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November 17, 20172017-11-17 No.2797「言い放ち」言い放ち回収するつもりのない何かを動かす訳でもなくただ身軽になる為の言い放ち薄ら寒い秋の夜急に視界が悪くなって予定通りに進まなくなった0 minPlay
November 16, 20172017-11-16 No.2796「彼との関係」彼との関係ひと言では言い表せない居心地の良い空間の静かな時間の中大きな音で地面を叩く街の音が聞こえなくなるくらい覚束ない足元をすくわれてそこらじゅうで激しく軋み始める0 minPlay
November 14, 20172017-11-14 No.2794「落ちてしまう」落ちてしまうと朝まで戻れない拾い上げようとしてくれるひとが現れたとしても返事をすることがどうしてもできない余計に奥深いところへ沈むように落ちてしまう終わりのない深い夜拾い上げようとしてくれるひとが現れたとしても0 minPlay
November 13, 20172017-11-13 No.2793「外に出ない」外に出ない重い扉を開けて踏み出そうとしても体の内側から嫌な未来が浮かんできて姿の見えない声に引き止められ外に出る理由がまた濁ってしまう何も変わらないと思い込まされ大丈夫なはずのない0 minPlay
November 12, 20172017-11-12 No.2792「火の柱」火の柱が暗い夜にそこら中で赤い火の柱が複製され分裂するあちこちから火の粉を撒き散らしながらそれぞれ少しずつ動いてゆくしるしとしての役目をなさないたくさんの火の柱に囲まれて足掻くことは止めにした0 minPlay
November 11, 20172017-11-11 No.2791「すり替え」すり替えた筈が変わっていない覚悟した筈の空回りするどうかしてしまったとしたらひとつずつ確かめながらもう一度すり替えてみる間違えようのない手続きを経て戻ってみてもすり替えた筈がまた変わっていない思わず声が漏れる冷たい汗が背中を伝う0 minPlay
November 10, 20172017-11-10 No.2790「半分の揺らぎ」半分の揺らぎ片方の足で着地するたびにぐにゃりと曲がるように沈み込んで水に濡れたような感覚になるして欲しいことが叶わずに押し黙ったままで朝を迎える0 minPlay
November 09, 20172017-11-09 No.2789「指摘の匿い」指摘の匿い言われても聞こえないふり指摘の匿い足元がぐらぐら揺れる具合が悪いのを悟られないように普段気付くことのない終わった人もまだ半分の人にも指摘の匿い震えながら冷たい水を飲み干すと指摘の匿い景色からなくなってしまったものにようやく気付く0 minPlay
November 08, 20172017-11-08 No.2788「消えゆく或いは消えてしまった」消えゆく或いは消えてしまった憐れみを糧に両手を広げて恵の雨を受け止められるなら残されたわずかな数え歌を歌う誓いの言葉がわからなくなってしまって消えゆく或いは消えてしまった存在の意味を脅かされる美しい旋律に導かれるまま0 minPlay