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January 23, 20202020-01-23 No.3594「銀色の柱」銀色の柱の陰から怪訝そうに見ている忘れられた人々鏡に写らないこちらがすぐに思い出せたとしても向こうはまるで気付かない様子で話す度に自信がなくなってしまう再び銀色の柱の陰に隠れてやり過ごすよく見るとたくさんの文字が書かれていて意味のある言葉には思えなくても何故だか救われる思いがした0 minPlay
January 22, 20202020-01-22 No.3593「見えない機械」見えない機械が入っている頭の内側に気付かれることはない引き継がれた回路が肝心な時に繋がらなくなる原因を知る手掛かりがないとまともに話すこともできなくなるまじないのような検査の結果異常なしの言葉の羅列それ自体が非常事態の見えない機械0 minPlay
January 21, 20202020-01-21 No.3592「再びのことわり」再びのことわりわずかなつながりを辿ってようやく舞台の入り口に立つ以前とはいろいろ違っていても名前や振る舞いは変わらないまま思い出しながら形を作り始める手探りで手繰り寄せるふとしたことでことわりの理由が見つかる意外な関係再びのことわり0 minPlay
January 20, 20202020-01-20 No.3591「はるの呼ばれ」はるの呼ばれ気の早い人たちが敏感に変わり目を感じとって受け入れの準備に取り掛かる輪になって座ったまま踊っている様子を見ているまだ見ぬ未来を垣間見るために0 minPlay
January 19, 20202020-01-19 No.3590「たたみかけられ」たたみかけられ悪いのが誰かわかっていてもそれを自分で処理し切れなくなって他にぶつける先もなく尖った矛を自分に向けてしまう目に見える傷よりも深いところで消えない痕を残してしまう自分で処理し切れなくなって消えない痕を残してしまう0 minPlay
January 18, 20202020-01-18 No.3589「すれ違うとき」すれ違うときに後ろを向いて確かめるあと少ししか残されていない終わらせるために話しかける見透かされはぐらかされ相手にされるはずもない肝心な時にこうなってしまう理由がある行儀良く振る舞ってみても根本からくすぶり荒んだしまった鏡に映る代わり映えのないそれこそがあるべき姿0 minPlay
January 17, 20202020-01-17 No.3588「眠りの不安」眠りの不安晴れることのない身体を横たえ力を抜いてやがて眠りに落ちると夜の重力から解放されて浮かびあがっていられるようになるその代わりに頭の中が目を覚ますと心配ごとを次から次へ自ら掘り返しては散らかしてしまう眠りの不安晴れることのない夜の重力から解放されたあと0 minPlay
January 16, 20202020-01-16 No.3587「路上の跳び上がり」路上の跳び上がり目を疑うような光景振り向きざま突然の跳び上がり治す立場の人が病になったかつての言葉が自分に返ってくる快方に向かうことのない背中合わせでそっとして欲しい繰り返し何度もたしなめられても背中合わせでそっとして欲しい繰り返し何度もたしなめられても大げさな動きに拍車がかかるばかり順番を入れ替えていつまでも終わらない0 minPlay
January 15, 20202020-01-15 No.3586「胸のさわぎ」胸のさわぎ邪な介抱乱れ撃たれ夢見の心地風変わりな人の囲み何かに身を捧げるつもりのにぎやかな通りを抜けて花の飾られた扉に向かう色とりどりの模様の壁に奇妙な形の器の重なり0 minPlay
January 14, 20202020-01-14 No.3585「役立たずの呼ばれ」役立たずの呼ばれ自分で目隠しした人が大きな声で少しずつ追い込まれやがて余裕がなくなってやさしさも悪気も中身に関係なく伝えようとしても伝わらない役立たずの呼ばれ0 minPlay