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July 24, 20152015-07-24 No.1950「夏の晴れた雨」夏の晴れた雨傘は捨ててしまって笑いながらずぶ濡れになって跳ねるように進んでゆく見たことのない景色を見に行くためにそこでしか手に入らない切符を貰いに跳ねるように進んでゆく笑いながらずぶ濡れになって傘は捨ててしまって夏の晴れた雨0 minPlay
July 23, 20152015-07-23 No.1949「追いかけない」追いかけないもう追いかけることのない追いかけるつもりが追いかけまわされ何かの役に立つはずもなくじわり削り取られただけ追いかけだした最初の頃に見え隠れしたものは何でもなかった何にもならなかった失っても本当は困らない追いかけない0 minPlay
July 22, 20152015-07-22 No.1948「朝の集まり」朝の集まりに遅れてしまうといろいろ飲み込めなくなってどうすればいいのか分からなくなる運良く声をかけられてもそれが相手違いだとすぐに分かる誰にも気付かれることなく真ん中を大きく横切って繰り返し何度も横切っても誰にも気付かれることのない誰にも気付かれることのない朝の集まり0 minPlay
July 21, 20152015-07-21 No.1947「海の星」海の星で浮かんだり沈んだりしてぶつかりそうになっていつもなら出来ることがまるでできなくなって水に潜って逃げ隠れする大きさの変わる話を聞かされ海の星の中に灰色の星があっていろんな色をした丸い魚の群れが動かずにじっとしている0 minPlay
July 20, 20152015-07-20 No.1946「雲の階層」雲の階層その間に挟まれて切り取られた色を見ているとまた新しい気持ちになってやめることをやめようと思う空の遥かに上の方から雲の階層その間に挟まれて相手にされない翼が落ちてきてその扱いに戸惑ってしまう雲の階層0 minPlay
July 19, 20152015-07-19 No.1945「いがみ合う耳」いがみ合う耳中でつながっているらしい管を通って相反する言葉を投げ合ってまるで噛み合なくなる違わない部分を見つける人が余計なことをやり始める具合の悪い空気に当てられていがみ合う耳は自分の姿を見失う0 minPlay
July 18, 20152015-07-18 No.1944「早い眠り」早い眠り早い眠りまだ何も話せていない夏の雨に打たれたようにずぶ濡れになって黙ったままで扉を閉めるといろんなことが蘇ってくるまだその時ではない早い眠り0 minPlay
July 17, 20152015-07-17 No.1943「負い目」負い目を感じたままその原因となった自分のやり方を変えることはできず突然猛烈な雨が台無しにするように降ってきて台無しにするように負い目を感じたまま行く手を阻む声に惑わされよかったことまでやめてしまう台無しにするようにやってきて台無しにするように0 minPlay
July 16, 20152015-07-16 No.1942「嵐の前」嵐の前に足を止める雲の行方に目を奪われる日が暮れる前の赤味がかった波打つような空の下高い煙突が妙に際立って見えたあと街中でそこら中のあらゆる物音がみるみるうちに吸い込まれてしまって音のしない通りで誰も動けなくなった0 minPlay
July 15, 20152015-07-15 No.1941「見えていない」見えていないまるで見えていない前との距離を掴みかねるうちに見えていないまるで見えていない駆け出しの足には分からない難しい時間の到来とても疲れたように思える斜めになった柱の影から余計な荷物を引き渡される見えていないまるで見えていない0 minPlay