■第４２０話『ＮＯと言い続ける』　大岡昇平（作家）

文学に革命をもたらしたレジェンド３

■『俘虜記（ふりょき）』『野火』『レイテ戦記』という作品群で、

近代日本の戦争文学の在り方を一変させた作家、大岡昇平（おおおか・しょうへい）。

なぜ、自らの戦争体験を多くの作品に書いたのか？

■「ＮＯと言い続けるのが文学者の役割である」。

常に忖度（そんたく）を嫌い、己の思いを隠さなかった賢人、

大岡昇平が、人生でつかんだ、明日へのｙｅｓ！とは？