「電子部品が攻勢かける、「中国プラス1」でインドに存在感の背景事情」　日系電子部品企業がインドに相次ぎ進出している。同国のモディ政権は、製造業振興戦略「メーク・イン・インディア」を掲げて海外の製造業を積極的に呼び込む。３月末には電子部品企業への補助金を手厚くした。ただインドの独自規格への対応を含め、事業運営での課題は多い。地政学リスクの高まりやトランプ米政権の関税政策の影響で「中国プラス１」が求められる中、存在感が高まるインド。旺盛な需要を獲得するための動きが加速する。（阿部未沙子、京都・友広志保）