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May 21, 20172017-05-21 No.2617「見送ったあと」見送ったあとまた何もない時間に戻る嘘のような静けさの中にぽつんと取り残されてから振り返り思い出したくない最初からこうなることがわかっていてもまたそれを願いそれを求めそれを信じる0 minPlay
May 20, 20172017-05-20 No.2616「支えながら歩く」支えながら歩く支えられたまま川の流れに沿って疑いもせず気付かないことを気にする様子もなく時間の約束を忘れてしまう足りないものを補って支えながら歩く見えなくなる前にまだ見えるうちに行くべきところがあって止められることもない0 minPlay
May 19, 20172017-05-19 No.2615「凝り固まりの嘆き」凝り固まりの嘆きたったそれだけにしか思えないようなことが理不尽に動かない塊になって堂々巡りの狭い廊下を行ったり来たり明らかにどこかおかしい状態に自分が一番気付いていてもずぶずぶと沈むばかりで浮き上がるきっかけの見えない0 minPlay
May 18, 20172017-05-18 No.2614「偶然の噛み合わせ」偶然の噛み合わせ隙間と隙間が重なり合って考えにくいことが突然起こる深い理由のまるでない大それた意味のどこにもないただそこにあるだけの偶然の噛み合わせ言い過ぎてから謝る0 minPlay
May 17, 20172017-05-17 No.2613「境界線を歩く」境界線を歩く不安よりも好奇心に駆られ足を踏み外しそうな道ばかりを選んで進む落ちたことがないとわからないあわてて拾い上げてもらってひとしきり反省したら何事もなかったように境界線を歩き始める0 minPlay
May 16, 20172017-05-16 No.2612「ついてくる二人」ついてくる二人いつの間にかいる少し距離を置いてついてくる角を曲がれども曲がれども全力で駆け下りてみても背の高さの違う二人がついてくるもう振り返ることも出来ない空にぽっかりと空いた穴に吸い込まれる0 minPlay
May 15, 20172017-05-15 No.2611「道端の花」道端の花どこか遠くからやってきた橙色に咲き並ぶ元いたものを押し退けて気がつく度に増え続ける道端の花補う色同士のにじみ最早道端とは言えないほどそこら中に咲き誇る0 minPlay
May 14, 20172017-05-14 No.2610「明るい夜」明るい夜朝から降り続けた雨がようやく止んだ時太陽はもうすっかり沈んでしまった後で長い夜は入り口から奥へと進む雨あがりの分厚い雲が街の明かりを反射して夜明けのような不思議な明るさ見上げたまま動かなくなった明るい夜0 minPlay
May 13, 20172017-05-13 No.2609「良いこと悪いこと」良いこと悪いことが同じ時に重なってどんな表情をすればいいのかまるで分からない間に挟まってしまった日々をやり過ごして行ったことのないような海を渡る何が起こっても不思議ではない雲行きが怪しくなってきて良いこと悪いことが同じ時に重なって0 minPlay