教育学の言葉で「刷り込み(インプリンティング)」というものがあります。鳥の研究が有名ですが、生まれて間もないヒナが、初めて見たもので、動き、声を出すものを親だと思い、ついていくようになる。これが刷り込みです。人間が同じような刷り込みを受けるのかどうかは、学者の間で論争が続いているようです。けれども「思い込み」であれば、私たちはみな持っています。世界とはこういうところだ、わたしはこういう人間だ、神とはこういう方だ。育ってきた環境、文化によって思い込みの内容には差があるでしょう。でも、多かれ少なかれ思い込みをもって人は生きています。思い込みの難しいところは、そのことに無自覚である場合が多い、ということです。けれども発見できないわけではありません。別の考えをする人との出会いによって、思い込みは発見されます。
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170813_力の限り見張るほどのもの_箴言4章20-27節_原牧師_宣教.mp3
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