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April 29, 20162016-04-29 No.2230「過ぎたあと」過ぎたあといつの間にか薄れてゆく速度の加速するあまり骨まで曖昧になってしまう壁にへばりついたように見えるここで落としてしまったら誰にも拾って貰えない過ぎたあといつの間にか薄れてゆく0 minPlay
April 28, 20162016-04-28 No.2229「小さい震え」小さい震えが治まりそうもなく続く内側の奥深くで見えないところ季節に外れた寒さに震える地面の上を滑るように小さな塊が進んでゆくそれがどこに向かうのか気になってしまって小さい震えの治まりそうもない余計な行動に出ていらないものを貰ってくる0 minPlay
April 27, 20162016-04-27 No.2228「寄り道の効果」寄り道の効果予定にない思いつきに照らされた角を曲がると会えるはずのない人に思いがけず出会う少し立ち止まって同じ方向へ歩き出す寄り道の効果予期しない意外なことだけを予期しない意外なことだけを0 minPlay
April 26, 20162016-04-26 No.2227「広がる手のひら」広がる手のひらに印を付ける引き金にならないように気を付けて悟られることなく気づいてもらえるようにその時を待つようやく現れた出口を塞ぐものはなく走馬灯のように蘇る映像を追いかける広がる手のひらを握りしめて自ら出口を塞いで元の場所へ帰ってゆく0 minPlay
April 25, 20162016-04-25 No.2226「消したい記憶」消したい記憶が浮かび上がるその度に言葉にならない声がこぼれる誰ひとり気にしていないそれも分かるあの時に戻って気付かせられれば決して消えることのない消したい記憶0 minPlay
April 24, 20162016-04-24 No.2225「猶予のない」猶予のない猶予はもうないところで途切れた話の続きをしようすれ違う誤解の谷間にまだその先を見ようとしている猶予のない猶予はもうない0 minPlay
April 23, 20162016-04-23 No.2224「真っ直ぐに保つ」真っ直ぐに保つ勢いを止めたり帰りを急がせたり余計なことをやることがにじみ出ているつなぎ目の無い音に浸っていると何をやり遂げたのかが少し分かる真っ直ぐに保つ0 minPlay
April 22, 20162016-04-22 No.2223「空気の溜まり」空気の溜まりが膨らみあがりやがて抑えられなくなる穴を開けて逃がそうとしてもどこからかまた入り込んでくる風船のように浮かびあがるそれが幾つも幾つも重なって息も出来なくなってしまう0 minPlay
April 21, 20162016-04-21 No.2222「今宵良い月」今宵良い月入ろうとした時には既に手遅れで普段と何も変わらない粘っこい口のあとに残る微妙な感覚が消えないうちに見上げると今宵良い月残された数字が気になって正気を保たざるを得ない0 minPlay
April 20, 20162016-04-20 No.2221「目立つように振り回し」目立つように振り回して緑色の紙を集めようとする所々に散らばった花が何か言いたそうにこっちを見ている良く晴れた夕暮れの空は急に雲行きが怪しくなって今にも落ちてきそうになるとまた目立つように振り回している0 minPlay