カルチャーラボK - KBS WORLD Radio

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カルチャーラボK - KBS WORLD Radio episodes

  • 第68回 映画『ちゃわんやのはなし ~ 四百年の旅人 ~』 - 2026.07.23
    第68回は、ドキュメンタリー映画『ちゃわんやのはなし ― 四百年の旅人 ―』をご紹介します。薩摩焼十五代・沈壽官さんの歩みをたどりながら、豊臣秀吉の朝鮮出兵によって日本へ渡った朝鮮人陶工たちの400年以上にわたる歴史に迫ります。朝鮮から伝わった焼き物の技術は、日本で薩摩焼や有田焼などの発展につながり、時代を超えて受け継がれてきました。番組では、その歴史だけでなく、「代を継ぐ」という日本文化や、国境や民族を越えてアイデンティティーを築いてきた沈壽官家の物語についても語り合います。不幸な歴史から始まりながらも、今では韓日友好の象徴ともいえる存在となった沈壽官窯。映画を通して、文化が国境を越えて受け継がれていく意味を考えます。

    ※この番組は、Spotifyでもお聴きになれますので、ぜひ「カルチャーラボK」で検索してみてください。
    ※番組への感想&リクエストは [email protected] まで!
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  • 第67回 教師を救う「鉄槌」が求められる時代?ドラマ『鉄槌教師』 - 2026.07.16
    [ 6月にNetflixで配信されて話題を集めたドラマ『鉄槌教師』。出典:Netflix]

    今週の「カルチャーラボK」では、韓国の厳しい教育現場の問題を背景にしたドラマ『鉄槌教師』をご紹介します。NetflixでグローバルTOP10の非英語シリーズで4週連続1位を獲得し、世界的なヒットとなっています。ドラマでは、いじめやモンスターペアレントなどに揺れる学校に、教師の権利を守る架空の組織「教権保護局」が介入。ウェブトゥーン原作ならではの大胆で過激な展開で、現実ではなかなか解決できない問題に切り込んでいきます。なぜ今、こうしたドラマが求められているのか。番組では、モチーフとなった事件を振り返りながら、韓国の学校が直面するリアルについて語り合います。

    ※番組への感想&リクエストは [email protected] まで! 
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  • 第66回 競争社会に疲れた心に響くドラマ 『誰だって無価値な自分と闘っている』 - 2026.07.09
    今週の「カルチャーラボK」は、今年4月から5月にかけてJTBCで放送され、視聴率以上に大きな話題を集めたドラマ『誰だって無価値な自分と闘っている』をご紹介します。実力はあるのに認められない映画プロデューサーと、監督デビューの夢を諦めきれない自称映画監督。生きづらさを抱える不器用な二人が出会い、少しずつ心を通わせていくヒューマンドラマです。なぜこのドラマは、多くの視聴者の心に刺さったのか。番組では、競争社会の中で感じる劣等感や孤独、そして自分の価値をめぐる葛藤について語り合います。ぜひお聴き逃しなく!

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  • 第65回 進化していくKゾンビ、映画 『群体』 - 2026.07.02
    今週の「カルチャーラボK」は、夏にぴったりのゾンビ映画『群体(군체)』をご紹介します。

    『新感染 ファイナル・エクスプレス』でKゾンビブームを巻き起こしたヨン・サンホ監督の最新作です。韓国で今年に公開された映画の中で最速ペースで観客を集め、7月2日現在、観客数575万人を超えるヒットとなっています。

    これまでのゾンビは、怖いけれど単純な存在として描かれることが多くありました。しかし今回のゾンビは、群れで行動し、情報を共有しながら進化していく“集団知性を持つ”存在です。番組では、世界的に注目されてきたKゾンビの進化について語り合います。

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  • 第64回 韓国でベストセラーになった理由とは? 『ゲーテはすべてを言った』 - 2026.06.25
    今週の「カルチャーラボK」は、特別番外編として、鈴木結生さんの芥川賞受賞作『ゲーテはすべてを言った』をご紹介します。
    日本の小説でありながら、韓国では大手書店で5月時点で総合1位となり、12万部を売り上げるなど、日本以上ともいえる反響を呼んでいる作品です。物語は、ゲーテ研究の第一人者が、紅茶のティーバッグに書かれた“ゲーテの名言”の出所を追うところから始まります。名言、古典文学、哲学者の言葉がちりばめられたこの小説が、なぜ韓国の若い読者たちの心をつかんだのでしょうか。番組では、韓国で広がる「テキストヒップ」や、古典・名言への関心、さらにAI時代だからこそ“本物の言葉”を求める読者心理にも注目します。ぜひお聴き逃しなく!

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  • 第63回 韓国人はなぜ時代劇にはまるのか?『王になった男』 - 2026.06.18
    今週の「カルチャーラボK」は、イ・ビョンホン主演の大ヒット映画『王になった男』をご紹介します。
    本物の王・光海君(クァンヘグン)と、王にそっくりな道化師ハソンを、イ・ビョンホンが一人二役で演じた、2012年公開の時代劇です。韓国では、朝鮮王朝の27人の王すべてが映画やドラマに登場しているともいわれ、観客数1000万人を超えた韓国映画の約半数が歴史を扱った作品です。今回は、観客数1200万人以上を動員した本作を入り口に、韓国人がなぜこれほど時代劇に惹かれるのかを探っていきます。

    クーデターによって王位を追われた光海君は「暴君」とされ、長く否定的に語られてきました。しかし、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際には、父の宣祖(ソンジョ)が都を離れる中で戦乱の収拾にあたり、即位後も、伝統的な友好国・明と、台頭する後金、のちの清とのあいだで中立外交を模索したことから、再評価すべきとの声もあります。一方、光海君を追放して王になった仁祖は親明路線を前面に掲げた結果、清の侵攻を受けます。そして三田渡(サムジョンド)で仁祖が清の皇帝にひざまずいて降伏する屈辱を味わい、朝鮮は清に服属することになります。

    大国のあいだでどうバランスを取るのかという問いは、いまの韓国にも通じるテーマです。番組では、『王になった男』の見どころはもちろん、史実を再解釈し、過去を現代に重ねて考える韓国時代劇の魅力について語り合います。ぜひお聴き逃しなく!

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  • 第62回 悪女の影から出てきたシンデレラ『トンイ』 - 2026.06.11
    今週の「カルチャーラボK」は、リスナーからのリクエストに応えて、2010年に放送された大ヒット時代劇ドラマ『トンイ』をご紹介します。朝鮮時代、低い身分に生まれた女性トンイが、数々の苦難を乗り越え、やがて王の側室となり、未来の王の母となるまでを描いたシンデレラ・ストーリーです。ドラマ『チャングムの誓い』や『ホジュン』を手がけたイ・ビョンフン監督の作品で、全60話の平均視聴率は23%、最高視聴率は29%を記録しました。番組では、トンイのモデルとなった淑嬪崔氏(スクピンチェシ)、朝鮮王朝第19代王・粛宗(スクチョン)、そして“悪女”として知られる張禧嬪(チャン・ヒビン)との関係をたどりながら、宮廷ドラマの面白さと、歴史の中で見えにくかった女性の物語について語り合います。

    今週のハイライト・貧しい身分から王の側室へ――『トンイ』が描く朝鮮時代のシンデレラ・ストーリー・王とは知らずに出会うトンイと粛宗――ラブコメのように楽しめる宮廷ロマンス・仁顕王后(イニョンワンフ)、張禧嬪(チャン・ヒビン)、淑嬪崔氏(スクピンチェシ)――宮廷を舞台に交錯する女性たちの運命

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  • 第61回 1年だけのつもりが、32年になった話『日本で国文学を教えています』 - 2026.06.04
    今週の「カルチャーラボK」は、コ・ヨンランさんの本『日本で国文学を教えています』をご紹介します。韓国南西部・光州(クァンジュ)出身のコさんは、日本経済にまだ勢いがあった時代に韓国で日本語を学び、1994年に「1年だけ過ごしてみよう」という気持ちで日本へ渡りました。それから32年――気づけばすっかり日本に根を下ろし、現在は日本大学国文学科の教授として日本文学を教えています。30年以上にわたる研究者としての軌跡は、バブル崩壊後の「失われた30年」と時代を共にしています。番組では、韓国出身の研究者の目に映った日本社会の変化、そして韓日の学生の価値観の違いについて語り合います。

    今週のハイライト・「1年だけ」のつもりが日本在住32年に――人生を変えた、ひょんなきっかけ ・韓国人留学生が部屋を借りるのも難しかった、90年代の日本社会 ・「懐かしい韓国」から「憧れの韓国」へ――韓流ブーム前後で変わった学生たちのまなざし ・成績を重視する韓国の学生、働きやすさを求める日本の学生 ・「折れてもただやり続ける心」――異国での苦労を乗り越えてきた、研究者としての生き方

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  • 第60回 非常戒厳から1年半―『ソウルの夜』が映すあの夜のリアル - 2026.05.28
    今週の「カルチャーラボK」は、ドキュメンタリー映画『ソウルの夜』をご紹介します。2024年12月3日、非常戒厳令が発表されたあの夜、国会議事堂の内外で何が起きていたのか、MBCのプロデューサーたちが、実際に現場で撮影された映像をもとに構成した作品です。5月に全州国際映画祭で紹介され、注目を集めた本作。非常戒厳からまもなく1年半が経ち、韓国社会が少しずつ落ち着きを取り戻しつつある今だからこそ、あの夜を改めて見つめます。ニュース報道だけでは見えにくかった、緊迫した現場の空気、戒厳軍と国会関係者の攻防、そして人々の切迫した表情。『ソウルの夜』は、あの日のリアルな風景を私たちに突きつけます。

    今週のハイライト
    #全州国際映画祭で注目されたドキュメンタリー『ソウルの夜』#非常戒厳から1年半、今あの夜を振り返る #MBCのプロデューサーたちが編集した現場映像 #報道だけでは見えなかった、国会議事堂のリアルな緊迫感

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  • 第59回 カンヌ受賞俳優2人が共演した名作『シークレット・サンシャイン』 - 2026.05.21
    今週の「カルチャーラボK」は、カンヌ映画祭の開催期間に合わせて、改めて見つめたい韓国映画の名作をご紹介します。2007年に公開された、イ・チャンドン監督の『シークレット・サンシャイン』です。本作には、この映画でカンヌ映画祭主演女優賞を受賞したチョン・ドヨンと、のちに是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』で同映画祭の主演男優賞を受賞するソン・ガンホが出演。今考えると、夢の共演作です。

    今週のハイライト #チョン・ドヨンを「カンヌの女王」にした圧倒的な演技 #当時、韓国で問題作となった理由とは? #「罪を赦すのは、神か、人間か」という重い問い #カンヌ映画祭の開催に合わせて、韓国映画の受賞作を振り返る

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世界が注目する韓国の映画・ドラマ・文学──ただ楽しむだけでは、もったいない。その背景にある韓国社会を知れば、もっと面白くなる。『カルチャーラボK』では、韓国在住の文化評論家・成川彩が、作品を手がかりに韓国社会のさまざまな側面を独自の視点で深掘り。俳優の武田裕光も“研究員”として加わり、現地のリアルな声をお届けします。番組の感想は、[email protected]まで。※制作:KBSワールドラジ…