鍛えるって、とにかく体を大きくすること? 何を信じてトレーニングすればいいのか分からない。今日はHYROXの攻略を、論文とデータで調べて言えることと、言えないことに分けて話しました。
正直、自分自身がまだまだ筋力もなく、ガリガリな状態なので、攻略できる体ではないんですけど。論文というほどのものじゃないですが、論文とHYROXのデータを調べたところで、言えることがいくつかあるかなと思っていて。
HYROXって、種目の部分は結構重たいものを運ばないといけないので、決して筋力がなくてもできる、というものじゃないんですよね。だけど正直、実際は走る競技で。11人が参加した模擬大会では、完走が86.5分のうち、走りの部分が平均51.2分かかっているんですよね。種目は32.8分だけで、走っている部分が51分なので、ほぼ走る競技ですね。だから、走る力が成績を一番決めると言われています。プロという区分(実際のプロアスリートという意味じゃなく、そういう区分)にエントリーしている男子24人は、1本目が時速16.1kmぐらい。最後の8本目でも時速13.6kmぐらいまでしか落ちない。時速12kmで1km5分ぐらいなので、13kmということは5分を切るスピード。かなり速いと思います。それぐらい走りが大切、ということですね。
で、僕は全然力がなくて体も細いんですけど、太くなることは目指していなくて。筋トレしていくうちに、体は自然に大きくなっていくと思うんですけど。筋力って、重い負荷で伸びるんですよね。筋肥大というのは、重りが重くても軽くても、筋肉がパンパンに腫れるぐらいまでしっかり筋トレしていったら、軽くても数をこなせば起こっていく。雑に言うとですね。だけど、重たい負荷でちょっとしか回数を重ねなかったら、筋力が強くなっても筋肥大は起こりにくい。もともとの筋肉のサイズが小さかったら、ある程度は大きくなるんですけど。
サイズが増えても筋力が増えない、という例も結構あるんです。パンプアップしても筋力はあんまり大きくなっていない、というのは、よくあるんですよね。よく、ボディビルダーの人の筋肉はあんまり使える筋肉じゃない、みたいな言われ方をすることもあると思うんですが、それは多分その人による、というのもあって。重たい負荷をしっかりかけていったら、筋力は育っていくんですよね。
筋力を決める結構大きい要因として、神経が鍛えられているかどうか、というのがあるらしくて。例えば、5kgのものを20回で100kg。10kgのものを10回でも100kg。50kgのものを2回でも100kgになるし、100kgのものを1回でも100kgになる。そう考えたときに、100kgのものを1回上げるのって、筋力めっちゃ必要なんですよね。だけど、そこまで筋肉が大きくなくても、重さを上げる練習をしていたらできるかもしれない。5kgのものを毎日20回やっている人は、筋肉がパンパンになって筋肥大が起こったとしても、100kgのものを持つ力は別に必要になってくる。軽くてパンパンになるまで運動した人の方が筋肥大は起こりやすいし、重くてもパンパンになるまでやらなかったら筋肥大は起こりにくい、ということもあるらしいんですよね。なので、セット数を絞れば、筋肥大は抑えつつ筋力を伸ばすことができる、ということで。
HYROXは走る力が必要なので、走ることに関して言えば、体重はそんなに重くない方が楽。だけど、重りを押したり引っ張ったりするには体重もある程度必要なので、そのバランスをどこにするのが一番いいかは、実際に競技に出ている人とか、その人の身長とかで、多分人それぞれ全然違うんだろうなと思っていて。自分の最適解を探す必要があるかなと思いますし、そのためにはデータが必要。でもデータは毎日取ってられへんから、AIと相談しながらやる、というのが、僕は今のところ一番攻略しやすいんじゃないかなと思っています。
あとは、僕はもともとムキムキのタイプでも何でもない、ある意味ゼロから始まる状態なので、ガリガリなところもある意味メリットなんかな、と思います。重たい筋トレは、ランニングエコノミー、同じ速さで走るのに必要な酸素を良くする、と言われているので。体重はあんまり関係ないというか、まだデータ的にはないんですけど、重たい筋トレをしながら速く走る練習をする、というのは結構いいところかなと思っています。
まとめると、筋力は重い負荷で伸びる。筋肥大は負荷に関係なく起きる。筋力を伸ばそうと思ったら重たいものが要る。その筋力がなんで伸びるかと言ったら、最大の要因は神経。筋力と筋肉のサイズは切り離せる。重たいものを動かせるからといって、必ずしも大きい筋肉が必要なわけではない。体が自然に大きくなる部分も、もちろんあると思うんですけど。そして、HYROXは走りが半分以上なので、走る力が成績を決めると言われています。ただ、筋肥大しない方がいい、というデータはないんです。そういう研究がないので、体重を増やさず走りが速くなる、とも言えない。
なので、重たいトレーニングをした後でも走れるぐらい、足の筋力はすごく必要。足をしっかり鍛えつつ、回数をこなして筋肥大させるというよりは、重たいものをしっかり持ち上げて筋力を鍛えていく。さらに走る。足がボロボロ、フラフラの状態でも、最後の8本目に時速13.6kmぐらいで走れるぐらい筋力が続けば、かなりいいところまでいけるんじゃないかな、という感じですね。これはプロの成績で、普通のオープンの1個上のランク、と考えてもらったらいいんですけど。
走る速さ、そもそもの時速も必要だし、心肺機能も必要だし、筋持久力も筋力も必要。トレーニングするときも、重たいものを少ない回数上げる、ということを意識しながらやっていくと、よりHYROXの攻略につながっていくかなと思いますし、ランもただ単に走るというよりは、速さを追求するランと、持久力のランに分けていくと攻略できるんじゃないかな、と思っています。
まあ、それを言っている僕は、まだ今チェストプレス25kgやし、腕立て伏せは5回しかできないし、時速4.7kmで歩いている状態なので、何を偉そうに言うてんねん、というところではあるんですけど。徐々にやっていきたいなと思います。
(数字の出どころ: 模擬大会11人=2025年の論文/プロ男子24人=2026年の論文/筋力と筋肥大=2017年の論文のまとめ)
■チャプター
00:00 HYROXの攻略。まだ攻略できる体ではないけど、言えることがある
00:29 種目は重たいものを運ぶ。筋力なしではできない
00:41 だけど実際は走る競技。模擬大会11人、86.5分のうち走りが51.2分
00:57 ほぼ走る競技。走る力が成績を一番決める
01:04 プロ男子24人。1本目が時速16.1km、8本目でも13.6km
01:32 僕は体が細い。でも太くなることは目指していない
01:41 筋力は重い負荷で伸びる
01:50 筋肥大は、パンパンに腫れるぐらいまでやれば、軽くても起こる
02:08 重い負荷で少ない回数なら、筋肥大は起こりにくい
02:19 サイズが増えても筋力が増えない例は、結構ある
02:27 ボディビルダーの筋肉は使えない? それは多分その人による
02:44 筋力を決める大きい要因は、神経
03:13 5kg×20回も、100kg×1回も同じ100kg
03:26 でも100kgを1回上げるのって、筋力めっちゃ必要
03:36 5kgを毎日20回やっても、100kgを持つ力は別に要る
04:09 セット数を絞れば、筋肥大を抑えつつ筋力を伸ばせる
04:19 走るなら体重は軽い方が楽。でも重りを押す・引くには体重が要る
04:38 バランスは人それぞれ。自分の最適解を探す
04:46 データが要る。毎日は取れないから、AIと相談しながら
05:07 ゼロから始まるので、ガリガリもある意味メリット
05:23 重たい筋トレは、ランニングエコノミーを良くすると言われている
05:43 まとめ。筋力は重い負荷で、筋肥大は負荷に関係なく
05:52 筋力が伸びる最大の要因は神経。筋力とサイズは切り離せる
06:19 走りが半分以上。走る力が成績を決める
06:26 ただ、筋肥大しない方がいい、というデータはない
06:29 体重を増やさず走りが速くなる、とも言えない
06:43 重たいトレーニングの後でも走れる足の筋力
07:06 フラフラでも8本目に時速13.6km。そこまで続けば、かなりいいところまで
07:23 プロはオープンの1個上のランク
07:44 時速12kmで1km5分。13kmは5分を切る
07:52 時速も、心肺機能も、筋持久力も筋力も必要
08:13 重たいものを少ない回数。ランは速さと持久力に分ける
08:33 チェストプレス25kg、腕立て5回、時速4.7kmで歩いている
08:41 何を偉そうに言うてんねん。徐々にやっていきます
▼note「ヨガ歴12年、胃腸弱めガリガリ42歳がHYROXに出るまでに試したこと全部。」(500円〜)
https://note.com/ichi_quest42/n/n3416702d6283
▼note「人生がちょっと面白くなる7つの問い。なお、答えは書いてませんw」(100円)
https://note.com/ichiyogaai/n/n090219610716
▼note「続く人は、意志が強いわけじゃなかった。ヨガを12年教えて分かった7つのこと」(100円)
https://note.com/ichiyogaai/n/n1cb4847f4513
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