「東大が大型設備で実証、「蓄熱輸送」のインパクト」　東京大学未来ビジョン研究センターの藤井祥万特任准教授は、鉱物のゼオライトに廃熱をためて運び、他の場所で使う「蓄熱輸送」を大型設備で実証する。共同研究する高砂熱学工業が茨城県つくばみらい市に持つ研究施設に１時間に最大２００キログラムのゼオライトを投入できる装置を設置し、２０２５年度いっぱい運転する。生産工程への導入を想定し水蒸気を連続発生させ、自動制御も検証して商用化に道筋を付ける。