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August 06, 20202020-08-06 No.3790「都合が悪いこと」都合が悪いことがあるとそれには気付かなかったことにする何ひとつ手掛かりはないしそこには誰ひとりいなかったいつまでも増え続ける都合が悪いこと以外もう何も残っていない0 minPlay
August 05, 20202020-08-05 No.3789「陰に隠れて」陰に隠れてよからぬ事を起こしてしまう気付かれていてもいなくても殆ど変わらない突然の雨風に晒されたり足元が揺らいで倒れそうになっても不安の種に悩まされることはない陰に隠れていられる間0 minPlay
August 04, 20202020-08-04 No.3788「ありえない話」ありえない話が繰り返し日常的に積み重なってあたりまえの話にすりかわるもはや誰も気にしていないありえない話見えないところで口をあけて入ってくるのを待っている気付かないほうが悪いと言われありえない話が繰り返し0 minPlay
August 03, 20202020-08-03 No.3787「明けてなおも続く」明けてなおも続くその度にため息を漏らしながら納まりつつあるように見えるころ新たな種が飛んでくる誰もいないはずの時にも見えない何かが現れて脈絡もなくさらけ出され返す言葉などどこにもない0 minPlay
August 02, 20202020-08-02 No.3786「月の顔出し」月の顔出し窓の隙間から目を疑うような距離感でまんまるい黄色い玉が唐突に浮かんでいたその表面に目や口が描かれていたり見覚えある生き物があちらこちらで動き回っていたりありえないことばかりが本物に見える月の顔出しその裏側は知れず0 minPlay
August 01, 20202020-08-01 No.3785「肩に掴まって」肩に掴まって一緒に連れて行ってもらう会えなくなった会いたい人に会いにゆく遠慮なく幾らでも削り取って欲しい他には何も残らなくてもいいただひとつこの言葉を伝えるために骨組みだけになっていてもそのために会いにゆく0 minPlay
July 31, 20202020-07-31 No.3784「水の底」水の底でじっとしている白い壁にもたれかかって頭の上できらきらと光が揺れ動くのを見ているあとどれくらい居られるだろう少しずつその時が近付いているのがわかる微かな記憶を手繰り寄せる0 minPlay
July 30, 20202020-07-30 No.3783「同じ時の終わり」同じ時の終わり昔偶然同じような頃に始まって互いに様子を伺いながら近付き合って同じ時を積み重ねてきたあと予期せぬ出来事に告げられてしまう同じ時の終わりそれぞれの道が広がってゆく0 minPlay
July 29, 20202020-07-29 No.3782「待ち侘びの世界」待ち侘びの世界すぐ側でも気付かれぬように着替えを繰り返して誰ひとり疑われずその時が訪れるまで叶えられる夢を見る待ち侘びの世界0 minPlay
July 28, 20202020-07-28 No.3781「遠い眠り」遠い眠り近付きそうな気配もなく奇妙な作業は続く遠い眠りあとどのくらいすれば辿り着けるおかしな日常の谷間から抜け出せず少しずつ正しいことさえも分からなくなってしまう真白な光が隙間から入り込んでくる0 minPlay