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March 05, 20142014-03-05 No.1444「余裕の谷」余裕の谷で時間の進みが少しずつ遅くなってかつてない空白が目の前に現れる余計な種が増えないように注意しようとしてもそれをどうにかしようとも持て余してしまう0 minPlay
March 04, 20142014-03-04 No.1443「透明な人」透明な人といると近いようで遠くて境界線に気付けない届きそうに思えて分かった気になって間違いを犯してしまう息苦しく哀しい透明な人といると0 minPlay
March 03, 20142014-03-03 No.1442「曇り空の日」曇り空の日流れてゆくのを見ていた灰色の日時が過ぎても動かない冷たい風に吹かれすれ違う波間に浮かぶやがて集まってくる蒼い目が開く時少しも動けずに蒼い目が開く時何もしない曇り空の日0 minPlay
March 02, 20142014-03-02 No.1441「取り返し」取り返しのつかない可能性を内に抱えて未だに忘れられず必要な時そこにはいないもうどこにもいない同じ情景が何度もよみがえる時が進むのを止めようとして叶わず必要な時そこにはいないもうどこにもいない外は永遠に止まない雨取り返しのつかない雨0 minPlay
March 01, 20142014-03-01 No.1440「なに」なに違いは何些細な何気付かずに奪われて手遅れになってなに言いたいのは何本当は何ごまかして震えながら口を塞ぐ雨が降って固まって次の街へと進んでゆく0 minPlay
February 28, 20142014-02-28 No.1439「点滅する灯」点滅する灯が誰もいない通路を照らし続ける時折その灯が揺らいでいるようで余計な心配を抱えてしまう道を塞いでいる車輪灯は点滅していても中には誰もいない中には誰もいない0 minPlay
February 27, 20142014-02-27 No.1438「七つの夜に」七つの夜に屋根裏の階段を昇る古びた白い柱の陰に緑の風船が浮かんでいてそれが気になって仕方ない様子で腕を伸ばそうとして隠された裏側にある透明な雪の結晶を見つけた七つの夜に0 minPlay
February 26, 20142014-02-26 No.1437「はじまっていない」はじまっていない流れるように入り込む奥深くまで進んでゆく同じ言葉を交わし合う違いを恐れたりしない胸のあたりに手を当てる0 minPlay
February 25, 20142014-02-25 No.1436「地面の繋がり」地面の繋がり近くて遠い次の出口へ上がったり下がったり折れ曲がった回廊を抜けて指し示されたその奥深くへ地面の繋がりの入り組んだ境界線紐解こうとして出口は遠ざかる地面の繋がり出口は遠ざかる0 minPlay
February 24, 20142014-02-24 No.1435「ひとりずつ」ひとりずつ名前を呼ばれて白い廊下のほうへ向かってゆく三人のうちの誰かと会って予期しない大げさな答えを言い放ってしまうと最初から行かない方がいいと0 minPlay