「近鉄GHDは投資4.3倍…関西私鉄の積極投資相次ぐ、それぞれの成長分野は？」　関西の私鉄大手が中長期計画で成長分野への投資を増やす。近鉄グループホールディングス（ＧＨＤ）は２０２５―２８年度に２３２０億円と２１―２４年度比４・３倍になる。阪急阪神ホールディングス（ＨＤ）は２５―３０年度に２２―２５年度計画比４４・２％増の７５００億円を投資する。南海電気鉄道は２５―２７年度に収益拡大目的投資を２２―２４年度比５・７倍の最大２１００億円を計画。２４年度までの中長期計画でコロナ禍の影響を受けた反動もあるが、伸長が見込めるインバウンド（訪日外国人）需要などを取り込み、人口減社会でも持続可能な成長を目指す。