と申します。よろしくお願い致します。
大野:お願いします。
大竹:BNIとの関わりは2009年の1月からなので、もうすぐで16年になります。
大野:2009年から16年、関わってくださっていて、最初はどんな関わりだったか、大竹さんからぜひ。
大竹:そうですね、最初は本当に普通のメンバーとして加入をさせていただいたというのがBNIのきっかけなんですけども。
大野:カテゴリーは何だったんですか?
大竹:システム開発とかだった気がします。
大野:その後、エグゼクティブディレクターになられて、今回このポッドキャストのチームに入ってくださるご決断をいただけたのは、どの辺が理由にあるんでしょうか?
大竹:そうですね、BNIに16年間関わってきた中で、皆さんいろんなBNIの活用の仕方をされていると思うんですけれども、残念ながら活用しきれずに辞めてしまうメンバーの方はたくさんいらっしゃるというところがあって、それはなぜなんだろうと思ったときに、BNIって見方を変えると全然違う価値、違う使い方があるんじゃないかっていうふうに私は気づいたんですよね。私も加入当初は、まずは売り上げを上げたいということで、すごく素晴らしいマーケティングの方法だなと、マーケティングプログラムだなと思って加入をしたんですね。その後、だんだん売り上げが順調になってきたときに、今度は売り上げはある程度安定したんだけども、今度は自分の時間がなくなったりとか、売り上げを継続的に上げていくための組織づくりの課題が出てきたわけですよね。ここにおいて、BNIってどう使ったらいいんだろうか、というところで、例えばBNIって70カ国以上で展開されていて、マイズナー博士は日本に2回しか来ていないわけですよね。でも、1万2千人以上のメンバーの方が活用されていて、成果を出されている。まあ、そういう仕組み、体系を作られているわけですよね。だから、世界最高のその体系、仕組みを持った組織だと思うんですね。組織作りという点において、BNIから学ぶこと、BNIから自分の会社に応用できることって、たくさんあるんじゃないかっていうふうに思っていて、まあそこの視点でのBNIの使い方とか、事例なんかもお伝えできたらいいなというふうに思っています。
安:とても素敵なお話だなと思いました。私自身も、大竹さんとは気がつけば十年ほどのお付き合い、いろいろお世話になっていることも多くあります。ありがとうございます。
大竹:ありがとうございます。
安:やっぱり私自身も、メンバーを十年以上続けていて、もっとこう使えば、この人はBNIを活用してビジネスが発展していったんじゃないかなと思いながら、メンバーを見送った機会も多かったんですけど、今の大竹さんのお話を聞いて、改めて私自身はメンバーという目線で、もっともっとこうBNIを使っていけば、自分のビジネスも発展させられるし、また違う形でメンバーへの貢献ももっともっとできるようになるよ、っていうことを大野さんや大竹さんと一緒に情報発信していければいいなと思いました。今のお話をどのようにまたポッドキャストでお伝えになっていきたいなと思われていますか?
大竹:シンプルに言うと、全国のメンバーの皆さんに定期的に継続的にメッセージなり情報を届ける機会なので、まあ単発でね、そういう機会はあるんですけど、例えばいろんなリージョンのフォーラムに呼ばれたりとか、カンファレンスで喋ったりとかすることあるんですけど、ただ一回の情報提供だと、なかなかやっぱそこから行動して変化をするっていうところまでは見届けられないというか、なので継続的にこういうのって発信をして、情報提供して、またフィードバックをもらって、もっとこう伝えたら伝わるかもしれないっていう機会、そういう機会いただけたら、もっと多くのメンバーの方のビジネスの変革というかね、発展に貢献できるんじゃないかというふうに思っているんですよね。私の一つの思いとしては、忙しくなって辞めてしまう人を減らしたいなって思うんですよね。BNIを使って売り上げが上がって、忙しくなって辞めること、これって本当に幸せなことなんだろうか、っていう自分の中での疑問があって、ただ忙しくするだけだったら、BNIじゃなくてもいいんじゃないかなって思ってしまうんですね。やっぱり、幸せにビジネスを拡大していって、本当にその豊かな人生を手に入れるお手伝いをしたいなというふうに思っていて、なんかそのためにこのポッドキャストといえば情報発信をするということで、自分が貢献できないかなというふうに思っているということですね。
大野:素晴らしい。
安:ぜひ一緒にメッセージを伝えていきたいなと思います。
大竹:ありがとうございます。
安:よろしくお願いします。
大野:ありがとうございます。大竹さんがこのチームに加入してくださったということで、パワーアップできるということで、あとイベントもやりたいですよね。またね。
安:ああ、いいですね。
大野:コロナがあったので、確か150回(のイベント)ができませんでしたし、前回仙台が最後になってますので、またこの再開をお祝いするっていう意味でも、イベントできたらいいんじゃないかなと思っています。
安:はい、楽しみです。ということで、オフィシャルBNIポッドキャスト、今回は特別会ということで、ナショナルディレクターの大野さんと、東京港中央リージョンエグゼクティブディレクターの大竹さん、そして私BNIメンバーの安さやかでお届けいたしました。これからいろんなポッドキャストの配信が楽しめるかと思いますので、ぜひメンバーの皆さん引き続きお楽しみにお待ちください。それでは次回もオフィシャルBNI ポッドキャストでお会いしましょう。See you next time!
特別回 「ポッドキャストがパワーアップ!」はBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。
安:それでは最後の方になります。
風神:はい。杜の都チャプターの風神雷神の風神と書いて風神と申します。
安:かっこいい。おとめ座。
安:さて、ご質問をお願いします
安:はい、よろしくお願いいたします。
大野:良い質問ですね。
安:はい。
大野:はい、ありがとうございます。
安:はい。
大野:今おっしゃっていただいたように2025年に2万5000という目標を掲げていて、これ、あと3年ですので、結構なチャレンジなんですよね。
安:はい。
大野:はい、ワクワクするんですよ。
安:うん。
大野:まずそこがポイントでそのさらに先、BHAGってよく言ってるんですけど、大胆でね、組織の命運を左右するような大きなね、目標ということで言うと15万人っていう話。
安:はい。
大野:そこにどれだけの人を、一緒に楽しんでもらえるか、巻き込めるかみたいなところはすごくやっぱりチャレンジングなんですけど。
安:はい。
大野:でも数字だけでは意味がないわけですよね。
安:はい。
大野:家族を説得して日本に帰ってくることにしたわけですよね。
安:はい。
大野:でもやっぱり10万を超えてこないと、皆さん知ってるみたいな組織にはならないわけですよ。
安:はい。
大野:BNIは、そのビジネスってところに焦点を当てつつも、やっぱり社会的意義がすごく大きい仕組みだし、組織だと思うので、それが15万人になるとものすごい可能性があるなと思うんですよね。
安:はい。
大野:世界のビジネスのやり方を変える。
安:へえ。
大野:そういろんな検証がされてるので、日本でもそういった積極的に検証するためのプログラムを導入していったりとか。
安:はい、ありがとうございます。
風神:ありがとうございました。
安:とても良い質問でした。ありがとうございます。
第200回 進化を加速させるはBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。
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