jigahouboku Daily New Songs

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By 自我放牧Music
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jigahouboku Daily New Songs episodes

  • 2015-08-04 No.1961「さえぎる線のない」
    さえぎる線のない
    さえぎる線のない
    違いに引きずられたりしない
    離れた場所に波を伝える
    さえぎる線のない
    さえぎる線のない
    少しでも近づこうとして
    届くことはないと分かっても
    止めることはない
    0 min
  • 2015-07-31 No.1957「朝はいない」
    朝はいない
    朝にはいなかったはずが
    帰り道の暗がりの中
    いないはずの同じ場所にいる
    何が起こったのか分からずにいると
    少しだけ動いたように見えた
    こんなことが起こるなんて
    朝にはいなかったはずが
    帰り道の暗がりの中
    いないはずの同じ場所にいる
    明日もきっと朝はいない
    朝はいない
    明日もきっといない
    朝はいない
    0 min
  • 2015-07-30 No.1956「まだそこにいた」
    まだそこにいた
    誰も来なかったから
    動かないままでいた
    昨夜と同じ場所で
    体の向きだけを変えて
    少し乱れたのかも知れない
    どうにかしたくても
    どうしようもなくて
    他人のせいにして
    まだそこにいた
    0 min
  • 2015-07-29 No.1955「横たわる猫」
    横たわる猫
    離れた場所から見ている
    通り過ぎる人の気づかない
    食事の跡が散らばる地面にいて
    起こさないように気をつけながら
    少しだけ近付いた後で
    車の灯りが通り過ぎる
    大きな扉の閉まる音もする
    やがて空が明るくなると
    気がつく人も現れる
    横たわる猫
    0 min
  • 2015-07-28 No.1954「大きな服」
    大きな服の届かない袖の奥に
    丸めた手を隠したまま
    上着の裾を引き摺るように歩く
    夜の光を吸収する艶のない表面で
    難しい話を読み取っては
    手遅れになる前に安全なところへ
    大きな服がさりげなく気を遣う
    0 min
  • 2015-07-27 No.1953「得体の知れない」
    得体の知れない乗り物に乗って
    裏側まで連れて行くように言われる
    とても断れそうにない様子に押され
    仕方なく始発駅らしい大げさな入り口の前へ
    得体の知れない人々の間を抜けて乗り込んでゆく
    急に動き出した窓から
    見える風景の色彩は失われ
    白黒の画面のようになって
    当分戻れそうにないことを悟った
    0 min
  • 2015-07-26 No.1952「八人のうさぎ」
    八人のうさぎが
    遊び疲れて眠り込む
    それぞれに性格の違う
    八人が輪になって
    笑ったりけんかしたりするうちに
    重なり合って眠ってしまった
    橙色の月の上
    橙色の月の上で
    降り注ぐ太陽の光は普段とは少し違っていて
    突然急に見えなくなってしまった
    八人のうさぎ
    0 min

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