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第33回~第38回《窗边的小豆豆》系列节目,时隔100期,又回归了!
《窗边的小豆豆》是日本作家、主持人黑柳彻子创作的儿童文学作品,首次出版于1981年。这本书讲述了作者上小学时的一段真实的故事:小豆豆(作者)因淘气被原学校退学后,来到巴学园。在小林校长的爱护和引导下,一般人眼里“怪怪”的小豆豆逐渐变成了一个大家都能接受的孩子。巴学园里亲切、随和的教学方式使这里的孩子们度过了人生最美好的时光。
朗読:黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』
BGM:松田彬人 - 心躍る未来
订阅号:中村Radio(原稿が見られます)
--------------
以下为部分朗读原文,查看全部原文请移步【订阅号:中村Radio】
『名前のこと』
トットちゃんの本当の名前は、「徹子」という。どうして、こういう名前になったのかというと、生まれて来るとき、親戚の人や、ママやパパの友達たち、みんなが、
「男の子に違いない!」
とか、いったものだから、初めて子供を持つパパとママが、それを信用して、
「徹」
と決めた。そしたら、女の子だったので、少しは困ったけど、「徹」の字が、二人とも気に入っていたから、くじけずに、それに早速、「子」をつけて、「徹子」としたのだった。
そんな具合で、小さいときから、まわりの人は、「テツコちゃん」と呼んだ。ところが、本人は、そう思っていなくて、誰かが、
「お名前は?」
と聞くと、必ず、
「トットちゃん!」
と答えた。小さいときって、口がまわらない、ってことだけじゃなくて、言葉をたくさん、知らないから、人のしゃべってる音が、自分流に聞こえちゃう、ってことがある。トットちゃんの幼なじみの男の子で、どうしても、「石鹸のあぶく」が、「ちぇんけんのあぶけ」になっちゃう子や、「看護婦さん」のことを、「かんごくさん」といっていた女の子がいた。そんなわけで、トットちゃんは、
「テツコちゃん、テツコちゃん」
と呼ばれるのを、
「トットちゃん、トットちゃん」
と思い込んでいたのだった。おまけに、「ちゃん」までが、自分の名前だと信じていたのだった。そのうち、パパだけは、いつ頃からか、
「トット助」
と呼ぶようになった。どうしてだかは、わからないけど、パパだけは、こう呼んだ。
「トット助!バラの花についている象鼻虫を取るの、手伝ってくれない?」
というふうに。結局、小学生になっても、パパと、犬のロッキー以外の人は、
「トットちゃん」
と呼んでくれたし、トットちゃんも、ノートには、
「テツコ」
と書いたけど、本当は、「トットちゃん」だと、思っていた。
……
(查看全部原文请移步【订阅号:中村Radio】)
4.8
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第33回~第38回《窗边的小豆豆》系列节目,时隔100期,又回归了!
《窗边的小豆豆》是日本作家、主持人黑柳彻子创作的儿童文学作品,首次出版于1981年。这本书讲述了作者上小学时的一段真实的故事:小豆豆(作者)因淘气被原学校退学后,来到巴学园。在小林校长的爱护和引导下,一般人眼里“怪怪”的小豆豆逐渐变成了一个大家都能接受的孩子。巴学园里亲切、随和的教学方式使这里的孩子们度过了人生最美好的时光。
朗読:黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』
BGM:松田彬人 - 心躍る未来
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『名前のこと』
トットちゃんの本当の名前は、「徹子」という。どうして、こういう名前になったのかというと、生まれて来るとき、親戚の人や、ママやパパの友達たち、みんなが、
「男の子に違いない!」
とか、いったものだから、初めて子供を持つパパとママが、それを信用して、
「徹」
と決めた。そしたら、女の子だったので、少しは困ったけど、「徹」の字が、二人とも気に入っていたから、くじけずに、それに早速、「子」をつけて、「徹子」としたのだった。
そんな具合で、小さいときから、まわりの人は、「テツコちゃん」と呼んだ。ところが、本人は、そう思っていなくて、誰かが、
「お名前は?」
と聞くと、必ず、
「トットちゃん!」
と答えた。小さいときって、口がまわらない、ってことだけじゃなくて、言葉をたくさん、知らないから、人のしゃべってる音が、自分流に聞こえちゃう、ってことがある。トットちゃんの幼なじみの男の子で、どうしても、「石鹸のあぶく」が、「ちぇんけんのあぶけ」になっちゃう子や、「看護婦さん」のことを、「かんごくさん」といっていた女の子がいた。そんなわけで、トットちゃんは、
「テツコちゃん、テツコちゃん」
と呼ばれるのを、
「トットちゃん、トットちゃん」
と思い込んでいたのだった。おまけに、「ちゃん」までが、自分の名前だと信じていたのだった。そのうち、パパだけは、いつ頃からか、
「トット助」
と呼ぶようになった。どうしてだかは、わからないけど、パパだけは、こう呼んだ。
「トット助!バラの花についている象鼻虫を取るの、手伝ってくれない?」
というふうに。結局、小学生になっても、パパと、犬のロッキー以外の人は、
「トットちゃん」
と呼んでくれたし、トットちゃんも、ノートには、
「テツコ」
と書いたけど、本当は、「トットちゃん」だと、思っていた。
……
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