聖書箇所: ガラテヤ4:1-7,ルカ15:11-27

4:1 つまり、こういうことです。相続人は、全財産の持ち主なのに、子どもであるうちは奴隷と何も変わらず、4:2 父が定めた日までは、後見人や管理人の下にあります。4:3 同じように私たちも、子どもであったときには、この世のもろもろの霊の下に奴隷となっていました。4:4 しかし時が満ちて、神はご自分の御子を、女から生まれた者、律法の下にある者として遣わされました。4:5 それは、律法の下にある者を贖い出すためであり、私たちが子としての身分を受けるためでした。4:6 そして、あなたがたが子であるので、神は「アバ、父よ」と叫ぶ御子の御霊を、私たちの心に遣わされました。4:7 ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神による相続人です。

Ⅰ. 「報酬の希望と罰の恐怖」vs「愛と信頼」

Hope of reward and fear of punishment vs Love and trust

Ⅱ.「従順」vs「服従」

Submission vs Obedience

l 従順は内発的な動機であり態度。服従は表面的な行動。

Ⅲ.放蕩息子のたとえ話より

ルカ 15:17-19

15:17 しかし、彼は我に返って言った。『父のところには、パンのあり余っている雇い人が、なんと大勢いることか。それなのに、私はここで飢え死にしようとしている。15:18 立って、父のところに行こう。そしてこう言おう。「お父さん。私は天に対して罪を犯し、あなたの前に罪ある者です。15:19 もう、息子と呼ばれる資格はありません。雇い人の一人にしてください。」』

聖書箇所: マタイ6:31-33,申命記8:2

マタイ6:31-33 31 ですから、何を食べようか、何を飲もうか、何を着ようかと言って、心配しなくてよいのです。32 これらのものはすべて、異邦人が切に求めているものです。あなたがたにこれらのものすべてが必要であることは、あなたがたの天の父が知っておられます。33 まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。

Ⅰ.「手段」の「目的」化

l マタイ6:33(AMP)私訳：第一に、そして最も大切なこととして、神の国と神の義（神のやり方と、神のあり方[神の姿勢と品性]）を求めなさい。そうすれば、それらのものも加えてあなたがたに与えられます。

l 日常の忙しさや生活に必死になる中で、手段が目的になってしまう。

l 手段が目的になってしまう時、優先順位が入れ替わってしまっている。

Ⅱ.信仰者が陥りがちな「目的化」

l 須藤の理想的な優先順位。1位：神様ご自身を求める(愛する)、2位：みことばに従って生きる、3位：人生が祝福される。

l 信仰者が陥りがちな目的化

Ø A.行い(奉仕)の目的化：ex.律法学者やパリサイ人

Ø B.熱心さの目的化：ex.サウロ(パウロ)やペテロ

Ø C.祝福の目的化：ex.サウル王やサムソン

申命記8:2 あなたの神、【主】がこの四十年の間、荒野であなたを歩ませられたすべての道を覚えていなければならない。それは、あなたを苦しめて、あなたを試し、あなたがその命令を守るかどうか、あなたの心のうちにあるものを知るためであった。

Ⅲ.神様を第一にしよう！

l 神様を第一にした「結果」としてついてくるもの

Ø A.自分の安全と幸せ：神様が与えてくださるもの。私たちは自己完結できない。

Ø B.神様の国が前進する：神様が私たち一人一人に任せている魂がいる。

Ø C.神様の深い臨在を知る：私たちにとって何よりの幸せ。「あの教会に行けば神様と出会える」ような教会をともに目指しましょう！

l マタイ6:33を暗唱しましょう！

聖書箇所: ルカ18章、ヨハネ5章、ヤコブ１章、ピリピ４章

ルカ 18:41 「わたしに何をしてほしいのですか。」するとその人は答えた。「主よ、目が見えるようにしてください。」

Ⅰ.何を期待しますか？何を願いますか？

ルカ 18:41 「わたしに何をしてほしいのですか。」するとその人は答えた。

ヨハネ 5:7 病人は答えた。「主よ。水がかき回されたとき、池の中に入れてくれる人がいません。行きかけると、ほかの人が先に下りて行きます。」

l 2023年の始めの日に、神様は私達にこのように尋ねられている

l シロアムの池の回廊にいた病人は、他の人が自分を助けないことを恨んでいた

l 多くの人が、「実現しなくても、失望しない程度のこと」を期待する

Ⅱ.信仰を働かせる

ルカ18:42 イエスは彼に言われた。「見えるようになれ。あなたの信仰があなたを救いました。」18:43 その人はただちに見えるようになり、神をあがめながらイエスについて行った。これを見て、民はみな神を賛美した。

l 自分で出来そうなことではなく、神様の助け・奇跡がなければ達成出来ないことを期待し、願うことが大切

l それが、「信仰を使う」ということ

l 癒されたのはイエス・キリストなのに、なぜ「あなたの信仰があなたを救った」と言われたのか？

Ⅲ.疑わず信じる

ヤコブ 1:6 ただし、少しも疑わずに、信じて求めなさい。疑う人は、風に吹かれて揺れ動く、海の大波のようです。

ピリピ 4:6 何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。

l 「もっと良い方法があるのではないか？」「自分で努力すれば、道は開けるのではないか？」などの思いは当然やってくる

l 信仰を持とうとすると戦いが起こるので、主によって勝利しよう

Ø あなたの2023年の目標は？

Ø 神様に何をしてほしいですか？

Ø そのためにあなたが変えなければならない部分はどこですか？

【本日のメッセージ】

聖書箇所: ピリピ2:1-13、ヨハネ3:16

ピリピ 2:6 キリストは神の御姿である方なのに、神のあり方を捨てられないとは考えず、2:7 ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられました。人としての性質をもって現れ、自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死にまでも従われました。それゆえ神は、この方を高く上げて、すべての名にまさる名をお与えになりました。

Ⅰ.イエスの生き方を見れば福音が分かる

ヨハネ 3:16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

l イエス・キリストは、神のあり方を捨てられないとは考えられなかった

l 自分の立場を放棄することは、とても困難なこと

l 十字架と復活により、救いの道が示された

l それを信じて受けいれ、イエス・キリストに付いていく人に救いと祝福がもたらされる

Ⅱ.福音を信じてイエスの生き方に倣って生きる

l イエス・キリストが私達に示された生き方を理解しよう

l パウロはイエスの生き方に従ったために、迫害され、牢獄に入れられた

l そのことによって、かえってクリスチャンは勇気づけられ、周囲に福音が伝わった

l 福音を信じて生きることは、苦しみが無くなることではなく、目的を持った充実した人生へと導かれることへとつながる

Ⅲ.教会はイエスの生き方を世界に示す共同体

ピリピ 2:2あなたがたは一致を保ち、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、志を一つにしてください。何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。

l ピリピは愛国者が多い町で、ローマ皇帝を崇拝していたので、クリスチャンであることは、相容れない生き方だった

l そのような環境でもピリピ教会は喜びに満たされて、生きていた

l 一致を保ち、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、志を一つにする

l へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思う

l これらは、イエスを模範として生きる人のライフスタイル

l 私達も、福音を信じ、イエスを模範として生きよう

通訳の奉仕は真実くんが担当してくださいました。

メッセンジャー：林師

メッセンジャー：林師

聖書箇所: ヨハネ15:13-15、イザヤ43:4、ローマ6:4など

ヨハネ 15:13 人が自分の友のためにいのちを捨てること、これよりも大きな愛はだれも持っていません。

Ⅰ. 無条件で愛されて生きる

l う私達が抱えるほとんどの問題は、人間関係についてです。

l 中でも、「私は愛されて生きているか？」ということと、「周囲の人々と良好な信頼関係を持っているか？」ということが、人生を大きく左右します。

l たとえ、私達が失敗しても、その相手が私のことを変わらず受け入れ、愛してくれる人がいるとすれば、私達はその人と信頼関係を結ぶ事が出来るだろうと思います。

l 私達は、そういう存在を求めているのではないでしょうか？

l イエス・キリストは、私たちを友としてくださった。それは、主人と召使い、神と人という関係ではなく、同じ立ち位置にいてくださること

l 私達を完全にご存知であり、どんなことでも愛が変わる事は無い。

Ⅱ. 価値ある者として生きる

イザヤ 43:4 わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。

l 神様は、最初から私達を価値あるものとして創造された

l 人の評価を気にしない生き方をするように願っておられる。

l 自分が考え、感じている自分の価値（自尊心）を信じるか？

l 神様が与えてくださった自分の価値（自尊心）を信じるか？

l 他の人に選んでもらうことは出来ない。私達自身が決めなければならない。

Ⅲ.新しい人生・いのちで生きる（やりなおしができる人生）

ローマ 6:4 私たちは、キリストの死にあずかるバプテスマによって、キリストとともに葬られたのです。それは、ちょうどキリストが御父の栄光によって死者の中からよみがえられたように、私たちも、新しいいのちに歩むためです。

l 日々いろいろな失敗をする。不完全であるということは、聖書的には罪となる。

l その時、私達はもう一度チャンスが欲しい。やり直したい。

l 神様は私達に新しい人生・いのちで生きるようにしてくださる。

l そのためには、赦しが必要

l イエス・キリストからの赦しを受け入れた時、私達は新しい命によって生きるようになる

聖書箇所: ガラテヤ2:22

ガラテヤ2:22 もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。今私が肉において生きているいのちは、私を愛し、私のためにご自分を与えてくださった、神の御子に対する信仰によるのです。

信仰がなくても…という思いがありますか？　信仰があるほうが面倒に感じることも…？

信仰がなかったら、今のあなたはここにいません。

・信仰は神に近づく唯一の通路　　ーがなければ神に喜ばれることはできません。

ーによって救われたのです。

・神の子どもとなる特権をお与えになりました。　　ーによって義と認められました。

・死から命へ移っています。

・信仰と不信仰は同居できる。

小さな不信仰はカビのように増え広がり、信仰の力を無効にする。←⚠️危険⚠️

小さな信仰でも良い！不信仰の霊を追い出しましょう。

信仰には、知的・感情的・意志的要素があります。

＜知的要素＞

・単純に神のことばを信じること。(聖書・神の約束を知る)

・神のことばの光の道を確実に歩む道。

＜感情的要素＞

・神を体験し、喜びにあふれる。　　　　・自然な現れ。

・感情は揺らぐ。真理は変わらない。

＜意志的要素＞

・同意することも十分ではない。　　　　・神の約束をつかむため、飛び立つ。

・心を捧げ、キリストを救い主と受け入れ、魂を神に委ねる。

・両手を神様に差し出し、引き上げてもらうこと。

・バックアッププランを捨てること。

聖書箇所: ローマ8:1

こういうわけで、今や、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決してありません。

Ⅰ. 福音こそが私たちの中心

Ⅰコリント15:3b-6a

キリストは、聖書に書いてあるとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおりに、三日目によみがえられたこと、また、ケファに現れ、それから十二弟子に現れたことです。その後、キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現れました。

l 私たちは、主の十字架によるみわざを中心として生活すべき。

l なぜなら、主の福音にこそ、私たちの生きる力があるから。

l 福音を中心に生きるとは、主への信仰告白から始まる。

Ⅱ. 福音を中心にすることでの葛藤

ローマ7:17,19

ですから、今それを行っているのは、もはや私ではなく、私のうちに住んでいる罪なのです。私は、自分のうちに、すなわち、自分の肉のうちに善が住んでいないことを知っています。私には良いことをしたいという願いがいつもあるのに、実行できないからです。私は、したいと願う善を行わないで、したくない悪を行っています。

l 罪は私たちの肉と共存している。そのことでパウロは嘆いている。

l たとえ、これからの人生の中で私たちが罪を犯したとしても、主イエスを信じているのであれば、私たちは罪に定められることはない。

Ⅲ. 福音によって一致する

ローマ11:29

神の賜物と召命は、取り消されることがないからです。

l 神様の選びと賜物は各々に分け与えられている。

l 価値観、文化が違うことがあったとしても、共に福音を信じる者として、尊敬し、愛し合うことが大切。