本日はたんぽぽの日礼拝にお越しくださり、ありがとうございます。教会の礼拝というのは、何か目に見える像を拝むと言うことではなく、目に見えない神さまと対面し、この方に祈りと賛美をささげ、この方の声を聴く、そのような時です。どのようにして神の声を聴くのかと言うと、聖書を通してです。聖書を通して、私たちはたくさんのことを知ることができ、多くのことを教えられます。それは知的な営みですが、それと同時に聖書が説き明かされるとき、今、この時、ここにいる私たち一人一人の心に語り掛けてくださる神さまとの出会いを体験することができるのです。
さて、神さまと一口に言っても、そこで思い浮かぶ存在は様々です。松任谷由実、ユーミンという歌手が歌う歌に「小さいころは、神さまがいて、不思議に夢をかなえてくれた」というのがあります。この歌の断片から読み取れるのは、日本人にとって神さまというのは、何かの夢や願いを叶えてくれる存在ということでしょう。日本の古くからある信仰では、神さまは何か恐ろしい力として理解されることがあります。神をまつるのは、その恐ろしい力が災いを引き起こすのがこわいので、神さまに静かにしていてもらうために何らかの儀式をするというそういう在り方です。
(続きは音声でお聞きください)
<第一部>
190922_1_人生を支える声_マルコの福音書_4章35-41節_原牧師_宣教.mp3
<第二部>
190922_2_人生を支える声_マルコの福音書_4章35-41節_原牧師_宣教.mp3
礼拝宣教ガイド(レジメ)はこちらからどうぞ。
主日礼拝宣教ガイド20190922_人生を支える声_マルコの福音書4章35節~41節.pdf