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June 05, 20152015-06-05 No.1901「丸い月」丸い月が斜めの屋根の上に転がって落ちないように気を付けながら次の住処を探していると背中のほうがどんどん明るくなりはじめたそれに気が付いた時には影はすっかりなくなってしまっていた泣きたいのはこっちのほうだ丸い月が屋根の上に転がって0 minPlay
June 04, 20152015-06-04 No.1900「線でつながれた間」線でつながれた間を無理に断ち切るようにいない方が良いように振舞う鏡越しに見下ろされ区別のつかない点になって線でつながれた事にも気付かない同じにされたくなくて無理に断ち切ろうとする線でつながれた間を0 minPlay
June 03, 20152015-06-03 No.1899「入れ違いのあと」入れ違いのあとややこしくなって次の機会は見えず結果も来ない反対の行動に出て悪い流れを断ち切って入れ違いのあと隙のない間をこじ開けるすかさず帰りの準備をする反対の行動に出て悪い流れを断ち切って入れ違いのあと0 minPlay
June 02, 20152015-06-02 No.1898「石畳に蛇の横たわる」石畳に蛇の横たわる赤い鳥居をくぐる度見えない気配に脅かされる何度も見間違ってその度に言い聞かせて石畳に蛇の横たわる突然住処を追い出され出たくもない場所に追い遣られ石畳に蛇の横たわる0 minPlay
June 01, 20152015-06-01 No.1897「間違った記憶」間違った記憶意味がわからない苦しんだ後で畳みかけてくる間違った記憶遠ざかる船に向かって大声で叫ぶ時その様子を誰かが見ていてそれがきっかけになる間違った記憶0 minPlay
May 31, 20152015-05-31 No.1896「嫌な手」嫌な手が気付かないうちに背中越しに寄りかかってくる汚れたままで時が過ぎる余計な文句があふれ出るその先で曲がれずにいるとまた嫌な手が背中に現れる嫌な手0 minPlay
May 30, 20152015-05-30 No.1895「たまには違う」たまには違う帰り道たまには違う人と会って不思議な店へ連れて行かれる飛び交う言葉の意味も分からず戸惑い塞ぎ込んでいると壁の左右が入れ替わってみんな細長くなっていった手の届く範囲に何もなくなってやがて物音も聞こえなくなる余計なことは考えないでたまには違う0 minPlay
May 29, 20152015-05-29 No.1894「それがこないうちに」それがこないうちに何も持たずに潔く捨ててしまってそれがこないうちに根本的矛盾を抱え込んでもう間に合わない事に気付いても跡形もなく気配さえ残さずそれがこないうちに0 minPlay
May 28, 20152015-05-28 No.1893「見かけの倒れ」見かけの倒れ薄いひび割れ訳あって逃げる出口を塞いで透明な壁を抜ける余計な口出し次へ向かう見かけの倒れ偏ったままで常識のない見かけの倒れ立ち直れない0 minPlay
May 27, 20152015-05-27 No.1892「向きを変える」向きを変えるしてはいけないことをしてしまって向きを変える何処にも行き場がなくなってそうなったら繕う間に日が暮れて一人では居られない夜になる背中で腕を組み合わせ複雑に絡み合わせてどうしようもなくなったらようやく向きを変える0 minPlay