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May 08, 20162016-05-08 No.2239「正直な人」正直な人に会うと何もないはずなのに不安になって慌てて取り繕ってしまう慎重に言葉を選んであいまいな嘘が剥がれ落ちるのを防ぐでもそれらは殆ど意味をなさなくなる正直な人に会うと0 minPlay
May 07, 20162016-05-07 No.2238「山の王様」山の王様壮大な風景に出迎えられ気分はおのずと高まり先行きの不安を忘れてしまう案内に従って迷いなく進む山の王様やがて少しずつ雲行きが怪しくなって山の王様の意図が見え隠れする眺めの良い切り立った崖の上0 minPlay
May 07, 20162016-05-06 No.2237「最期の予行演習」最期の予行演習最期くらいきちんとして欲しくて繰り返し伝えながら微かな兆しを期待しながら様子を伺う憎まれ口で紛らせながら取って付けたような最期の予行演習心に響くことのないまま0 minPlay
May 05, 20162016-05-05 No.2236「石のたまり」石のたまり水が足りなくなってしまってやがてからからに乾いたあとの石のたまりようやく雨に恵まれても水の流れをさえぎる鈍い痛みを伴う伴う石のたまり0 minPlay
May 04, 20162016-05-04 No.2235「外の落差」外の落差埋め合わせられそうもない無意識に目を瞑ってしまってまた戻るきっかけを失ったまま心とは反対の方向へ近いものが遠くなって知らないものに囲まれる外の落差0 minPlay
May 03, 20162016-05-02 No.2233「夢の中の案内」夢の中の案内顔のないふたりが誘導する行く先を知っているという見返りなどは求めずいざとなると話すことの浮かばない覚めたように思えて覚めてはいない夢の中の案内顔のないふたりが誘導する行く先を知っているという0 minPlay
May 01, 20162016-05-01 No.2232「のたうちまわり」のたうちまわり仰向けになってまたうつ伏せるまるで収まる気配のしない慌てて駆け込んで無理やり押し出そうとしてまた戻ってきての繰り返し目を見開いたまま眠るしかなくまた戻ってきての繰り返し0 minPlay
April 30, 20162016-04-30 No.2231「隠れ家」隠れ家の隅でなくしたものが見つかる意味のわからない不安の隠れ家知られるはずのないところいつからそうなっていて誰が知りえたのか不安の隠れ家人を見る目のなくて上下左右におびやかされる人を見る目のなくて0 minPlay
April 29, 20162016-04-29 No.2230「過ぎたあと」過ぎたあといつの間にか薄れてゆく速度の加速するあまり骨まで曖昧になってしまう壁にへばりついたように見えるここで落としてしまったら誰にも拾って貰えない過ぎたあといつの間にか薄れてゆく0 minPlay