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January 05, 20142014-01-05 No.1385「濡れた道」濡れた道を慌ただしく駆けてゆく後ろ姿を窓から見ているといつまでも続く筈のないことに気がついて不安に捉われる永遠に濡れたままの道の先いなくなった後の日々が無表情にこちらを見ている濡れた道の曲がり角で永遠に続く雨に打たれる0 minPlay
January 04, 20142014-01-04 No.1384「玉転がし」玉転がしの見慣れた風景たまに集まると禄でもなくもう少し落として次に繋げるまだ不慣れな指の先までもう誰ひとり気にしていないその瞬間に互いに崩し合う0 minPlay
January 03, 20142014-01-03 No.1383「白い飛行する羽の上で」白い飛行する羽の上で斜めになったままどこまでも続く雲の海をゆっくりと渡ってゆく時折切れ目が見つかる度に地図の断片が切り替わる0 minPlay
January 02, 20142014-01-02 No.1382「目を奪われる」目を奪われる仕草ひとつで何も言えなくなってしまうやがて誤解が解けると始まりの予感とともに抜け出せない迷路の中へ気づかれぬように窓を覗いて画面の端に記録をつけるやがて振り返る時に色褪せることもない0 minPlay
January 01, 20142014-01-01 No.1381「春を迎えると」春を迎えると生まれ変わったみたいな気分になって春を迎えるといつの間に見慣れない場所にいる以前とは何も変わってはいない日頃慣れないあれこれに足を伸ばすうちに新しい気分が途切れ途切れになってきた0 minPlay
December 31, 20132013-12-31 No.1380「日暮れの坂」日暮れの坂を見上げるとその先に傾く太陽がいつもと違う色になって街の様子を変えてしまう慌ただしく過ぎる日が見えないものを見せるうちに残りわずかになってしまう日暮れの坂を見上げると0 minPlay
December 30, 20132013-12-30 No.1379「同じところをぐるぐる回る」同じところをぐるぐる回る暗い夜の真ん中で月は見えない風も吹いていない何ひとつ動こうとしない同じところをぐるぐる回る灯りの消えたあの窓の辺りたまには少し近づき過ぎて背後から不意に声を掛けられる0 minPlay
December 29, 20132013-12-29 No.1378「拍子木」拍子木がどこからともなく聞こえてくる耳をすませば遅れて届く音がする冷たい夜の境目を開く年の暮れに振り返るといいことも悪いことも一緒になって泣いたり笑ったりしてるうちに次の年が顔を出す0 minPlay
December 28, 20132013-12-28 No.1377「おそいあさ」おそいあさが遅れてやって来る何か言いたそうに言わないでどうでもいい事をどうしても篩にかけずにいられないおそいあさが悪びれずに言い訳を振りまいているゆっくりと自分に返って来る0 minPlay
December 28, 20132013-12-27 No.1376「良い夜」良い夜はこんなふうに引き摺ったりしないで過ぎてゆく当たり障りのあったりなかったり次に会える日を楽しみにそこにあって気付かないもの良い夜はこんなふうに過ぎてゆく0 minPlay