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  • 日语朗读-京都二十四节气 大雪
    大雪

    雪いよいよ降り重ねる折からなれば也。

    何もかもが寒さに埋もれ凍てつくこの頃。生き物は活動を止め、それぞれの場所に籠ります。この[冬籠り」は万葉集で春にかかる枕詞。冬枯れに身を潜め、じっと春を待つからこそ、春が訪れた時の喜びや一入、そんな思いが込められていたようです。四季のある日本では、巡ってくる季節を待つこともまた喜びなのかもしれません。古来より師走は全ての仕事を成し終える、あわただしい月。京都には十二月十三日からお正月の準備を始める「正月事始」の慣わしがあります。新年に年神様をお迎えするため、この日から一年間の煤を払い、家の中を掃き清めます。昔の人々にとって、一年の始まりと言うのは、本当に大事だったんですね。冬来たりなば、春遠からじ。年の瀬が押し迫った京都は、迎春の華やかな雰囲気に包まれます。京都には二十四の季節があります。


    大雪[たいせつ]大雪。下得大而急的雪。
    埋もれる[うもれる]被他物覆盖,被埋上。
    凍てつく[いてつく] 上冻,结冰。
    冬籠り[ふゆごもり]蛰伏,冬眠
    枕詞[まくらことば]枕词,冠词
    冬枯れ[ふゆがれ]冬季草木枯萎,冬天的凄凉景象。
    潜む[ひそむ]隐藏,潜藏,潜伏下来
    一入[ひとしお]更加,格外
    師走[しわす]腊月,阴历12月的异称呼
    掃き清める[はききよめる]扫干净
    年の瀬[としのせ] 年终,年关(结算期)
    迎春[げいしゅん]迎春,迎接新春,迎接新年
    4 min
  • 日语朗读-京都二十四节气 小雪
    小雪

    冷ゆるが故に雨も雪となりて、くだるがゆへ也。

    役目を終えた木々の葉は、冷たい木枯らしに吹かれ、舞い落ちます。この世のものにふれ、ふっと込み上げるしみじみとした情感を「もののあはれ」といいます。萌え出れば、やがて散りゆくその定めは、昔から人々の心を揺り動かしてきました。それは、移ろう季節の中で生きてきた日本人ならではの感動なのかもしれません。瑞穂の国、日本には穀物の恵みに感謝する心があります。その年の豊作を神様に感謝する新嘗祭は、一年で最も大切な行事の一つ。収穫した穀物をお供えし、その後、皆でいただくならわしです。昔は、新嘗祭が終わるまで、誰も新米を食べなかったといわれます。豊かな実りは、心の中にある感謝の気持ちがもたらしてきたのかもしれません。そろそろ雪の便りも届くころ、本格的な冬の到来も、もう間近に迫っています。京都には二十四の季節があります。

    小雪[しょうせつ] 小雪。二十四节气之一。每年11月22日23日,视太阳到达黄经240°时为小雪,也是天蝎宫和人马宫的分界点。
    冷ゆる[ひゆる]季语。秋天到了,渐渐地感觉皮肤凉凉。该词就用于形容这种感觉。
    木枯らし[こがらし]秋风,寒风。从秋末到冬天刮的强冷风
    萌え出る[もえでる]发芽,萌芽
    瑞穂[みずほ]新鲜的稻穗
    穀物[こくもつ]粮食,谷物,五谷。
    恵み[めぐみ]恩惠,恩泽,周济,施舍。
    豊作[ほうさく] 丰收
    新嘗祭[にいなめさい] 新尝祭
    収穫[しゅうかく]收获,成果
    便り[たより]来访
    間近[まぢか] 临近,接近,跟前,眼前
    3 min
  • 日语朗读-京都二十四节气 立冬
    立冬

    冬の気立ち初めて、いよいよ冷ゆれば也。

    冷たい風が吹いたかと思えば、時折、うららかな陽気があって、ほっと和むこともあります。晩秋から初冬にかけて見られるこの穏やかで、暖かい天気は、春の陽気に似ていることから、「小春日和」と呼ばれます。冬の中に、春を感じ取ることができるなんて、なんだかうれしいですね。古来より、日本には季節や人生に訪れる節目というものがあります。子どもの大事な節目の年に、その健やかな成長を祝うのが七五三。昔は、子どもが早くに亡くなることが多く、「七つまでは神のうち」といわれました。七五三は七歳まで無事に生きた子どもの成長を神様に見せて、感謝する意味もあったそうです。人生って愛しい、その思いがいくつもの節目を生み出してきたのかもしれません。まだ、冬は訪れたばかり、ひと風ごとに、ゆっくりと、大地は凍っていきます。京都には二十四の季節があります。

    立冬[りっとう]立冬。二十四节气之一。
    和む[なごむ](气候等)温和,缓和
    晩秋[ばんしゅう] 晚秋,秋末
    初冬[しょとう]初冬
    小春日和[こはるびより]小阳春天气
    古来[こらい]古来,自古以来
    節目[ふしめ] 阶段,段落
    七五三[しちごさん]七五三吉数。 盛宴。 十一月十五日举行的祝贺仪式。
    愛しい[いとしい] 可爱
    4 min
  • 日语朗读-京都二十四节气 霜降
    霜降

    露が陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也。

    秋との分かれを惜しむかのように、艶やかに色付く都の山々。平安時代、狩りをしなくなった貴族たちは、野山をめぐり、自然を愛でました。その様子が狩りに似ていたことから、紅葉を眺めることを「紅葉狩り」というようになったそうです。自然を追い求めるその心が、言葉になって、今に残っていたんですね。そろそろ火が恋しくなってくる季節。京都には旧歴10月初めの「亥の日」に、炬燵や火鉢に火入れをする風習があります。十二支の一つ猪は火を鎮める動物とされ、「亥の日」に火入れをすると火事が起こりにくいと信じられてきました。偶には、先人たちの声に耳を傾けると、なんでもない日が特別な日になるかもしれません。女心と秋の空、晴れたり時雨れたりしながら、季節は冬へ移り変わります。京都には二十四の季節があります。

    霜降[そうこう]霜降。二十四节气之一,10月23日左右。
    霜[しも] 霜
    惜しむ[おしむ]珍惜;惋惜;吝惜
    艶やか[あでやか] 艳丽,娇艳
    狩り[かり]打猎
    愛でる[めでる]欣赏
    炬燵[こたつ]被炉
    火鉢[ひばち]火盆
    猪[いのしし]野猪,猪科哺乳动物
    鎮める[しずめる]镇,止住
    時雨れる[しぐれる] 降阵雨;流泪
    3 min
  • 日语朗读-京都二十四节气 寒露

    陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也。

    澄んだ秋の夜空に、ひときわ美しく輝く、十三夜の月。満月の十五夜と違い、少しかけた月は、古来より、日本人にとって特別な月でした。平安時代、時の天皇はほかに並ぶものがないほど、美しいと湛え、「無双の月」と賞しています。完全ではない、この慎ましさが、変えて、日本人の心を魅了しさのかもしれません。実りの秋は、感謝の季節。昔、江戸へ行商に出かけた京の商人は、10月20日に京都に戻り、商いの神様ゑびす神に商売の繁盛を感謝しました。これがゑびす講の始まりです。この日は商売上の駆け引きで客を欺いた罪を償う日でもあります。心を澄み渡らせて、また、新しく始める。都の商いは、秋の空と似ていますね。寒さに耐える菊の花がようやく出番と開き始めました。いよいよ秋は終盤へ。京都には二十四の季節があります。

    寒露 [かんろ]寒露,二十四节气之一
    十三夜[じゅうさんや]阴历每月十三日的夜晚. 阴历九月十三日的夜晚.十三日的夜晚
    湛える[たたえる] 装满,充满
    慎ましい[つつましい] 恭谨,拘谨,彬彬有礼
    魅了[みりょう]夺人魂魄,使……入迷
    行商[ぎょうしょう] 行商
    商い[あきない]买卖,生意
    商人[しょうにん] 商人
    繁盛[はんじょう] 繁荣昌盛,兴旺,兴隆。
    欺く[あざむく] 欺骗
    償う[つぐなう]补偿,赔偿,抵偿
    4 min
  • 日语朗读-京都二十四节气 秋分
    秋分

    陰陽の中分となれば也。

    季節の変り目、京の盆地は深い霧に覆われます。平安時代、人々は春と秋、どちらが優れているかを議論しました。春は霞、秋は霧。同じ現象でも微かな趣の違いを捉え、言葉を使い分けています。人の豊かさは、自然を感じ取る力で図られるのかもしれませんね。西の彼方のご先祖様に、思いをはせる、秋のお彼岸。殺生を禁じる仏の教えに従い、肉や魚を使わない、精進料理をお供えします。信仰心の熱い都では、良質の野菜を育て、仏のご膳を継承してきました。何も奪わず、貪らず、そのわきまえた生き方が清らかさのもとになっているのかもしれません。ひんやりと頬を撫でる秋の風、虫たちは早くも冬支度を始めたようです。京都には二十四の季節があります。

    秋分 [しゅうぶん]秋分。秋分日。二十四节气之一
    霞[かすみ] 霞,霭
    霧[きり]雾
    微か[かすか] 微弱;略微
    趣[おもむき] 情趣,风趣
    彼方[かなた]那方,那边
    殺生[せっしょう]杀生
    禁じる[きんじる]禁止,禁;控制
    従い[したがい]遵从
    精進料理[しょうじんりょうり]素菜,斋菜,不使用肉、鱼等材料,而仅用蔬菜或豆腐等植物性材料制作的菜肴。
    信仰心[しんこうしん] 信仰心,即“信仰之心”
    継承[けいしょう] 继承
    貪る[むさぼる] 贪,贪图。
    冬支度[ふゆじたく] 过冬的准备,冬天的服装
    3 min
  • 日语朗读-京都二十四节气 白露


    陰気ようやく重なりて露にごりて白色となれば也。

    朝宿り、たちまち消える朝露は昔から儚いものの例えの一つ。露に似て朝開き昼に凋む可憐な露草、古くは「月草」と呼ばれ、染物の下絵に使われました。水に流れ、跡形もなく消えるこの青は、多くの人々に尊ばれたといいます。今はもう、目には見えない美しさにも思いをはせていたんですね。どの満月も並ぶことのできない唯一の存在、「中秋の名月」。昔、京都の女たちは、この夜、針と糸を持ちました、月明かりを頼りに糠袋を縫うと、裁縫が上達すると言い伝えられていたのです。また一年姿を消すその名月に、新な誓いを立てていたのかもしれませんね。悲喜こもごもの虫の声、夜中の宴は続きます。京都には二十四の季節があります。

    白露[はくろ]白露。24节气之一,9月8日左右。
    白色[はくしょく] 白色,白颜色
    凋む[しぼむ] 枯萎,凋谢
    染物[そめもの]染色。印染的纺织品。
    下絵[したえ] (刺绣等的)底样,底子。
    跡形[あとかた]形迹。痕迹。
    尊ぶ[とうとぶ]敬重,尊崇
    糠袋[ぬかぶくろ]米糠包
    縫う[ぬう]缝,缝纫。 缝合
    裁縫[さいほう]缝纫;(做)针线活儿。
    悲喜[ひき]悲喜
    宴[うたげ]宴,宴会。

    3 min
  • 日语朗读-京都二十四节气 处暑
    処暑

    陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也。

    ようやく暑さが収まるころ、秋の嵐が吹き荒れます。昔、台風は「野分」と呼ばれました。野の草を分けるような強い風。野分が去ると、「風見舞い」といって、親しい人の安否を気遣い、訪問したそうです。互いに慰め、励まし合って、人生の嵐を切り抜けていたのかもしれませんね。京都には古くから子どものためのお盆があります。「地蔵盆」、地蔵菩薩は地獄の鬼から子どもを救うと信じられてきました。各町内にお地蔵様を祀る祠があり、その数は5千にものぼるといわれます。都をあげて、小さな命を大切に守り続けてきたんですね。空気が澄んだ秋の朝、草花に光の滴が宿ります。京都には二十四の季節があります。

    処暑[しょしょ]处暑
    退き[しりぞき]
    野分[のわき]台风;寒风
    親しい[したしい]亲近,亲密,亲切
    慰め[なぐさめ]安慰,抚慰
    祀る[まつる]祭祀。祭奠
    祠[ほこら] 祠堂。供神的小社
    6 min
  • 日语朗读-京都二十四节气 立秋
    立秋 (りっしゅう)

    初めて秋の気
    立つがゆへなれば也。

    名ばかりの秋かと思う残暑の頃、昨日とは違う風にはっとすることがあります。西から吹く心地よい涼風は「極楽の余り風」と呼ばれます。この遥か彼方のそよ風を都人たちはいち早く敏感に感じ取ってきました。季節の風に耳澄ませ、人生にも様々な風を呼び込んでいたのかもしれませんね。京都では先祖の霊を「お精霊(しょらい)さん」と呼び、お盆になると丁重にもてなします。お精霊さんをお迎えする「六道まいり」、昔、六道珍皇寺の一帯は、葬儀場で、この世とあの世の境目とされました。冥土まで響く鐘をついて、亡き人々をお呼びします。千年の都には、先人たちの心に通じる場所がちゃんと残されているんですね。お精霊さんを見送れば、街はにわかに秋めきます。京都には二十四の季節があります。

    涼風[すずかぜ]凉风
    極楽[ごくらく] 极乐世界,天堂。
    彼方[かなた]那方,那边
    敏感[びんかん]敏感,感觉敏锐,灵敏
    丁重[ていちょう] 郑重其事,恳挚,诚恳
    六道[ろくどう]众生轮回的六道:地狱、饿鬼、畜生、修罗、人间、天上。相对没有妄念的净土而言,指还有妄念的六种世界。
    珍皇寺[ちんのうじ]珍皇寺
    一帯[いったい]某周围全部
    境目[さかいめ]交界线,分界线,分歧点
    冥土[めいど]冥土,黄泉,阴间
    秋めく[あきめく]渐有秋意
    4 min
  • 日语朗读-京都二十四节气 大暑
    大暑

    暑気いたりつまりたるゆえんなれば也。

    じりじりと身も心も焦がした頃、最も暑い夏の土用がやってきます。その昔、弘法大師はきゅうりに疫病を封じ込めました。この秘法に因み、暑さ疲れの出易い土用にきゅうりで病を封じる習わしが伝えられています。先人たちが残したおまじないには、時を越えて、人々を守る力があるんですね。茹だるような暑さの中、都人たちは愛宕山の山頂を目指します。千日詣、登る人には「おのぼりやす」、下る人には「お下りやす」、すれ違い様に励ましあって参詣し、千日分の火よけのご利益をいただきます。一期一会の喜びは険しい道の途中で生まれるのかもしれませんね。ほんの一瞬、涼やかな風を感じたら、もうそこに小さな秋。京都には二十四の季節があります。

    大暑[たいしょ] 大暑。二十四节气之一。
    暑気[しょき]暑气。
    じりじり逐步逼近。
    土用[どよう]伏天,暑伏
    弘法大師[こうぼうだいし] 弘法大师
    疫病[えきびょう]瘟疫,传染病。
    秘法[ひほう]秘密方法,秘诀
    おまじない巫术,魔法,符咒
    茹だる[うだる]热得浑身发软
    愛宕山[あたごやま] 爱宕山
    千日詣[せんにちもうで]千日参拜
    下る[くだる]下,下去
    参詣[さんけい] 朝山,参拜
    ご利益[ごりやく]灵验,蒙神佛保佑
    一期一会[いちごいちえ]一生一次
    険しい[けわしい]险峻,陡峭,崎岖




    4 min

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