前回に引き続き、ゲストは映画監督・脚本家の常盤司郎さん。日本を代表する実力派俳優5人(染谷将太/戸田恵梨香/窪塚洋介/斉藤由貴/永瀬正敏)が集結した、映画「最初の晩餐」の制作プロセスを掘り下げます。第34回高崎映画祭での最優秀監督賞ほか最多4冠をはじめ、第29回日本映画批評家大賞2冠を受賞した本作。「家族とは何なのか」という問いを、「料理と記憶」を通して描くこの映画はどのように演出・撮影・編集されたのか、転々とお話を聞きました。
インデックス
Part1
• 04:09 覚悟の強さから選ばれた美也子役の森七菜さん
• 09:16 「孤独な佇まい」を自然と生むための演出
• 12:29 「この映画が分かった」斉藤由貴さんの第一声
• 24:40 順撮りだから生まれた子役との地続き感
• 28:50 窪塚洋介さんからの申し出で別室になった本読み
• 33:23 日本映画のベテランの方に力を借りて、ちゃんと作りたかった
• 44:42 決め込み過ぎない撮影
• 53:02 絶妙にリアルなヘアメイク
Part2
• 00:48 脚本以上のことが起こったバス停のシーン
• 13:07 記憶の残像として描きたかった父親の登場シーン
• 21:05 冬夏撮影が生んだ、俳優と話ができる時間
• 33:28 「身近な人を喜ばせたい」が基準の編集
• 37:01 「記憶の曖昧さ」を意識した編集作業
• 49:14 自分の中では確かに存在していた登場人物たち
• 01:00:54 常盤さんが話を聴いてみたい人