カフエマメヒコ井川啓央の「いかひこ深夜便」

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カフエマメヒコ井川啓央の「いかひこ深夜便」 episodes

  • いかひこ深夜便2020 #52/ 神社について
    マメヒコを神社のような場所にしたい。以前もラジオでそう話していた井川さん。誰のためにあるわけではなく、 誰が作ったというわけでもない。 それでも誰かが周りを綺麗の整えたり訪れたりする場所である神社。その鳥居は大抵山と平野の間にあり、 いつの時代も煩わしい現世とあの世との境になっています。マメヒコもそんな場所にするべく、最近は財産となるものを集めています。 最初は、お食事会で使うお椀を買いました。一人で揃えるのは大変だけど、みんなで少しずつならできることってたくさんあるのではないでしょうか。みんなで揃えたお椀を使う次のお食事会がとても楽しみです。
    31 min
  • マメクル2020 #56/春のうららの
    日差しが明るくて穏やかな、
    ほんとうに春のうららかな日に撮影ができました。
    うららとは、もともと寛々ゆらゆらから来ています。
    ゆっくりと急がずに、悠々とといった感じです。
    言葉からもそれが伝わりますね。
    大和言葉がボクはとても好きです。
    ぼんやりとして、輪郭がはっきりとしない。
    それがとてもいいのです。
    岡倉天心の言葉をみなさんに。
    よーく考えてみてください。
    それでは。
    ~~~~~~~~~~
    この人生という、愚かな苦労の波の騒がしい海の上の生活を、
    適当に律していく道を知らない人々は、
    外観は幸福に、安んじているようにと努めながらも、
    そのかいもなく絶えず悲惨な状態にいる。
    われわれは心の安定を保とうとしてはよろめき、
    水平線上に浮かぶ雲にことごとく暴風雨の前兆を見る。
    しかしながら、永遠に向かって押し寄せる波濤のうねりのなかに
    喜びと美しさが存している。
    何ゆえにその心をくまないのであるか、
    また列子のごとく風そのものに御しないのであるか。
    22 min
  • マメクル2020 #55/財産を作りましょう
    目先の損得に一喜一憂するのはいけない、道徳的には納得しつつも、
    実際のところは、目先のことに一喜一憂するのがヒトです。
    物質的な財産を持たぬ庶民ならなおのことそうかもしれません。
    だから財産を持つべきだ。金、土地、地位や名誉。
    小さい頃から勉強するのも、
    容姿が整っていることも、他に真似できない才能を持っていることも、
    競争社会ですから、他者を出し抜かねば、まとまった財産を持つことは許されない。
    みな財産のために頑張って今日も、みなさん生きておられるのでしょう。
    だけど、財産とは物質的なものだけでなく、
    精神的な財産もあるんですね。
    毎日ご飯を一緒に食べる家族、
    またそのような関係者との伝統的な行事、交遊、遊び。
    精神的財産を築くためには、目先の損得に対して敏感では築けません。
    他者を出し抜いてばかりではなおのこと無理です。
    金品があればこその、交遊関係もあります。
    でもそれではお金が失くなれば、その交遊関係は途絶えてしまうので、
    心許ないですね。
    金の切れ目が縁の切れ目なんですから。
    物質的な財産と、精神的な財産のバランスを取ることが大事ですね。
    両輪回ってこその人生です。
    そしてその財産を次の世代に引き継ぐことこそ、中年オヤジの役割なんだと思うこの頃です。
    26 min
  • いかひこ深夜便2020 #51/ いかひこ塾について
    今井川さんはいかひこ塾を地方でやりたいと思っているそうです。そしてそこでランドスケープを無視しない、その土地の伝統や文化を感じる。そんな新しい時代の日本の文化を再構築したいそうです。地方に活気を取り戻す為の取り組みは、既にいくつかあります。でも、それらが結局お金儲けが目的になってしまっていることが多いと思います。そうじゃなくて、人のわくわくするような感情を軸に何かする方が良いのではないでしょうか?まだいかひこ塾に参加していない人たちは、これに参加すると何が学べるかとか、自分がなんの役に立てるかとか、そんなことは考える必要はありません。楽しそう!面白そう!という気持ちを持ってきて下さい。きっとそういう人たちが、1番大きなパワーを発揮するんだと思います。
    28 min
  • マメクル2020 #54/同じにしたがるのは病気
    養老孟司さんが「人と動物の意識はどう違うか」について考察しておられます。
    「朝三暮四」という言葉がある。
    猿に「どんぐりを朝に3つ、暮れに4つやる」と言うと少ないと怒ったので、「朝に4つ、暮れに3つやる」と言ったら喜んだ、と。
    猿には、どちらも「同じ」だということが分からない。
    人間は意識があるので、ナシとリンゴは全然違うのに、同じ「果物」だとくくってしまう。
    なんでも「同じにする」ことこそが人間の持つ意識の働きなのだ、
    と養老さんは言っておられます。
    その意識のおかげで、人間は「言葉」も「お金」も使えるようになり、
    丸めて考えられないヒトは下等な生き物だとそう考えるんだというんですね。
    一方で、その「意識」は、「自然」「子供」のように、結果がわからないものを敬遠する傾向がある。
    そしてノイズの多いものに対しても、触れたくないとするのです。
    思い当たるヒトがいっぱいありますよ。
    さもありなんで、すぐに誰かを非難するヒトは、
    なんでも丸めて考えるからでしょう。
    こうするのが常識、こうするのが当たり前。
    事情やそのヒトの性格も考えもしないで、
    それを押し付けるのは、なんでも丸めて考える人間の意識の仕業なのでしょう。
    そして細かいことを気にしている子供は、下等な動物だと思っているのでしょう。
    でもですよ。
    そういう風に振る舞っていたら、遅かれ早かれ行き詰まりますよ。
    まぁ行き詰まってから、考えればべつにインですけどね。
    いつもいつも意識の中だけで生きているのは、現代病である、
    養老さんはそうおっしゃっていました。
    ボクもそう思います。
    28 min
  • いかひこ深夜便2020 #50/ ファッションについて
    ダンディズムの祖と呼ばれているジョージ・ブライアン・ブランメルの言葉に「通りで振り返られたら、君の装いは間違いである。」というものがあります。派手な色を上手に着こなしたり、オシャレだねと人に言われるようなファッションではなく、何も思われないということを徹底するファッションが酒井さんが目指すものらしいです。マメヒコにもすごく丁寧にこだわっているけど、誰にも気付かれないようなものがあります。気付かれないのに、やる必要はあるのでしょうか?もちろん、それがオシャレですから。
    31 min
  • マメクル2020 #53/とし子さんになれるだろうか?
    話の成り行きから、岡本太郎さんと岡本太郎さんを愛し続けた、太郎の妻・敏子さんの話になりました。太郎さんを肯定し続けた敏子さんの言葉です。「愛はケチしちゃ、だめなのよ」「自分だけの問題なの。あふれる愛を人から与えてもらおうと思っても、それは無理」「愛している。好き。何かしてあげたい。それだけでじゅうぶんじゃないの」「一人の女がこれだけ心の底から尊敬し、慕い、全存在を賭けているということは、男を力づけないはずはない」「ああ、それは素敵ね。やれば。私は見ている。あなたがやるのを、見たいわ」「『私のこと愛してる?』とか、『どのくらい好きって?」って。だいたい、そんなこと問いつめてどうするの」「素敵な男でなければ、女はつまらない。男をそういう、魅力的な存在にするのは、実は女の働き、役目なのよ」「女性が、男の人のはなしに心から耳を傾けること、『うわぁ、素敵、それで?』と 眼を輝かして夢を聞いてあげること。それだけでいい」「一人の女がこれだけ心の底から尊敬し、慕い、全存在を賭けているということは、男を力づけないはずはない。私は秘書として有能でもなく、芸術家でもなく、いい女でもなかったが、あらゆる瞬間に自分のありったけのものを注いだということは胸を張って言える。出し惜しみはしなかった」果たして、ボクはとし子さんになれるだろうか?
    27 min
  • いかひこ深夜便2020 #49/ コスパについて
    皆さんコスパが良いものは好きですか?
    それは、コスパが良いから好きなのでしょうか。
    もし価格が高かったら、好きじゃないと感じるのでしょうか。
    世界中で都市化やグローバル化が進むに連れ、
    人々の間で何かを共有するということの価値がどんどん薄れてきました。
    そういう価値観や感覚が養われなくなって、
    もはや価格でしか物事を判断できない人は増えてしまったのかもしれません。
    何処かの誰かが利益のために生み出した価値観より、
    自分自身がどう思ったかの感覚を大切にしたいと思います。
    34 min
  • マメクル2020 #52/千利休の教え
    稽古とは一より習い十を知り 十よりかえるもとのその一
    これは千利休の言葉だそうです。
    稽古とは一から二、三、四、五と順を追って十まで進み、
    そして再び一に戻って二、三、四、五とまた進むという意味ですね。
    茶道を習うと、一度十まで進んで、
    そしたらまた再び一に戻って習い始める。
    だけどおなじ一なんだけども、心持ちが違うよねと。
    ボクらもこの言葉どおり、カフェをやっているわけですが、
    結局、いつも同じ繰り返しなんだけど、
    やっぱり見えている景色は違うんですね。
    また一から始めなくちゃいけない。
    とくに今のような状況ですから、ああ、また創業なんだなとボクは思います。
    いやだな、めんどくさいなと思いますよ。
    けど、いままでの経験、財産を踏まえての創業ですから、
    同じ一では無いんですね。
    そういう心づもりで、今年は臨みたいです。
    22 min
  • いかひこ深夜便2021 #48/ いかひこ深夜便について
    ひょんなことから始まったいかひこ深夜便。
    なんと1周年を迎えました。
    最近酒井さんはある小さなお店をやっているそうです。
    小さなお店をやっていると、大小様々な障害が出てきます。
    でも、ここで正面から戦いを挑んでは、大きなところに負けてしまいます。
    "戦"いを"略"すと書いて、戦略と読むように、
    小さくやっていくことは、どうやって戦わないかということだと言います。
    お冷グラスにこだわったり、トイレを毎日清潔にしたり。
    大きなところにはできなくて、でも自分たちにはきちんとできることで勝負していると、
    その中に魅力を感じたお客さんが来てくれます。
    小さく長く続けるのに必要なのは、戦いの勝ち方ではなくて、センスある戦いの逃げ方なのかもしれません。
    34 min

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