こんにちは。河野です。
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ビジネス(人によっては人生において)
インプットは大事。
みたいなことは
もう常識みたいな話になってますよね。
(もちろんアウトプットも大事なのですが)
でもインプットするものの良し悪しとか、
方法論ていうのは混乱を招いているなーとも思うんです。
ってことで今日は
僕なりに良いインプットと悪いインプットを
論じてみますね。
■悪いインプット
まずはありがちな悪いインプットから。
僕自身のスタンスを先にいいますと、
「悪いインプットなんてない。」
と思ってます。
そもそも情報なんてものは、
アイデアや思いや価値観という形で
加工して整理統合されてアウトプットしてはじめて
効果を発揮するのものなので
インプットされる素材そのものには悪いものも
いいものもないと思うんですよね。
おいしい食べ物も、
おいしくない食べ物を食べたことがないと
おいしい食べ物って定義をしようがないのじゃないかと。
「全部取り込んどけ。」
そんなスタンスで読者にせよ、
会話にせよ落ち着いています。
悪いインプットの”姿勢”があると思うんですね。
どういうことかというと
代表的なのが「レスポンス型」
「偶然インプットした物そのものに
明確なリターンを意図してレスポンスしてしまう。」
これがまずいのじゃないかと。
あ。その中でも”体験するだけ”のようなたぐいのものなら
反射的に直感的に反応=レスポンスしてもいいと思うんです。
会話の中で、
「明日夕方サバイバルゲームしない?」って言われて
なんかよくわかんないけど面白そうだから参加してみた。
みたいな。
こういうのは、
体験という買い物もできますし、
あくまで結果として、
そこでとてもよい出会いがあったりもするので、
レスポンスしてよい場合だと思うんです。
かえっていいことが起こることも多いくらいです。
悪いレスポンスの端的な事例は、
明確なリターンを意図して、つまり儲け話ですね。
”偶然聞いた、
○○というサービスの代理店になると儲かるらしい”
というインプットに直接反応することなどが典型的です。
あ、
「○○というサービスの代理店になると儲かるらしい」
というインプットは、
大いにインプットすればいいと、僕は思うんですよね。
良くないかもって思うのは、
これがそのとおりかもしれないと思って
参加したり、代理店契約したりして、
申し込んじゃうケースです。
別にそれで成功する場合もあるわけで
余計なお世話といえばそれまでなんですが、
大事な事実があります。
資本主義っていうのは、
・得がたいものを持っている人にお金が集まる。
ということなんですよね。
得がたいものって、
まだ人が知らないこととか
自分にしかできないこととか
そういうことなんです。
そもそも不特定多数に配信されている儲け話であれば、
FCであろうが、何かの代理店であろうが
ノウハウであろうが、
得がたいものではないわけです。
ということは、そこから”情報だけで”儲かるってことは
理屈の上でないわけですよね。
おそらくたいていその場合は、
「○○というサービスの代理店になると儲かるらしい
というこに反応する人を集めると儲かる」
というのが人が知らない情報だったり
自分にしかできないことであるからこそ
儲かっているのだと思うんですね。
羊飼いになりたいのに、
羊になっている。
そんな感じのインプットは
なかなか成果がでにくのじゃないかなと。
ただ、その場合でも今からお話する
良いインプットの要素がかけ合わされば
ぜんぜん違う結果になると思います。
■良いインプット
悪いインプットの逆になっていくんですが、
2つあると思います。
1 栄養素としてのインプット
2 事実の収集としてのインプット
まず栄養素としてのインプットは非常に単純で
単にアイデアや思考の元となる情報を
ひたすら受け流すということですね。
なので、別に集客に困っているときに
科学の本とか、
人気の小説を読んでもいいと思うんです。
僕自身は小説からヒントを得たことも
すっごくたくさんあります。(笑)
もっとも、解決したいことがはっきりしているなら
その分野の本やブログなんかを偏って
何十冊も読んだりするほうがいいとは思います。
読んでいるうちに、
本質だけが見えてきます。
まーこれはわかりやすいですよね。
もうひとつは、
事実の収集としてのインプット。
どういうことかというと、
たとえば、
「スマホアプリの受託開発のサービスをやろう」
と思いついたとしたら、
・スマホアプリの受託開発の相場をランサーズで把握。
・スマホアプリの受託開発会社の広告を全部チェック
・スマホアプリの受託開発会社のサービスや費用を全部チェック
・スマホアプリの受託開発会社のお客様の声の事例を全部チェック
・スマホアプリの受託開発の最新情報を専門サイトでチェック
・そのビジネスをしている人にヒアリング
・スマホアプリの受託開発を依頼したことのある友人にヒアリング
こういうインプットですね。
リサーチともいえますね。
事実を収集することで
何をするべきかがその時点で出てくるのですよね。
その時点で模倣するべき会社に行き着くかもしれませんが
リサーチしきらないとなかなかそこにたどりつきません。
■まとめ
インプットした儲け話(情報)にレスポンスすることが
悪いというより、
レスポンス=アウトプットする前に、
たくさんの栄養素としてのインプットがなかったり、
インプットした儲け話をとりまく事実をリサーチしたり
っていう良いインプットがついていないので
しくじりがちなのじゃないのかなって思います。
で、書いていて気がついたのは
これって起業当初の人とか
副業の人に共通している課題ですね。
それは
・「これを知れば儲かる。」という答えを探していて、
その答えしかインプットしない。
というもの。
行動の量とか失敗の量に成果は連動するとか
よくいいますが
情報のインプットについても
そういう面があるのかもしれませんね。
やはり日ごろから本なり情報に触れる。
意識していきたいものです。
以上
今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?
このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので